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【ランニング日記】いつも「昨日のぐっちのプレー」を反芻ながら走っていたことを思い出す 【10/3(月)〜10/7(金)】

10/3(月)

子どもたちは運動会の代休でおやすみ。そうすると私も休み気分になるのですがふつうに仕事は山のようにある。というわけで、「休みじゃないのだぞ…」と、体に言い聞かせるためになんとか走ることにする。

昨日は愛するパークハイアットのニューヨークグリルでたらふく前菜ビュッフェとデザートビュッフェをいただいた。ついでにバースデーケーキをお持ち帰りしたのでそれも夜にいただいた。まったく計算していないけれども軽く2000カロリーは超えていたはずである。でも、毎日ジムへ行くようになると、一日くらいこれだけ食べても、まあ明日からまた普通の生活に戻せば大丈夫、と思えるのがすごいところである。旅行とかで2,3日暴飲暴食が続く、みたいになるとちょっと不安だけれど、一日くらいならほんとうに気にならなくなった。心にとても良い。

まあたくさん糖質と脂質をとったので、体にはあほほどエネルギーがたまっている。というわけでそれを消費すべくせっせと走る。

まあなんせおやすみモードなので、走り始めるのは1時間遅かった。でもこの季節は7時台でもまあまあ涼しいので大変助かる。

途中1.5キロ分くらい、ややかゆみが来そう…になったのをだましだまし走る。でも今日走っておいてよかった、これ今日走らないとまた明日悩まされるところだった・・・。しかしほんとうにやっかいだ、この体。

半分休み(気持ち的に)というわけで、今日は6キロ強。でもジムは行って筋トレはしっかりしようと思います。パワー。

10/4(火)

雨の日も雪の日も風の日もヤクルトが優勝した次の日も走るということは、ぐっちが引退した次の日も走るということだ。

起きてもやぱりぐっちは引退していて、昨日散々泣いた目は腫れまくっていて、でもぐっちが痛みを抱えながらそこに立ち続けたのだからと自分を古い立たせて、外に出る。

…その前に、今日は子供たちのお弁当の日だったので、慌ててて作る。昨日、引退試合から帰ってきて「あれ、明日お弁当やん!!」と、思いだし、ごはんだけ炊いておいた。ほとんどなにも材料がなくて、とりあえずありもので作ったけれども、卵があればお弁当というのはなんとかなるものである。

お弁当を作っていたら時間がなくなったので今日は気持ち早めに4キロを走る。ノースリーブで出ると少しだけ肌寒く感じたけれども、これくらいならまだまだ大丈夫である。

走りながら、少しずつ気持ちを落ち着けていく。筋トレを始めてから体の変化は明らかにランニングよりも早くて、これなら筋トレする人がみんな「有酸素運動はしません」って言う理由がわかるわ…と、つくづく思うわけだけれど、でも、走ることでしか得られないものというのも、やっぱりある。

それは体の変化とかボディメイクとかそういうものではないのだけれど(いやもちろん、脂肪は燃焼してくれているけれど)、やっぱり走り終わったあとの心地よい(いやしんどいけど…)疲労感とか、やりきったという感じとか、今日も一つしんどいことを乗り越えた、と思えることとか、そして走りながら何かが整理されていく感じとか、それはランニングだけのものだ、と思う。なんとなく、私の中でそれもうリズムになっている、という部分も大きいけれど。

何度も何度も、走りながら「昨日のぐっちのプレー」を思い返していたことを、思い出す。もう、神宮で、ぐっちのあの守備を、あのヒットを見ることはない。それが今でもまだ少し信じられないけれど、でも、何度も何度もこうして、走りながら反芻してこられてよかったな、と、思う。それはたぶん、私の体の中にしっかりと、刻み込まれた風景になったのだと思う。

走りながら、何度でも、大切なことを反芻していよう、と思う。悲しいことを、乗り越えていこう、と思う。走りながら、少しだけ、強くなりながら。

10/5(水)

