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【デュエマ勢向け】ロルカナルール指南書


だいたいの人は初めまして
2025年1月25日にディズニーロルカナが
日本で発売されて絶賛ハマリ中のむむむです。
ルールがデュエルマスターズに似ている部分が多くゲーム性も面白いので興味をもってほしいの想いで
今回はデュエマ勢にわかりやすいようなルールnoteを書きます。
デュエマ用語に変換してのルール紹介や
ロルカナの面白いところの紹介
デュエマ勢には伝わるカード紹介
サブTCGとして安く作れて環境でも戦えるリスト紹介をしていきます。
なるべくわかりやすく正確に記載していきますが
間違ってたらサイレント修正しますので優しく教えてください…(2025/2/5作成)
実際に海外環境をプレイしている訳では
 無いので、2弾以降の認識については
 間違えている部分もあるかもしれません。


1.基本ルールについて

 相手より先に20点(ロア)を獲得することが
勝利条件。
 ターン開始
アンタップフェイズ→ドロー(先1は無し)
→マナ埋め、攻撃、呪文使用などの動きを
 好きな順番で行い
→ターンエンド これだけ

1.1用語解説

デュエマ用語に照らし合わせて
用語をまとめてみた。

レディ   ⇒ アンタップ
エグザード ⇒ タップ
キャラクター⇒ クリーチャー
チャレンジ ⇒ クリーチャーに攻撃 
クエスト  ⇒ ロアを獲得
インク   ⇒ マナ
インクウェル⇒ マナゾーン
退場    ⇒ 破壊 
アイテム  ⇒ タマシード
アクション ⇒ 呪文 
変身    ⇒ ネオ進化風(元の状態を引継ぐ)                                           ※召喚酔い、ダメージ等

また、下記固有能力もデュエマに似ている

タップトリガー→召喚酔いではないクリーチャーを
        タップして起動する能力

左のアイコンがタップトリガー

突進 → タップ状態のクリーチャー限定の   
     マッハファイター
護衛 → ほぼドンジャングル効果
回避 → 飛行(元はMTGだけど)
果敢 → パワーアタッカー
魔除 → 選ばれない。(オニカマスだね)
 などなど

1.2カード解説・デッキ構築について

カードデザインもデュエマに似ている。

こいつもタップトリガー持ち

デッキ構築について
デッキは60枚以上(上限無し)
6文明(色)から最大2色までを選んで構築
カード1種類につき4枚まで採用可能
マナに埋めるカードとプレイするカードの文明は
特に参照しない(例:赤埋めて青出せる)

レアリティについて
ロルカナのカードはエンチャンテッド以外は
すべてのカードにノーマルとホイルが
存在する。光り方は地味なので
物足りない方もいるだろう。
デュエマでいうマナシンボルの位置に
レアリティマークが記載されている。

慣れるまでどれがレアかわからん。
エンチャンテッド→金トレジャーくらいの出現率

1.3デュエマとの共通点

①毎ターン手札を1枚マナ(インク)に置ける
②召喚酔いがある(インクが乾いていない状態) 
※アイテムには召喚酔いがない
③タップしているクリーチャーにのみ
 攻撃(チャレンジ)できる
④相手ターンに行う動きが少ない
⑤デュエマ初期のゲームスピードに近い
⑥クリーチャー、呪文、タマシードで構成
⑦似た性能のカードが多く親しみやすい

1.4デュエマとの違い

①シールドがない 
勝利条件がロアを獲得することなので 
シールドという概念がない 
そのため1点天門踏んで負けたーというような 
悲しみが生まれないし雑な逆転もない
②初手が7枚 
理不尽3キル4キルが無い世界につき 
初手が多くても大丈夫。
③マリガンがある 
7枚中好きな枚数をボトムに送って 
送った分ドロー。その後山をシャッフルする。 
初手事故がかなり軽減される。いいルールだ
④マナに埋められないカードがある 
インクレスと呼ばれるマナに埋められない 
カードがある。 
やたら強いけどマナに埋められないから 
良いゲームバランスが保てている。

