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釣りが流行っているのか考えたり、「区切りの数字」を考えたり【ランニング日記10/19(月)〜10/23(金)】

10/19(月)

昨日は友達のおうちでお昼からワインを一本開け、良い気分であっという間に寝てしまった。

5時少し前に目が覚める。外はまだ真っ暗。ねこが起こしにくる。シャーシャーシャー(うちのねこはニャーと鳴けない)。

最近、「あぁ、走らなきゃ…」とやたら焦る、という夢をよく見る。もはやうなされていると言っても過言ではない。よく考えたらフリーランスになってから朝の出社時間とかはなくなり、寝坊という概念もほぼなくなったと言えなくはないのに、結局「走る時間」というタイムリミットを設けてしまったおかげで、なんなら会社員の時よりも早起きになり、「早く起きなきゃ」感が増している。なにをやっているのだわたしは。

でもまぁ、わたしは自分のことを心底信用していないので、これくらいの「やらなきゃ」を持っていないと、他の底まで緊張感というものがなくなるだろう、ということも簡単に想像がつく。一つくらい、「やらなきゃ」とか、「起きる理由」とかを持っていないと、一生起きないかもしれない。(いやほんと、自分を信用していない。)

まぁそれにしても夢でまで「走らなきゃ」とうなされるというのはちょっとやりすぎではという気がしますねいやほんと。

さて5:30頃外に出ると、めちゃくちゃ寒い。アームカバーをしてでたけれどもそれじゃ防寒として全く足りない。さぶい。

しかもApple Watchのナイキアプリがなかなか起動しない。いったいなんなんだ。ぶるぶる震えながらなんとか起動させ、走り始める。あれだけ寒くて震えていたのに、1キロ走ると暑くなってきて、アームカバーも外して半袖になった。

タイムは、まあまあ。というか、ちょっと遅い。寒くて序盤スピードを出しすぎたかもしれない。もう少し安定させていきたいものです。

10/20(火)

ああそうだ、ぐっちが1500本安打を達成したんだ、と、思いながら起きる。昨日は寝る前にじわじわ嬉しくなってきて、少し寝るのが遅くなってしまった。こういう実感みたいなものも、私はいつも少し遅れてわいてくる。なんでも本当に、時間がかかるのだ。

昨日、ヤクルトは負けなかった。…まあ、勝てなかったのだけど、負けなかった。つまり引き分けです。でも負けなかっただけえらい。

洗濯したアームカバーがまだ乾いていなかったので、今季初の薄手のジャケットを着る。朝6時少し前に外に出ると、それでも少し寒かった。そろそろ長袖の季節だなあ、と、思う。

が、走っているとやっぱり暑くなり、2キロくらいでジャケットを脱ぐ。かなり薄手のシャカシャカジャケットなので、ポケットにつっこんで走る。ポケットはぐわっと膨らんでいる。おしゃれである。

1500本の積み重ねについて思う。続けることについて考える。私はいつも「続ける」ことについて考えている気がするけれど、でもよく考えたら続けた「数字」にはそんなにこだわってないな、と、気づく。

ナイキアプリも定期的に、累計何キロ走りました、5000キロ達成です、とかスタンプを送ってくれるけれど、いつもスルーしてしまう。一ヶ月に160キロ走ろう、とか、週に40キロ走ろうとか、そういう期間毎にこれだけ走るという目安の数字は気にするけど、今までにこれだけ走った、という積み重ねの数字とか、1000キロ2000キロという区切りの数字はほとんど気にならない。と、いうことに気づいた。なんでなんだろう。

自分を「たいしたことない」と、思っているからかもしれないし(その通りだ)、そもそもその積み重ねの数字のために走るわけではないし(そりゃそうだ)、区切りで燕餃子がもらえるわけでもない(神宮球場のヒーロー賞です)。

もちろん目標やモチベーションとなる数字は人それぞれなので、積み重ねの数字をモチベーションにすることがあってももちろん良い。というか走ることなんてそもそもしんどいことなので、モチベーションとなる数字は多ければ多い方がいい。だから私がそれを気にしないのは、たぶん、気にすることで逆に走ることが億劫になる可能性がある、と考えているからかもしれない。

「積み重ねや区切りの数字なんて気にしないわ」というクールな話ではなく、それが逆にプレッシャーになるから無視している、という方が近いかもしれない。(へなちょこなのだ、基本的に。)

