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手を見つけるための促し方。指しゃぶりは見つけたことにはならない。

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。

むしゃ美の手や足を見つけた時の反応や
簡単な概要はこちらの記事をどうぞ↓↓

今回は、むしゃ美が手を見つけるまでの
道のりと、

担当の理学療法士の先生がリハビリ時間に
行っていた、促し方について。

では、どうぞ。


指しゃぶりは「手を見つけた」ことには、ならないことに衝撃を受けた

当時、4ヶ月頃のむしゃ美。

手を見つけた時の反応である
「自分の手を見る」などの高度な動きは

もちろんなく、

ただただ、口の中に指を持っていて、
チュパチュパしている日々。

自分から、寝返りをしようとしない。

自分から、玩具に手を伸ばさない。

玩具に一切、興味を示さない。

自ら、動こうとしませんでした。


指しゃぶりをしていることが、「手を見つけた」というサインではなく、

指しゃぶりをすることで、自己刺激を
している。

自分の身体を探している途中。

自分の内側で、遊んでいる。

そのような状況であると、
理学療法の先生に教わりました。


私は、「指しゃぶりをしているのだから、
もう手を見つけた」とばかり、思っていたのが、

どうやら違いました。

「まだだよ?」と先生に言われたときは、

「えーー!まだなのーーー!もう見つけたと思っていたーーー!」と、

心の中で叫んでいた私。

ショックではなく、
単に、驚き。本当に驚いた。


この頃、友人の赤ちゃんとも会う機会があり、

同じ月齢でも、興味津々に玩具に突進している
赤ちゃんを見ていたので。

「はて、むしゃ美は、ちゃんと手を見つけて、
あんな風に、おもちゃで遊ぶ日が来るのかしら」

と、純粋に思っていました。

手に刺激を与えてあげる関わりをした

リハビリの時間に理学療法の先生は、

むしゃ美が手を見つけられるように、
関わってくれました。

手のひらに、さまざまな刺激を与えていました。


具体的には

・手のひらに刺激を与える。

・体の中央で、両手を合わせてあげる。

・両手を合わせたら、パチパチと拍手を
してあげる。

・赤ちゃんの手で、本人の顔を触ってあげる。

・赤ちゃんの手で、本人の頭を撫でてあげる。

・赤ちゃんの手で、本人の足を触ってあげる。

・赤ちゃんの手と、母の手を合わせてタッチ
する。

全て、赤ちゃんの視界の中で、体の中央で
行うこと。

すなわち、「ここに手があるよ〜」と
思いながら、関わってあげること。

それが、大切なのかなと思います。

追視の様子は無いけれどやっと自分の手を見るように

当時、むしゃ美は、あまりものを追いかけて、
見る(追視)様子は見られず、

3ヶ月健診では、光刺激を追いかけることは
ありませんでした。

たま〜に、私を目で追いかけることはあった
ものの、

おもちゃを見ることはありませんでした。


先生が言うには、むしゃ美は

目で見ることはあまりなく、目からの情報が
乏しい変わりに、

耳からの情報をしっかり入れている様子。

目からの情報が入って来にくいことから、

自分から動き出すことに、
まだ不安があるのかもしれない

と、教えてくれました。


そして、ある日、11ヶ月頃、

むしゃ美が、手を見つめているところを発見!

私が発見したのではなく、先生が見つけて
くれました。


期待していた行動ではなかったので、

私は、気が付きませんでした。

興味があれば、
前回の記事を読んでみてくださいね↓

必死になって、しなくて大丈夫!

上記のような、関わりは、遊びの中で、
行ってあげてください。

「私が、この子の手を見つけさせてあげるの!」

と、母、自身がそんなにプレシャーに
思うことはありません。

私は、自分に余裕があり、

今からむしゃ美と遊ぶぞ!と思ったときに、

このような関わりをしたくらい。

そしたら、気づいたら、むしゃ美が自分で
見つけていました。

楽しんで、関わってあげてくださいね。

まとめ

今回は、赤ちゃんが手が見つかるまでの状態と
どのような関わりをしてあげると良いかについて
でした。

むしゃ美の場合、
手を見つけて、少し経った頃から、

少しずつ、自分から手を伸ばし、おもちゃにも
興味を持ち始めた印象でした。

自分の身体のことがわかり、不安が少しずつ
なくなったので、

外の世界に踏み込んでいくようになったのかな
と思います。

是非、少しでも参考になれば、嬉しいです。

以上です!
最後まで読んでくださって、
ありがとうございます!

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