↑このアイコンがインクレス

⑤ターン始めのアンタップとドローの後の行動は 
好きな順序で行使できる。 
攻撃して、呪文使ってドローした後に 
マナ埋めちゃおうもできる。 
(マナは見せてから裏向きで埋める)
⑥クリーチャーに体力がありチャレンジ(バトル) 
するとお互いに反射ダメージを受ける

↓詳しくはロルカナの総合ルール参照
comprehensive_rules.pdf

2. ロルカナのここが面白い

個人的に遊んでみて感じた
ロルカナの魅力について羅列

 ①初手事故、ぶん回り理不尽負けが少ない
 ②盤面やアドの細かい取り合いが多く
  雑な逆転が起こりにくい
  (トップ解決や1点トリガー踏みなど)
 ③緩やかなゲームスピードなため
  マナ埋めや動きから対面のハンドを透かす、
  ブラフをかけるなど読み合いが多発する。
 ④始めから多人数戦を前提としたルール
(3-4人での対戦が可能)及び効果をしているため、
  みんなでワイワイ楽しめる。
 ⑤シンプルだが奥深いゲーム性で
  しっかりと練度が反映されるものの
  初心者でもデッキの組み方や動き次第では
  上級者にも勝つことができるバランス
 ⑥アメリカで先行してる弾の環境から見ても
  1弾、2弾のカードが現在も多く使われており
  インフレの進み具合に信用がおける。
  (現在のアメリカでは6弾まで)

 以上のことから運ゲー要素が少なく
 将来的にもある程度安心できるTCGであることが
 わかっていただけただろうか

3.今後の展開について

 デュエマといえばCS デュエマといえば競技志向
 プロモは?大型大会は?についてご紹介

3.1現状について

 現状の公式戦は構築デッキ交流会と
 ロルカナ交流会のみ。(優勝景品無し)
 例えるなら公認はデュエマフェスだけの状況
(唯一下記スタートツアーにて勝ち数に応じた
賞品が貰えるイベントがあるが申込み期限切れ)
スタートツアー→基本参加費無料のファンフェス

スペシャルトーナメント以外のイベントは飛び入り参加OK

3.2 今後のCSについて

現在発表されている大会は下記の通り
上位入賞でプロモやプレマが貰える
店舗大会が5月から予定されている
約2ヶ月でプロモが切り替わるようなので
入手難易度は高そう。

イラスト良すぎん?

まだ先だけど今のうちに安価な山で
肩慣らし&仲間集めしときませんか?
5月中旬だと2弾終盤くらいの環境
おそらく5月末に3弾が出るので1弾は
安価な山で遊んで2弾から本気でも十分間に合う
(2弾は3/22発売予定)

3.3今後の大型大会について

既に大型大会の開催予定及び日程が決まっており
こちらも結構な頻度で開催される。
プロモも大会ごとに変わりそう。

もうビッグサイト開催。すごいよね

おそらくデュエマの超CSからGP規模。
プロモも既に一部が発表されていて

左は2弾の強カード。右は1弾最高額カード

早い段階から整備された競技ライフが
計画されている。
プロモの値段はいったいいくらに
なってしまうのか…
タカラトミーだからこそ競技性には期待したい。

4.始めやすいオススメ山とは

4.1始める上で大きな障壁となる投資額

巷で目にした方も多いと思うが
「ラプンツェル8,000円!
 マレフィセントドラゴン5,000円!
 4枚買うだけで数万円なんて無理無理!」
なんて思われるかもしれない。たしかに一昔前の
カツキングやデドダムに匹敵する高騰具合である。
箱の封入率も渋く一箱に1-2枚のレアリティが12種類もあるのだから封入率的にはまだ安いまである。
しかし、ロルカナは6色ある文明(色)から
最大2種類の組み合わせのため、ラプンツェルを
使わない色の組み合わせも15通りも存在する計算である。(単色構築含め)
更に、低レアリティのカードは比較的安価のため、
環境山でも5-6万円程度とアナマルルや青黒コンプを組む値段とあまり差がない。
「ロルカナは高い」という印象が
あるかもしれないがデッキ全体でみると
それほど高い訳でもないのである。
海外先行のTCGのため、日本でおよそ1年後にあたる
6弾環境でも未だに使われている1弾のカードが
既に分かっている状態なので
現在、値段が高いカード=将来的にも使われている
カードという傾向にあるため
高いカードを買ってもすぐに買い損になることが
なさそうなのも安心感がある。
そもそも安くて強い山があれば尚良しではあるので
まずは各色の特徴を見てみよう

