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「きょうだい児」について私なりに思うこと

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。

SNSできょうだい児の存在を知った私。

その言葉を知った時は、悲しみに暮れて、
初めてむしゃ美の「障がい」が醜く思えましたが、

様々なことを考えた結果
やっぱり兄弟姉妹が欲しいと思いました。

その私の決意について。

では、どうぞ。


「きょうだい児」の当事者の方が可哀想だと思ってしまった

私はX(旧Twitter)を主な発信場所としています。

ある日、一つの投稿が目に飛び込んできました。

「1人目に障がいがあった場合、2人目は作るな。
もしくは妊娠中に『障がい』が見つかった場合は堕ろせ」

読んだ時、私は「は??」
「誰が、そんなことを言っているんだ」と思い
その人のプロフィールを拝見したら

「きょうだい児」、その当事者でした。

きょうだい児とは
障がいを持つ子の兄弟姉妹のことを指します。

障がい者本人ではなく、親でもないからこその
抱えている悩みや問題があるとされています。
(詳しくはこちらのホームページで分かりやすく解説されています。こちらをクリック)

その当事者の方のご兄弟は自閉症があり、
親は、その兄弟につきっきりだったそうです。

ご本人はいつも、子どもの頃から我慢を強いられていたそうです。

その方は、
正直な気持ちを親に打ち明けることもできず
様々な気持ちが織り混ざってしまい

親には、心底恨んでいる様子でした。

私は、
その方を「可哀想」だと思ってしまいました。

初めてむしゃ美の「障がい」を醜く感じた

その投稿には、
沢山のコメントがついていました。

そしたら、もちろん賛否両論あり、

「1人目が障がい児なのに、2人目を作るなんてその神経がわからない」など
障がい児の親を非難しているコメントも多数ありました。

面と向かって言われている訳ではないのですが、
私は障がい児の親として、自分に向かって言われているような気がして傷ついてしまいました。

そして「社会はまだまだ障がい者に対する偏見がある」と思いました。

悲しい。

社会に受け入れてもらうには、難しいのかもしれない。

でも、障がいがある当事者もその親も何も悪いことはしてない。

初めて、「むしゃ美」ではなく
むしゃ美にある「障がい」が醜く思いました。

「上の子に障がいがあると、2人目望んではいけないの?」

「なんでそんな制限をかけられないといけないの?」

「私たちは何も、悪いことをしていないのに!」

私の障がいを受け入れていた部分が
初めて揺らいだ瞬間でした。

悲しみに暮れて、思い出しては泣いていました。

良い子になることが当たり前になってしまったのかも

今、落ち着いて思うこと。

その投稿された当事者の方は
「良い子で、いなければならない」という前提で
親子の会話が成り立っていたのかもしれない。

なので、本当の気持ちを親に打ち明けることができなかったかもしれない。

1人の子育てしかしたことがないので
想像ですが、

親は、2人の子育てをしていると
大変な方に時間を割きがちになりそうです。

「あなたは、大丈夫でしょ?」
「兄弟(障がいのある子)が大変なんだから、
あなたはお利口さんにできるわよね?」

親自身は口にしていなくても、心の底で思っていたら、自然と行動に出てしまう恐れがあります。

そして、いざ社会に出て
自分の置かれている状況と他とのギャップに
気づいてしまい

「自分は可哀想な子、犠牲になった子」
と捉えてしまったら

「障がいのある子(兄弟姉妹)と親を恨む」
という結果になってしまったのかもしれません。

(あくまで私の想像です)

兄弟姉妹の存在もしっかり認めてあげた上で子育てをする

いろいろ考えた結果、私は2人目が欲しいと思います。

ただ、可哀想な「きょうだい児」にならないように、むしゃ美だけではなく

2人目のことにも、かなり集中して育てなければならないと感じました。

その子の存在を、全て認めてあげること。

むしゃ美がいる体で、関わるのではなく

むしゃ美の存在とその子の存在をしっかり切り分けて、親として接する必要がある、と感じました。

例えば
「お姉ちゃん(むしゃ美)に障がいがあって、
車椅子だから外出ができない。
だから、あなたも我慢してね」

そうならないように工夫するべきだと思い、
そのための福祉サービスなど
使えるものは使わせてもらおうと思いました。

結果を褒める、怒るのではなく、プロセスを褒めることが大切だそう

良いことをしたら、その結果を誉めて
悪いことをしたら、その結果に対して罰をつける。

そうすると、
「子は褒められることをしなければならない」
と思い

プロセスを考えずに、褒められることを全力でするそうです。

悪いことをしてしまったら、「親に怒られる」と思って

親に本当の気持ちが言えなくなるそうです。

良いことも悪いことも、全てはプロセスに着目することが大事だそうです。

例えば
子どもがテストで100点をとったとします。

そしたら、
100点をとったことを褒めるのではなく
100点を取るためにどんな工夫をしたのかを聞いて、それを褒めること。
100点を取るまでのプロセス、過程を褒めること。

が、大切だそうです。

特別感を出すこと。あなたにも幸せになって欲しい

そして、あなたにも幸せになってほしいことを伝えるため
その子との時間をなるべく作り、特別感を出すこと。

「姉(むしゃ美)の人生とあなたの人生は全く関係ない」
「あなたはあなたで、人生を歩んでいくこと」

と、心の底から常に思えるように、私は子育てに集中したいと思います。

(なってみないとわからないし、私の意気込みです)

以上です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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