届いた日
灯火総研のライト達が届いた。年上のお兄さんたちが持っているおもちゃをやっと自分も買えた、みたいな感覚。
高額商品が家に届くと、その日は何もしていないのにまるで何かしたかのような気になってしまう、むしろそれを買うためのバイトの日々の方が何かをしているのに。まあ、金は使うことでようやく貯めたことを実感できるものなので、この性質、本当に金がたまらないので将来が不安だ、今、貯金等お金の管理を少しちゃんとしているのも南米に行くという目標があるからだし。要するに目標なくお金を貯めるということが出来ない。救いがあるとすれば、想定される必要金額+10万を目標に資金繰りをするから、大学生的には本当のカツカツまで突っ込まないことぐらいか。ともかく院進もすることだし、もう少し余裕を持ちたい、まあそのうち落ち着くんだろう、一生落ち着かずにいたい反面ね。
向いていないと分かった上で虫捕りは好きなので、いずれ買うことになっていたんだと思う、というか遅くとも南米までには絶対に買うものなので早く買って早く使い始めた方がお得だ、消耗品じゃないので(バルブとか、適宜交換せなかんけど)。
幼い頃から灯火採集というものにはぼんやりと憧れがあった。小学生の頃、見よう見まねで自宅の庭で懐中電灯を照らしたこともあったけど、当然何も来ず。勝手に、とんでもなく莫大な金をかけた人、あるいはなんかしらのそういう仕事に従事した人にしか出来ないものだと思っていた。こういうところに中高生僕の無気力が表れている、やれるかもしれないと思うことすらしていない。それが、大学入学以降結構多くの人が器具を持っていたので衝撃だった。それでもまだ、(僕は別に)と思っていたのだけど、2023年の楽しい虫捕りのお陰で買う気になってしまった。ありがたい。僕もそういう衝撃を提供できる人でありたい、僕自体がそうでなくても、そういうチャンスを提供できるような。
初陣が海外、良い良い。新品の真っ白な幕をしっかり汚したい。