早めに起きたはずが、洗濯物を片付けたりなんだりかんだりしていたら、すっかり外に出るのが遅くなった。今日は午後から取材があるので、早めにジムへ行って一旦帰って家事をしてから出たいと思っていたのだけれど、結局同じ時間まで走ることになる。でもとにかく朝のうちにこういったことを済ませておくことがだいじ。

自宅で仕事をしていると、家事とジムとランニングと仕事のバランスをとるのが大変難しいのだけれども、こういうのも少しずつうまくなっていきたいな、と思っております。

10/6(木)

さ、さむい・・・・・・・。マンションというのはあまり外気の影響を受けないので、外の気温がイマイチ使いにくい。外に出た瞬間に「さぶっ!」とか「あつっ!」となることがよくある。

今日はまさにそのパターンで、家の中はそこまで寒くなかったので半袖にスパッツで外に出たらはちゃめちゃに寒くてびっくりした。

だいたい、走っているうちに暑くなるのだけれど、今日は最後まで手先は寒いままだった。明日からは手袋した方が良いかもしれない。末端冷え症なので、走っていても体はノースリーブでも平気だけれども手袋だけはつけたい、みたいなことがよくある。10月に手袋とか信じられないけれども仕方ない、手が冷えては走れない。

気圧も低くてまったくスピードが出ない。そしてとにかく手が冷たい。

10/7(金)

昨日の反省をいかし、今日はつば九郎の手袋をしっかり装着して外に出る。あと、アームカバー。相変わらず、寒い。秋どこいった。これは秋ちゃう、冬や。

「もうさっむいから5キロくらいにしとくわ…」とむすめに言い残して走り始める。とはいえ、今日は少し早めに外に出られたので、いけそうなら7キロ…がんばるか…と、言い聞かせる。

昨日に引き続き、雨雲が近づいていて、気圧が低い。なかなか体が起きてこない感じがする。まあでもこういう時こそ、走りながらこう、体を起こしていくのである。(結局あとからまた眠くなるんですけども。)

日曜日にパークハイアットで思う存分バースデーランチを食べたわけですが、まあ2,3日で元に戻るだろうと思ったら、しっかり5日ばかり戻らなかった。調子に乗りすぎたらしい。でもまあ、今朝ようやく、ちょっと落ちていた。

だがしかし、昨日はジムのパーソナルで体組成計で計測したところ、なんと体脂肪が下がって筋肉量が1キロ増えていた。マッチョが「女性で1キロはすごいです!!」と、めちゃほめてくれた。うれしいものだ。なのでまあ、体重ももう少し落としたいけれどもこの調子で筋肉量もしっかり増やしていきたいと思います。

外を走っていると、手袋をしながら走っている人はまあ一人もいない。でも、暑くなってきて外すとやっぱり手が冷たい。つけたり外したりしながら走る。

こういう体温調整というのがほんとうに、ほんとうに外を走るときは大事になってくるんですけれども、これってまじで個人差が大きい。いや、世の中の全ての物事は「個人差が大きい」と言えると思うのだけれど、走っているとほんとうに「個人差」をひしひしと感じ、周りにあわしていても仕方ないのだと肌でひしひしと感じる。夏の終わりから長袖で走る人もいれば、私みたいに11月くらいまで半袖+アームカバーで走る人もいる。そのかわり手袋だけはやけに早い、みたいなことも、ある。

大事なのはやっぱり、自分にとっての最適を見つけることなのだ。それはもちろん、走るということに限ったことではない。

はあ寒くなるのはいやだいやだと思いながら、今日はなんだかんだでなんとか8キロを走った。迫り来る一番苦手な冬、あまり無理しすぎず、細々と、でもなんとか毎日走っていこうと思います。燃えよ、体脂肪。


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虫明 麻衣(Mai Mushiake)
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