4.2 各色の特徴

(カード説明はわかりやすさ重視でデュエマのカードで表現しているけど厳密には全く同じ効果ではないので雰囲気でお楽しみください🙇)

日本語だと左から琥珀、紫水晶、翠玉、紅玉、蒼玉、鋼鉄
だってかっこいいね

①アンバー
回復、ドロー、護衛(ドンジャングル)、歌補助
地上戦に長けており、対応力も高い色。
前述の高額ラプンツェルもこの色
このカードゲームは召喚酔いでないクリーチャーを寝かせることで0コスト詠唱できる歌呪文が存在するため、歌呪文にフォーカス当てているこの色が強いのもうなづける。
欠点としては除去がなくフィニッシャーの
パワーが低めなこと。

最高額カード。回復&ドローは強い。
だいたい極楽鳥
5コスト扱い&歌回収。ずっと強い

②アメジスト
ドロー、タップ(エグザード)、その他補助
リソースを稼いだり事故防止のカードが多く
好きな色にくっつけやすい汎用性の高い色
エルサが高額カードとして有名

ネオ進化持ちタップフリーズ。スタッツも高い
ほぼアクア・ハルカス
3コス以上寝かせて0コストにできるエナジー・ライト

③エメラルド
ハンデス、バウンス、クエスト阻害
妨害札が多くて全体的にロア値が高く序盤からガンガンロアを溜めていけるアグロ性能が高い色
後述するが安い、強い、早いの三拍子が揃った気軽にロルカナを
始めるには強い味方

低コスト高ロア。セルハンも地味に強い。
飛行(回避)持ちアクア・サーファー
3コスト以下寝かせて0コストスパイラルゲート

④ルビー
確定除去、強力なファッティ、アンタップ付与
全体的に重いが後半に強いビマナ気質の色
コントロールが好きな方にオススメ
マレフィセントドラゴンが高額カードとして有名

こいつが高騰するゲームスピード。
ちなみに6弾環境でも現役
マシンガントーク、レクスカリバー的な存在
これも6弾環境でも現役
ぶっ壊れ全体除去。条件付き0コスト詠唱可能。
今デュエマで出ても壊れ

⑤サファイア
マナ加速、マナ送り、高ロア、アイテム補助
現状マナ加速できる色がこれだけ。
アイテム(タマシード)関連の効果が多いが
その辺は2弾以降の伸びしろ
ドロソがほとんどいないのが悩ましい

青銅の鎧。タップインだけどそりゃ強い
一気にロア獲得スピードが上がる。高いアグロ性能
5コスのナチュラルトラップ。条件付き0コスト呪文。
歌があまりにも有名

⑥スティール
小型除去、ぶっ壊れドロソ、アイテム破壊
対アグロ性能が高い色。
後述するぶっ壊れドロソのおかげで
ハンド消費しまくったあとにリソース回復できる。

かっこいい。現状ではアイテムって破壊しにくいんです
全体小型除去。イメージはザインティの2個目の効果。
ぶっ壊れドロソ。良い歌だからこれくらいするよそりゃ

以上のことから色の組み合わせとしては
2色のうちの片方は強力なドロソを抱える
スティールかアメジストと組ませるのが定石。
アンバーもそれなりのドロソがあるため
アンバーと組み合わせても◯

4.3 サンプルリスト

発売初期でシングル価格が変動しやすいため制作費は目安にしてね

①エメラルド/サファイア
制作費:約8,500円
系統 :ミッドレンジ(中速)
小型でロアを稼ぎつつ対面に盤面処理を強制し、
息切れのタイミングで中型を投げつける山。
マナを伸ばしながらクエストを行うため使用難度も低い。
お好みでチシャ猫やハデスを入れても○

かわいいキャラが全然いないのが難点

②ルビー/アメジスト
制作費:約12,000円
系統 :コントロール
6弾までずっと環境上位に入る色の組み合わせ。
盤面の取り合いをしながら7アラジンの
攻撃を通すことでロア差を
ひっくり返すことがコンセプト
資金に余裕があるなら8エルサや
マレフィセントドラゴンを買い足すことで
強化もできる。
強い山を長く遊びたいならおすすめの山

コントロールが好きならこの山!

