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【ランニング日記】私の人生は、私が走る人生だ。【4/19(月)〜4/23(金)】
4/19(月)
なんか私毎週月曜日、「昨日は銭湯へ行って寝たので爆睡した」と「昨日はヤクルトが負けた。」しか言っていない気がしてきた。今週も例にもれず、日曜日は銭湯へ行ったしヤクルトは負けた。
月曜日というのは、朝起きられないしテンションは上がらないし…みたいなイメージがあるじゃないですか、日曜日はたいていヤクルトが負けるし…。
ところがなぜか、ランニングだけは、調子の良いことが多い。いや、もちろん(もちろん)、走る前からテンション高く「さあ!!!走るぞ!!!」とか思っているわけではまったくない。月曜日だってもちろん(もちろん)、いつもと同じく走りたくなんかない。
でも、週末に身体を休めたからかなんなのか、やたらタイムだけは良いことが多い。今日も例にもれず、タイムは妙に良い。先週金曜日の鬼のように遅いタイムより、なんとキロあたり20秒くらい速い。どんだけだ。
4月に入ってからは一番良いタイムで10キロを走り切る。
「あくまでもダイエットのためではないぞ」と思いながら続けていたランニングだけれど、筋トレをはじめてから、まあそうは言っても脂肪は燃焼しておくれ、と、思うようになった。それをプレッシャーに感じるのが嫌だったのだけれど(我ながら面倒な性格だ)、筋トレと、あと食事に最低限の気を使うようになってから、ランニングで身体を鍛える、というか整える、ということもモチベーションに感じられるようになった。ほんの少しだけ。3年近く走っていても、そういう心境の変化みたいなものがあるからおもしろいな、と思う。
走りながら、そしてそれを続けながら、いろんなことを学んでいくようです。
4/20(火)
昨日、筋トレの時に鏡で全身を見ていたら、なんとびっくり、足がめっちゃ太かった。
いや、自分の体型なんて今まで正直そんなに気にしたことがなくて、夏はノースリーブ着るから二の腕は細くしたいなとかそういうのはあったけれど、全身で見た時にどういうバランスをしているのかとか考えたことがなかったんですね、興味がなかったとも言えるし、向き合うのがそこそこ怖かったとも言える。
でも筋トレもしてることだしどんなもんだろうと見てみたんですけど、膝から下はなんか陸上選手かよみたいな足なのに、膝より上、太ももがたっぷんたっぷんであった。なんなのどういうことなのこれ。私は膝から下で走っているんだろうか。あほなんだろうか。あほなんだろうかと思ったので、今日から内ももの筋トレをちょっと増やすことにした。まったくほんと、人生は簡単にはいかない。
さらに言うと、起きてすぐ体重をはかるとめっちゃ増えてた。昨日むね肉の唐揚げを食べ過ぎたかもしれない。むね肉だからいっかーと、また喜びいさんで脂質を摂取しまくったかもしれない。まったくほんと、人生は簡単にはいかない。
まあでも何があろうと、どうであろうと、朝は粛々と走るしかない。
外に出てから、手袋を忘れてきたことに気づいた。でももう取りに戻る時間はない。そのまま走ることにする。まだまだ冷えるだろうと思ったけれど、7キロ走るくらいであれば、つけなくてももう冷たくはならない気温みたいだ。
5キロの日だけれども時間があったので7キロ走る。最近5キロの日も距離を伸ばすことが多いけれど、これを「7キロをデフォルト」にすることはなんとしてでも避けなければならない。「5キロでいいところを7キロ走っている」からいいのであって、「7キロ走らなきゃいけないところを5キロしか走れなかった」となっていくと私のメンタルが持たない。もう本当にこの、10キロ→5キロ→10キロ…で週に40キロというのは、まじでぎりぎりの絶妙なバランスの上に成り立っている私のルールなのである。
そういったわけで今日も、5キロのところ2キロ増やして7キロ走りましたえらかったです。脂肪、燃焼されてください。
4/21(水)
冬の間はあんなに暗かったのに、もう「日の出が早くなった」レベルではなく、5時にはすっかりめちゃくちゃ明るい。東向きの部屋なので、なんなら朝5時が一番明るいのではないかと思うレベルで明るい。まだ寝ていたいとかそんな気持ちをなぎ倒すかのように、明るい。
昨日はヤクルトが素晴らしい勝ち方をして(ああ素晴らしかった)、その余韻にひたっていた。で、もう少しゆっくり寝ようと思っていたのに、容赦なく朝日は降り注ぐ。
