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検査入院のため大荷物を持って病院へ。病棟へ辿り着き一息するまでが長かった

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。

年末の検査入院。
いろんなことがあったので
一つ一つ記事にしています。

前回の記事の続きです。

今回は、大荷物を抱えて、
病院にたどり着いた話。
今思えば、長かったなと思います。

では、どうぞ。

大荷物で病院に入るのも一苦労

入院当日。
車で1時間半かけて、大学病院に到着。

むしゃ美は2歳。
付き添いで私も一緒に入院。
面会は禁止。

だから、退院まで二人っきり。

車からベビーカーを取り出し、
むしゃ美を乗せる。

ベビーカー下段の荷物入れにオムツ一袋、
抱っこ紐、肩幅サイズの鞄。

コロコロの上にさらに大きめの鞄を乗せる。
私の背中にはリュック。

『お〜、大荷物』
ベビーカーとコロコロを両手に私は歩き出す。

立体駐車場のわずかな傾きが私の行く手を阻む。
病院に入るのも、一苦労。

『なんて、大荷物なんだ、
どんだけ泊まる気だよ(笑)』

心配性な私は、どうしても荷物が多くなる。

入院はてんかん薬の使用の有無が目的だった

小児科に到着し、まずは診察。
看護師さんが大荷物を持った私を察してくれて

「別室で預かりますね。診察どうぞ」
と気を利かせてくれた。

小児神経医の先生に会うのは初めてである。

診察室に入ると、早速、
パソコンの画面に何本もの横線が出て来た。
うにゃうにゃしている。
この前とった、むしゃ美の脳波だ。
『なんじゃこりゃ、このうにゃうにゃは...』

先生は、
「うん。派手です」と。

普通なら、もっと落ち着いた波なのだそうだが、
むしゃ美の脳波は、
かなり荒い、波が大きいとのことだった。

「今回の脳波から、てんかんのようなものを見つけました。
実際に長く脳波をとってみて、本当にそれが、
てんかんかどうかを判断します。
それから薬を使用するのか、しないのかを
判断します」

『そうか、まだ薬を使用するか、しないかの判断なのか』
と、私は思った。

昨日の主治医の先生から連絡で、
薬の使用は決定したものだと思っていたからだ。

大部屋にたどり着く。まずは昼食・片付け

診察後、入院受付で手続きをして
ようやく病棟へ。
到着したのは12時頃。
「まずはむしゃ美に、昼ごはんを食べさせなければ」

この時、私は昼ごはんを持っていなかった。

というのも、付き添いの親の食事は出ないので
各自で準備しなければならなかった。

理想は、前もって昼ごはんを買っておいて、
病棟に上がる良いのだが、
病棟に着くまでは、大荷物だったので、これ以上荷物を増やすのは限界があった。

『私の昼食くらい、病棟に荷物を置いてからで
良い』と思っていた。


病棟へ到着すると、大部屋に案内された。
前日に問い合わせた時は、
「個室希望で!」と伝えていたが、
急な入院だったので、個室は空かなかった様子。

以前、付き添い入院した時は、個室だった。
それでも、付き添いはしんどかった。

『仕方がない。一度は大部屋を経験してみよう。でも、しんどそうだな』

『むしゃ美はまだまだ赤ちゃん。
泣いたら迷惑になるので、頑張って泣き止ませないと。
家のように泣かせっぱなしは、ここでは他の患者さん親子に迷惑がかかる。
気を引き締めて、いかないと』
そのようなことを考えながら、大部屋に入った。

荷物を全て、ベッドに置いた。
むしゃ美がものすごく、機嫌が悪い。
『とにかく昼ごはんを』

タッパーみたいな蓋のあるお皿と、
むしゃ美のご飯を持参していた。

むしゃ美は満面の笑みを浮かべながら、
むしゃむしゃと食べ進める。

「美味しいね。よかったね」
と、私も笑みが溢れる。

食べさせ終わる直前に看護師さんがやって来た。
担当の方だそうだ。

「私、まだ昼ごはんを買えていなくて、
このあと、むしゃ美と一緒にコンビニへ
行って来ます」と伝えると

看護師さんは
「お母さん、ここでは病棟からは
むしゃ美ちゃん出られないの」

「そうなんですか!!!!」

「だから、むしゃ美ちゃんが眠っている間に
行ってもらっても良いし...」

「多分、寝ないと思います」
と言いながら私は苦笑い。

看護師さん
「そしたら、ナースステーションで一時的に
預かるので、声かけてください」

私は心の中で思った
『ここではむしゃ美は病棟から出られなのか。
前の病院では自由に行けたのに(泣)』

むしゃ美が食べ終えたら、もう13時半。
私は空腹を通り越してしまった。
でも、何も食べないわけにもいかず。
夕飯や、明日の朝ごはん分も買わなければならないので

申し訳ないけれど、
看護師さんにむしゃ美をお願いして、
急いで院内のコンビニへ走った。




無事に私は昼食を確保し
ナースステーションで待つ、
むしゃ美の元へ向かった。

部屋でむしゃ美を眺めながら、
私はおにぎりをむさぼる。

やっとお腹が満たされたところで、
ベッドを埋め尽くしている、
その荷物を棚に入れ始めた。

そしたら、さっきまでお利口さんだった
むしゃ美が突然ぐずり始めた。

抱っこしても泣き止まない。
眠たいのに寝ていけなさそう。

『そうだ!抱っこ紐でおんぶしよう!』
と思い、おんぶしながら、片付けを再開した



やっとの思いで片付けが終わり、
ようやく過ごしやすい空間になった。
『ふ〜、終わった!』と思って、
気がついたら、背中から、寝息が聞こえてくる。

『あら、寝ちゃったのね、クスッ』
起こさないように、起こさないように、
私から抱っこ紐を外した。



片付けOK!むしゃ美も寝た!
やっとゆっくりできる!
とりあえず、ホッと一息するかな (水で笑)

そんなこんなで、大荷物を背負って、
大部屋にたどり着き、一件落着。
長かった。

いやいやいや!これで終わりではなく、
これからですよ!

まだまだ、話は続きます。
次回も読んでください。

今回はここまで!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

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