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【4/4中日戦○】春のあたたかさと少しの心細さと

思うにこの観戦エッセイを構成する要素というのは主に、愚痴、ため息、なぐさめ、からのよくわからん開き直り、であったように思う。

ところがここのところ、愚痴ることが特に、ない。どれだけ勝ったとしても「いや長いわ!(試合時間!)」くらいは言う要素があったのに、もはや、試合時間すら、短い。なんということだ。もう書くことがない。

考えてみれば、書き始めたときはだんとつの最下位で、もちろん勝つことより負けることの方がずっと多く、連敗なんてしょっちゅうで、あらゆるパターンの負けを目にし、感情の持って行きどころがわからず、とりあえずnoteに書くことで気持ちを落ち着けていた。

しかし時は流れ、むすめは保育園を卒園しいつのまにか四年生になり(四年生!!)息子はなんと中学生になる(中学生!!)。そしてヤクルトは日本一と2年連続のセリーグ優勝を成し遂げた。(日本一と二連覇!!)

そして今年、開幕四連勝である。私は今間違って、開幕四連敗と打ち込んでしまった。指が勝手に動いたのである。まだ、そういうことをしている。今もまだ、なにか、この状況に慣れないというか、よくわからない小さな不安をいつも、抱えている気がする。

「なんかいつもなら、ナゴドでうちがやられていたみたいな、試合だったね…いつもと逆だったね…」と、息子と話す。息子は、「そうだねー!」と、言いながら、すぐに「野球のことを話そう」とかいう、学校の友達と作ったLINEグループでの会話に戻っていく。もう、そのうちすぐ友達と見に行くとか言って、私とは野球なんていかなくなるのかもしれない。

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