オタクはやりすぎると運営側に寄り添いがち

ここ最近連勤で何も書けていなかったのでまとめて別ページで書くことにした。

先日市谷の杜 本と活字館の企画展
「書籍用紙の世界」に行ってきた。

その前日友人と夜電話してて壮大にスベッてメンタルダメージを負っていたわけですけど、
その会話の中で「え弊社じゃん」
と言われたので、一緒に行くよ〜と言ってくれたが会議で行けず結局1人で行ってきた。

市谷駅から降りててくてく10分くらい歩いてると突然バッと道が開けて文化人がいっぱいいそうな空間が出てきた。
何言ってるかわからないだろうけど、
なんか図書館とか美術館の周りとかの
緑もアスファルトも程よくあり、洒落たデザインの座高低めの建物がある景色、
今私はそれのことを言っています。

市谷の杜 本と活字館 正面

急に明治〜って感じだった。

入ったら受付に座っていた見るからに文系君が
初めてですか?と声をかけてきてくれて
そうです〜と言ったら簡単に案内をしてくれた。

そんなはじめてそうだったかな〜私と思っていたら、とりあえず入ってきた人全員に初めてですか?と声をかけていたので、それが彼の仕事らしい。

中はばり暑くて、ワークマンのダウンを着てきたことを少し後悔した。背中ビッチョビチョ。

順路は1階→2階ですと文系くんに言われ、
ありがとうございます〜☺️と返事をしてすぐ2階へ行った。
向こうからのオススメを無視すんな。

2階に行ったら、すぐ企画展があって、そこの「初めに」の説明とかが書かれてるボードを読んでいたら、上野あたりで美術館デート終わったカップルが入りそうなカフェの店員みたいな、服の色が紺、深緑、茶色しか使えないみたいな人はまた声をかけてきて企画展の楽しみ方を教えてくれた。

実際に紙を一枚ずつ回収して見本誌作りができるらしい。
え聞いてないんだけど。最高じゃん。

紙の質感や情報を確認しつつ一枚ずつまとめていった。

確か①〜⑩くらい?
全部触感と色が微妙に違う


これ結構面白くて紙ごとの色が違うのはそうだけど、重さも違った。手に持った時の重さ。
何で違うんだろう〜って思っていたら、
紙を回収した先に紙は大きい一枚の紙を切っていて紙の重さは何枚か重ねた時の重さ(kg表記)で扱われることが主流ですと説明が書いてあった。

でも私が知りたいのはそこじゃなくて、
紙に混ざっている薬品とか、繊維の密度とかで変わるのかってことなのよな〜と予想していた、

見本誌完成のために糊を熱で溶かして綴じてくれるんだけど、そこの担当のまた見た目カフェ店員のお姉さんに「紙の重さの違いってなんですか?」と聞いたら、「大きい一枚の紙を切り分けて紙って作られててそれを何枚か重ねた重さで紙って測ってるんです、紙なのにkgで表されるのって不思議ですよね〜☺️」と言われて、
(話になんねぇんな)「え〜不思議〜☺️」
と返しておいた。

結局紙の重さが種類ごとで違うのはわからずじまいだ。また今度行った時聞こ。
ここまで来たらもう工場行ったほうが早い説あるけど。

あとは紙のネーミング!
製紙会社?が付けているんだろうけど名前が可愛かった。
パスピエクリームとか、琥珀Nとか。

名付けの人邦ロック好きなのかな?
私チャイナタウンよく聴いてました!🙋‍♀️

資料が置いてあるスペースで面白いことがあって。
紙は束ねると重さやペラペラする時の滑らかさとかが変わるんです!✨コーナーがあって。
そこで何気なく取った一冊をペラペラした時に
(え!?!!?!?!肌!?!!?!??!?これもう肌だ!?!!??!?!!?!!?!
高級娼婦の肌!?!!?!!?!?!!?!)
があってこいつはどの紙なんだ…!!!!!
と高級娼婦肌紙探しが始まった(突然)
後ろの棚に各種紙を大量に綴った冊子がそれぞれ2冊置いてあり、確かめられたので全種触ってみた。
近くにいたお姉さん二人組に(なにこの人…)みたいな目線を送られてたがガン無視した。
で触った時これだ!!!!!!!!!!!
となったのがこれ👇

でも実際に資料で置かれてたのはこれ👇

なんでえぇ〜〜〜😩
手が麻痺したのか、触琥珀Nは触られすぎてサラサラにならなかったのか。
謎だけど今回はパスピエクリームがマジで気持ちよかった。
これ触るためにまた行きたい気持ち全然ある。

そのあとは金箔で箔押しするところもまたカフェ店員みたいな人(男性だったけど他の女性スタッフさんと変わらない見た目をしてて話して最初ビックリしちゃった)に実際見せてもらったり、プリント体験でしおりを作った(紙の素材とか紐の色とか決めれるのかな♪と勝手に期待してたらただ型にインクつけてプリントするだけで期待しすぎてなんかゴメンとなった)りして1階に降りた。

1階では昔の印刷みたいに文字の金型を選ぶ体験はバーチャルでできたんだけど、完全におばあちゃんのスピードで一文字ずつ探していって老いを勝手に感じて笑った。
こんなwww?こんな遅いっすか自分www
えマジスカwwwみたいになってた。

やっぱ職場のものの位置とか1年くらい働くと覚えるけど、これも訓練なんだろうな〜と思った。

帰宅して友人に今日の報告とすごくよかったまた行きたい!とこの紙が良かった、こういう場合はどうなんだなど質問やら報告をしたら、
「え〜なんか楽しんでくれてありがとね〜?
これ関係の人に届けばいいな〜」と言ってて
そういうコメントめっちゃオタクだな〜と感心してしまった。

おしまい。

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