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【5/14広島戦◯】 2年半の、子どもたちとヤクルトの変化

こう言ってはなんですが、私の中ではいまだに、「マツダでの広島戦への苦手意識」が、残っている。

去年はたぶん勝ち越していると思うのだけれど、もうとにかくカープにやられまくっていた数年前の記憶が強烈すぎて、「ああ…マツダか…」という気分がいまだに抜けないのだ。いやほんとに、それくらい、カープというのはなんだかこわいチームだ、と、思う。

そんなわけでマツダの試合となると、なんというか及び腰になってしまう私だけれど、ヤクルトは今日は取って取られて取られて取っての接戦を、ものにした。こういうタフな試合を勝てるようになったのか…と、私はしみじみと、思った。

でもそういえば、今のヤクルトを支えてくれる若き選手たちは、私に数々のトラウマを植え付けたあのころのカープとヤクルトの試合を、経験していないのだ。マツダスタジアムでのあのカープに送られる大歓声と、あの空気を知らない。

いや、そればかりか、神宮での「声援」だって、経験したことがない選手も多い。それは寂しい反面、「まあそういうものだ」と、若者たちは受け入れるのかもしれない。子どもたちがこの生活を、とてもタフに、受け入れてくれているように。

今日は朝から、子どもたちの学校の土曜参観へ行った。3年生のむすめ、なんと、初めての参観日である。緊張した面持ちの3年生は、とにかくめちゃくちゃかわいかった。3年生、まだまだかわいい。

そして息子の学年の6年生は…子どもたちが、誰が誰だかさっぱりわからなくなっていた。小学校3年生から6年生への変化というのはとんでもなく大きい。女の子なんて特に、もうめちゃくちゃ大きくなっていて、雰囲気ががらりと変わっているのだ。この2年半の重みを、ひしひしと感じた。大人にとってはあっというまだけれども、子どもたちにとっては、ほんとうに、ほんとうに、変化の大きい時間なのだ。

大人から見れば「この大切な時期に、マスクをしたお友達の顔しか知らず、遠足も行けず、給食は黙食で、行事はことごとく中止で、かわいそうなことをした…」と、思ってしまうわけだけれど、当の本人たちは、まあけっこうけろりとした顔をして、「そういうものだ」と、その中でできることを存分に楽しんでくれている感じがあった。たくましいな、と、そう思う。フラットな価値観というか、柔軟さというか、そういうところは子どもたちから学ぶところがたくさんたくさんある。

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