③エメラルド/アメジスト
制作費:約5,500円
系統 :アグロ(速攻)
ハンドリソースが途切れにくい&
処理されにくい小型たちで
アグロを仕掛けていく山。
汎用性×汎用性でほかの色への拡張性が高い

相変わらずかわいいキャラ少ない

④サファイア/スティール
制作費:約38,000円
系統 :ビマナ
マナ伸ばしてホールニューワールドで補充して
盤面荒らしながらベルで一気にロア獲得
お値段はtier1に近いものがあるが
長く使えるカードばかりなこと
あまりにも顔がいい山のため紹介
実際の強さもtier1.5以上ある。

レットイットゴーとホールニューワールド両使いは熱いぜ

その他にも上記紹介山のフルスペック型や
ラプンツェルをふんだんに使った山も
まだまだ沢山あるので興味が湧いたら
YouTubeやXで調べてみてほしい。
私はやっぱりアンバー/スティールの動きが好き

4.4 カードの集め方

構築済みデッキについて
 ロルカナには新弾発売と同時に3種類の
 構築済みデッキが発売されている

なぜかおまけの1パック付き

 構築済みデッキだけだと実戦にはほど遠く
 デッキ限定のカードは存在しない。 
 
つまり、パックだけで全種類のカードを
 集めることができる。
 現環境でよく使うカードのみに限定して
 シングル価格を計算してみると
 サファイア/スティールが定価2,178円(税込)を
 少し超えるくらい

 赤枠が環境でよく使うカードたち

 エメラルド/ルビーで定価前後

赤枠以外も使うことはある。

 アンバー/アメジストは半値くらいのイメージ

だいたい半数はよく使うカード

 おまけの1パックがついてくること、
 たまには使うカードがついてくることを
 考えると悪くはないのかもしれない。
 シングル買い前提の方であれば
 自分が作りたい山に合わせてパーツ取りとして
 1-2個買っても良いと思う。

ボックス買いについて
 前述の通りハイレアの封入率が渋いため
 TCGをロルカナ一本に絞る方以外は箱買いを
 オススメしない。
 運王の方はアドが出る前提での趣味剥きで
 それ以外の方は構築済み+シングルで良い
 (ちなみに私はカートン買いして
  ラプンツェル0枚の不運王です。)

シングル買いについて
 発売したばかりということもあり
 地方では在庫が不十分、シングル価格も
 エリアによってばらつきがある状態。
 Xなどで最寄りの店舗の取り扱いを確認した上
 ストレージチェックやシングル買いを
 してほしい。


5.お役立ちアプリ·サイトのご紹介

5.1 海外版公式アプリ

優秀なロアカウンターアプリ
(複数人対戦対応)
英語版のカードリストも見ることができる

5.2 ロアログ

https://lorelog.jp/

個人の方が作成された神のサイト。
デッキ作成やイベント検索ができる。

5.3 タカラトミーのロルカナ公式サイト

実はデュエマと同じ販売元のタカラトミー
そのタカラトミーの運営する公式サイト。
イベント情報やカードリスト、デッキ作成ができる。

5.4 Youtube ch「ゆーとぴあーず」様

サンプルリストも一部参考にさせていただいている
めちゃくちゃわかりやすいチャンネル
私もめちゃくちゃ見てる。

6.終わりに

 いかがでしたでしょうか。
ゲーム性も将来性も期待できるTCGロルカナ
唯一の不安点は販売元がタカラトミーであること
でも、デュエマも同じ発売元だから良いよね!
少しでもロルカナ触ってみようかなと
思ってくれる人が増えるといいなぁ
おわり。


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