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【ランニング日記】できない理由と、できる理由 【※2022年※11/28(月)〜12/2(金)】
11/28(月)
わけのわからぬスピードで11月が過ぎてゆく。わけがわからない。わからないなりに、ヤクルトのファン感とかにはちゃっかり行っている。でもいつもはもっと、松山キャンプのこととかしっかり追っていた気がするのだけれど、今年はまったくもってそんな余裕がない。まあ、わちゃわちゃと慌ただしく過ごしていたら開幕していた!みたいなのが一番理想的っちゃ理想的だから(理想ってなんだ)今はとにかくわちゃわちゃがんばっていようと思う。
まあそれはそうとして、ファン感でもたのしくたくさん食べたので今日も今日とて走る。目覚ましをセットする時間をなぜか間違えており、起きたら6時を元気に過ぎていた。なんてこった。急いで準備をして、外に出る。今日は少し肌寒いけれど、なんといっても白湯効果でまだぽかぽかなのである。
いつもより少し速いペースで走り始め、なんとか7.8キロくらいを走る。もっと速くできれば8キロいけたかもしれないけれど、まあ少しずつ、ペースを早めていきたいところです。
「がんばらない勇気」みたいなことについて、ここのところずっと考えている。仕事でもプライベートでも考えている。「がんばらない」にも、ちょっとした工夫や知恵が必要で、そのためにはどこかで「がんばる」ことがやっぱり必要だったりする。その上で、えいやと決めて「がんばらない」に一歩踏み込んでみると、なんだか新しい景色が見えたりする…こともある。そういう繰り返しで、日々の「しんどさ」みたいなものを軽くする仕事をしていきたいなと常々思う。しかしこれは、かなり大きくて難しことでは、ある。
でもまあまずは自分から、というわけで、昨日は息子の塾のお弁当を夫に任せた。任せてみたらなんとまああっさり作れていた。別に、やればできるんだよね、「お弁当なんてめちゃハードル高い!」と、私も夫も思い込んでいたけれど、私はもうとにかく何も言わずに任せる勇気さえ持てばよかったのである。(一人で受験のあれこれを抱えるのがほんとうに限界にきていたということもある。)
まあとにかく、うまく手放せるものは手放しながら、私も試行錯誤でがんばってみようと思います。
11/29(火)
夜はパソコンを閉じる!!!を、この一週間の目標にすべく、昨日は夜ごはん以降はソファに座って…パソコンでいろいろ調べ物をしていた。開いたんかい。いやでも、仕事ではなく、家のことをいろいろ済ませるにとどめた。まあ、これも仕事のようなものなのでしっかり休めたわけではないけれど、ちょっとメリハリをつけたいなと思う今日この頃なわけです。
ソファでついうとうとしていてはっと目が覚めて、少し早めにベッドに入る。それでもまたちょっと寝坊し、慌てて準備をする。ちょっとがんばれば、8キロは走れるかな、という時間に走り始める。
なんというか、毎日ああ走りたくない走りたくないと思いながら走っているわけだけれど、あまりにも走りたくない走りたくないと思っているといい加減なんかほんとうに走りたくなくなりそうで(いや走りたくないんだけれども)体も心も悪影響ありそうなんで、たまには走ることの良き面を必死で考えながら走る。気温的にはちょうど良い季節なので、ほどよく温まった体に当たる風が気持ちいいとか、このコースは信号もなくてずっと水辺を走ることができて最高じゃないかとか、そもそもこれだけ毎日毎日走り続けてるのって立派じゃないかとか、ああ今日は脚のトレーニングの日だ気が重いなとか、そんなことをできるだけ考える。いや、最後のは良き面じゃないけど。
まあそんなことを考えながら走ると、少ししんどい気持ちが紛れる…気がしなくもない。今日もタイムは相変わらず遅いけれど、まあ夏本番よりは少しずつましになっているわけだし、なんとかがんばっていこうと思います。