しぶしぶ起きて、準備する。こどもたちも容赦ない朝日にさらされて、起きてくる。
でもダラダラと準備をしていたら、出る時間が遅くなってしまった。走りながら時計とにらめっこをし、ギリギリ間に合う9.5キロを走る。昨日のうちに7キロ走っておいてよかった。
それにしても、もうすっかり、暑い。夏が来る前に、もう少しタイムを早めておきたいのだけれど。
先日直面した、太ももショックが長引いているので、足に語りかけながら走る。がんばれ、負けるな筋肉。脂肪だけを燃焼するのだ。まあ、ランニングだと筋肉はつかないんですけどね。それがつくづくわかったから筋トレしてるんですけどね。ほんと、大変ですよね。大人っって。
でも、身体を鍛える、というか整える、というのはやっぱり、いいものだ。なんというか、「やりたくないことから逃げる」状態を作り出さない。それは、精神的にやっぱりとても良くて、「まあなんだかんだ言ってやることはやっている」と思えるのは、自分をこう、しゃんとそこに立たせるために大事なのだな、と思う。「自信」とまではいかないけれど、「まあ、悪くないよ」と、思える。そういうのって大事。
さて、ランニングやら筋トレやらだけじゃなくて、この山のようにある日々の仕事と雑事からもそのような前向きさを生み出したいですね、ほんと、いつになったら落ち着くんだろう私は・・・
4/22(木)
まあよく晴れている。今日もやることはてんこもりだけれどもとにかく、走る。
昨日は久々の保護者会で疲れているので(別になにもしてないのに)今日は5キロにしておこう、と思う。毎回7キロ走るのも大変だ。
でも今日はなぜか走り始めると軽快で、こりゃいけるなと結局7キロ走った。
ランニングって、結局のところ走り始めるまでが一番気が重い。走ってしまえば、とにかく往路で走った分は、復路でも走らなきゃいけない。なんだって、始めてしまえばやるしかないんですよね。
ところで昨日、保護者会がんばったし、と謎の言い訳のもと、夜ごはんをたらふく食べたら、体重が0.5キロ増えていた。ほんとうにもう、なんて正直な身体なんだろう。見た目も明らかに違っている。おなかがたるんたるんとしている。
しかしですよ、こういうのにいちいち落ち込んでいたらもう気持ちはもたない。こういうのはもういったんスルーして(軽くは反省して)、今日からまたふつうの(食べすぎない)毎日を送るしかない。たまには食べ過ぎる日だってある、そりゃそうだ。だからまあ今日からまた気をつかっていこうと思います。なかなか大変だけれども。
4/23(金)
ここのところ、びみょーーーーに、寝坊というか、朝起きてからウェアに着替えて準備するのに時間がかかり、びみょーーーーーーーに、10キロ走ると間に合わない、という時間になってしまう。こういうのってどうも、「くせ」みたいになって、身体にしみついてしまうみたいだ。
今日もまた、10キロだと間に合わないけど9.5キロならなんとか…というくらいの時間に外に出る。仕方ない、今日も9.5キロだ。
昨日よりは少し肌寒く感じる。長袖のジャケットはすぐに脱いだけれど、薄手の手袋はずっとつけたままで走る。
今日からキャップもかぶっている。なんだか窮屈で冬の間はかぶらないのだけれど、さすがにこの紫外線を直に受けるのはよくない。それくらいは気をつかわねばならない。いくら私とはいえ。
毎日走りたくないわけだけれど、この、外に出た瞬間の寒さに心折れることもなく、あまりの暗さに心細くなることもなく、走りながら襲うあまりの暑さにしにそうになることもなく、ただ良い気候の中走ることのできるこの季節というのはもうほんとうに、ほんとうに、泣きたいほどにありがたいものなのだ。それを忘れちゃいけない。だって私はあの冬の寒くて暗いランニングも、夏の暑くて倒れそうでまったくスピードの出ないランニングも知っているのだから。
この季節を楽しまなくてどうする。と、思わなくもない。
毎日ほんとうに慌ただしくて、毎日毎日原稿の締め切りがある気がして、やっていないことが山のようにある気がして、どうにもこうにも落ち着かない日々だけれど、でも「どんな時も走る」ということは、なんとか私を支えているのだ、と思う。それは去年からの一年間で、身にしみてわかった一つの真実かもしれない。
私の人生は、私が走る人生だ。私にしか動かせないもの。この足で、どこまで走れるのか、それは私が決めていくしかない。
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