【10/6巨人戦◯】「君の努力の結晶 今咲き誇れ」と。

「ノーノーじゃないの…」と、私は今季何度目だ、というつぶやきをもらす。

だれもうってないの？と、むすめが言う。だれも打ってないのよ。と、私は答える。

画面には、てっぱちの「打てねえよ」みたいな顔が大きく映る。がんばれ…なんとかメルセデスを打つのだよ…と、私は思う。中5日でマウンドに立ったサイスニードは、決して調子が良いようには見えなかった。早めに点を取っておかないと、これはもう大量失点してしまうのでは…という気さえした。

昨日の悔しそうなてっぱちの表情を思い出す。勝っている試合でも、それでも自分が打てなくて悔しそうにしていたその表情を。

そう思っていたら8回裏、2アウトから青木が内野安打を打ったあと、てっぱちは久々のヒットを放った。「くやしい気持ちは、うれしい気持ちにつながる！」と、むすめが保育園の先生にかけてもらったのだという言葉を、思い出す。

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今みんなは、とてもわかりやすい一つの目標にむかって、なんだか突き進んでいる。