あとはやっぱり積み重ねや区切りは、いつまでも通過点なのだ、と考えている気がする。1000キロ走っても2000キロ走っても5000キロ走っても、そこで何かが終わるわけじゃない。

だから今日もコツコツと、黙々と、走り続けよう、と思う。1本1本、ヒットを地道に打ち続けたぐっちのように。そしてまた、1501本目のヒットを、1502本目のヒットを打ち続けていくだろう、ぐっちのように。

10/21(水)

まだ水曜日という事実に驚きを隠せない。毎週驚いている気がするけど。

なんとなく寒そうだったので昨日同様、薄手のジャケットを着て走る。まあ今日も2キロ走れば暑くなって半袖になったけど。

今日も釣りの人が多い。前に、「釣りをしている人の中に女性がめちゃくちゃ少ない」と書いたのだけれど、今日ふと思ったのですが、女性がすごく増えてきた。カップルもそうだけど、女性一人、というのも見かける。で、こういうのは流行の兆しでは、と、思うのだけれどどうだろう。釣り、流行っているのか・・・?

今朝はのろのろ起きて5:45頃外にでた。そして、のろのろ走った。どうも、まだまだスピードが出ない。まあ気長に、元のタイムに戻していくしかないのかもしれない。

10キロを1時間かけて走ると、結構いろんなことを考える。で、帰ったらそれをすぐ全部忘れてしまうので、今日は帰ってすぐiPhoneにメモしよう…と、思ったのに、メモを開いた瞬間全てふっとんだ。すごい。我ながらすごい。

かくして、ランニング中に考えたことは全て、風とともに去ってゆくのである。まじで何にもおぼえていない。あ、壊れたピアスを修理に出さなきゃな、と考えていたことだけは今思い出した。そんなレベルである。

10/22(木)

今、ものすごいナチュラルに(金)と書いていた。いやまだ木曜日やん、あと一日あるやん。

昨日サウナに行ったからか、またふかあああく眠り込んでしまったらしく、起きたら6時だった。大寝坊である。6時とかもう、走ってる場合じゃなく普通に起きる時間である。

でも今日は5キロの日なので、子どもたちを起こしつつ走ってくるねーと外に出る。

今日は半袖にアームカバー。出た瞬間はさむっ、と感じたけれど、走っているうちにやっぱりあったまり、1キロ地点でアームカバーを外す。よく考えたら11月とかに出たレースでも半袖で走ったもんな、まだもう少し半袖でいけそうだ。

今日は寝坊したから早く帰らねばという意識も働いたのか(というかここのところ毎朝寝坊してる気もするけど)、走り始めからペースがなかなか早い。途中ダレるも、久々に5分32秒で走りきった。そこそこ調子が良かったので5分30秒を切りたかったのだけど、なんせ、中盤でダレた。

でもとにかくここまでタイムが戻ったのはうれしい。涼しさ、最強である。

仕事に子ども関連のあれこれに、やることは山ほどあるけれども、まあマイペースにやっていこう、と、走りながら改めて思う。はやく走れる日も走れない日もある。うまくいく日もいかない日もある。調子がいい日も悪い日も、調子に乗って痛い目にあう日も、ある。でもこうして走りながら、自分と向き合いながら、コツコツやっていこう、と、そう思う。

10/23(金)

5時前に目が覚めたら外はまだまっくら。ああそうだ、昨日は神宮へ行ってそしてヤクルトは負けたのであった、と、思い出す。まあ、通常運転である。

なかなか身体を起こせず、ベッドでゴロゴロしてからなんとか5:30に身体を起こす。6時前に外に出ると、小雨が降った後のようで地面が濡れている。それでも気温はそこまで低くないようで、走っているうちにまた暑くなって半袖になった。

雨のおかげか、今日は走る人も釣りをする人も少ない。静かな朝だ。静かな朝、ってすごく好きなことに気づく。

なかなか良いペースで走れていた気がしていたのだけれど、終わってみたらタイムはキロ5分54秒だった。ふつうだ。前半がめっちゃゆっくり、だんだん早くなる、というパターンだったらしい。まあでも6分切るようになってきたから、ここからまた少しずつペースを上げていけるといいな、と、思う。

考えることとやることは山のようにあるけれど、走りながら、休みながら、ヤクルトたちを応援しながら、一つ一つやっていこう、と思う。焦らず、一歩一歩、足を前に進めていけば、きっと大丈夫。(大量のto doリストを横目で見ながら)

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虫明 麻衣(Mai Mushiake)
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