11/30(水)
昨日はようやく銭湯へ行く時間がとれて、サウナでしっかりととのった。…のだけれど、夜になってがっつり気圧にやられ、あだまいだいいいいいと言いながらそのまま、寝た。
起きたら少しだけ痛みの残像みたいなものがあったけれど、夜よりはだいぶすっきりと軽くなっていた。睡眠は偉大である。なんでもだいたい寝るに限る。
今日も白湯を飲んで、外に出る。そして気づいたのだけれど、この季節、これで外に出て走り始めると…かなり暑い。そういえば11月の間は半袖になることも結構多いのだ。まあそのうち信じられないくらい寒くなるわけだけれど、この「走れば暑い」間はがんばって走っていようと思う。
今日は昨日より少し早く外に出られたので、8.2キロ。今週は久々に40キロ走れるかな。がんばってみよう。
ところで昨日行った銭湯に貼られていた壁新聞みたいなもので(店長お手製のものが貼られているのだ)、店長が30歳の頃、銭湯を経営して忙しくしながらも月に400キロを走っていたという話が書かれていた。400キロである。フルマラソン10回分である。尋常ではない。私なんてここのところ、月160キロさえ守れていない。
400キロはさすがに無理だわーーと、思いながら、でも「無理」って決めるのって自分なんだよなあ、と、思う。できない理由って、できる理由よりもずっとたくさん、いくらでも思いつく。できない理由、やらない理由を考える方がそりゃあ簡単なのだ。
でも、世にはそれをできる理由に変える人がいる。人と同じことをしているだけじゃ、当たり前だけれども新しいものは生まれない。生きている限り、できるだけ挑戦していられる人でありたいなと、なんとなく思う。そんな大っぴらなものじゃなくていいから、静かに、黙々と。
…いや、400キロはさすがに無理でもね(無理な理由)、とりあえず80歳すぎても走り続けられる健康な体でいることが、私の目標です。
12/1(木)
昨日は朝から息子がステーキを焼いたわけですが、今日はそれを見ていたむすめがステーキを焼いていた。ソースは昨日作った息子に聞いて、私がてきとうにアレンジした。「てきとうにアレンジ」というのは、「お醤油を2秒くらい、みりんちょろっ、お砂糖ちょっとだけ」みたいな感じで伝えたものである。これ、うちのおかんもやってたな…と、今さら思い出した。
そんなわけで12月1日はなにを隠そう、我らが木内くんの誕生日である。おめでとう木内くん。まじでおめでとう。
(木内くんというのは前職の同期ですが毎年この日は同期たちでお祝いしていたのでほんとうによく覚えている。ついでに今でもLINEグループでみんなでおめでとうと言い合っている。愛すべき木内くんなのである。)
12/2(金)
都内のホテルで一泊。なかなか遠出できないので(家庭の事情につき)(というか受験)、このコロナ禍で見出した「都内のホテルに一泊」という技がここでまた役立っている。めっちゃおすすめです。ねこにすぐ会いに帰ることができるのも良い。
朝食つきのプランだったため、その時間に間に合うよう、5時前にホテルを出て1キロ弱を走ってジムへ行き、1時間トレーニングをして、また1キロ弱を走って帰る、というのにチャレンジしてみることにした。
朝5時の東京、まっっっっくらである。トレーニングウェアの上から、いつものペラッペラのノースフェイスのラン用ジャケットを羽織る。ジム用の靴とiPhoneだけをトートに入れ、肩から下げて走ってみた。
都会の夜と朝は、ちょっと似ている。と、思う。写真に撮るとどちらかわからないことがあったりする。
早朝のジムはいつもと空気がちょっと違って、いる人たちもまた違って、おもしろかった。いつもの場所で、ちがう時間。少しずれるだけで、世界は変わるのだ。
平日都内ホテルで一泊、めちゃくちゃおすすめです。
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