見出し画像

食事の食べさせ方と飲み物の飲ませ方・STから学んだこと

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。


むしゃ美は現在、リハビリを受けています。

もともとは理学療法(PT)のみ受けていて
医療型短期入所をきっかけに、
言語療法(ST)も追加されました。

私は作業療法士(OT)ではありますが
口の中の発達や飲み込みに関しては
専門外なので、

初回に受けた時に
さまざまな学びがありました。

是非読んでみてください。



きっかけは医療型短期入所であった

これまでの記事で書いた通り
むしゃ美は日帰りの医療型短期入所を
利用しています。

午前中から午後の夕方まで、
むしゃ美を預かってもらうので、

昼ごはんは病院で摂ることになります。

利用直前に、栄養士さんから、
事前に食べている食事内容について
聞き取りがありました。

私は
「未だに離乳食後期です。
おかずを細かく刻んであげないと、
飲み込んでしまって、オエっとしてしまいます」とお伝えしました。

そしたら、次の来院時に
「言語療法が処方されたこと」を
告げられました。


理学療法は月2回
言語療法は月1回

口腔内の動きや発達など
私は専門外なので

毎回、勉強になることが沢山ありました。


ST指導①口が閉じるのを待つ

STの先生から教わったことについて

食べる時は、
「スプーンの先端を下唇に乗せ、上唇がおりてきて、口が閉じるのを待つ」


むしゃ美の状態:
下唇にスプーンの先端を軽くのせても、
上唇が下りず、口が開いたまま。
本人は口の中に入ってくるのを待っている。


先生からは
「なるべく本人が口を閉じるのを待ってあげて」
と教わりました。(下の図参照)


普段から私は、
時間に追われていることが多く、
いつも急いで食べさせているので、

むしゃ美にご飯をあげるときは
上顎にこすりつける、

または口の中にどんどん入れていました。


STの先生に教えてもらってからは、
なるべく実践しようと努力しています。


むしゃ美の場合、
食べ始めの集中力がある間は協力的なのですが、

お腹がだいたい満たされて、
次第に集中力が切れてくると、

遊び出して、
食べてくれなくなります。

そうなると、
私はむしゃ美の口へ
どうしても強制的に、放り込んでしまいます。


本当はダメなのかもしれませんが、
そうしないと
いつまで経っても食べ終わりません。

むしゃ美の集中力がある間や、
自分の心に余裕があるときは、
この方法で食べさせています。


ST指導②噛む習慣をつける

教わったこと②は
噛む習慣を付けること


むしゃ美の状態:
口の中に入ってきた食物を
そのまま飲み込んでしまう。噛む習慣がない。

舌の中央にスプーンで食物を置いてしまうと
そのまま飲み込んでしまうので、
オエッとすることが多いので

形態はある程度、固形のものを
左右それぞれの歯茎に乗せてあげると良い
と。


実践してみると

むしゃ美の場合は、
歯茎の上に乗せてあげることで
「オエッ」となることが
とても少なくなりました。

なるべく食事をするときは、心掛けています。


ST指導③噛む力をつける

大きめに切ったハンバーグや、
お肉、唐揚げなど何でも良いので

ガーゼに包んで、
それを左右どちらかの歯茎の上に置いてあげる。

そうすると、
本人はしっかり噛むことができる。

しっかり噛むことで、布の隙間から肉汁が出てくるので、本人も食べた気になれる。

噛み砕いたら、ガーゼから取り出し、
残った細かくなったものを食べさせる。


この方法を聞いたときは、
「こんな方法もあるんだ!」と、
とても驚きました。

ちなみに、
これは未だにできてません。。。。


ST指導④飲み物を飲むときは、口はほぼ閉じた状態で

飲み物を飲む時は
上唇と下唇の狭い隙間から少しずつ飲み物が入っていくようにする。


むしゃ美の場合:
飲む時に口を大きく開いた状態で飲むので
大量に飲み物が入ってしまい、
咳き込んでしまう。

その場合は、
私は口が閉じるように下から顎を支え、
なるべく本人の口が閉じた状態にして、
その隙間から少しずつあげること。


しかし、むしゃ美の場合は
私が顎で閉じようとしても、
むしゃ美の顎の力が強く、

私が抵抗できず、大量に入ってしまい
咳き込むので、
とろみ剤を使うことになりました。


ST指導⑤その他

①〜④以外に教わったことは

「オエッ」となる原因として、
「食物残渣」という、
口の中に残された食べ物の残りカスが
口の中に残ってしまって、

それが徐々に喉へ行ってしまい、
「オエッ」となる可能性があるとのこと。

おかずが、
ものすごく細かくなってしまった場合は、

とろみをつけて、
固まりになりやすいようにしてあげると、
良いとのことでした。


実際に家でやってみたが食事時間がかなりかかる

リハビリ中に、家で行うべきことを
たくさん教えて頂き、そのときは

「ほーーーーー!なるほど!
家でもやらなきゃ!」
とその都度思うのですが

いざ、自宅でやってみると、
ものすごく時間がかかりました。


食事時間が1時間以上かかる。

なので、毎食練習は難しいけれど、

自分が心と時間に余裕があるときに、
挑戦していきたいなと思いました。

まとめ

「なるほど!!」
と思ったことがたくさんあり、
大変勉強になりました。

少しでも、参考になれば良いなと思います。

以上です!
最後まで読んでくださって、
ありがとうございます!

いいなと思ったら応援しよう!