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昔はオリーブオイル、苦手でした

輸入品がほとんどだから、なんだか小洒落たパッケージ。
味は苦くて、ツンツンする。

「そんな油わざわざ使わなくたっていいよね?」

と思ってました。

でもそれは大変な誤解でした。
本物のオリーブオイルにであったことがなかったこと、そしてオリーブオイルがイタリアの家庭料理でどんな役割を果たしているものなのか知らなかったこと、そのせいで

「私にはオリーブオイル不要」

と思っていたんですね。

でもそれが、今からもうさかのぼること何年前でしょうか。
朝倉さんの料理講習に出てから、180度変わりました。

オルチョ・サンニータというオイルが、私の誤解と無知を取り払ってくれたのです。

「オリーブオイルは青臭くて苦いもの」

と思っていた私は、まずオルチョの爽やかで押しの強すぎない香りにビックリしました。青臭いなんて、とんでもない! そのまま舐めてもほのかに苦みは感じますが、「ウッ!」と来るほどツンツンする香りはありません。

そして、講習で作っていただいた料理の数々。
加熱すると野菜のうま味が引き出されて、同時にかすかに感じていた香りが消えます。まるで舞台裏から黒子に徹しているかのごとく、オイル自身は自己主張しないのに、素材が生き生きとしてくるのです。

その頃、私がメインで使っていたのは国産の菜種油でしたが、今ではもう、オルチョ一択です。

オルチョ欠品で今は姉妹品ボルゴ使用中

ニンニクを最初に炒めて、それから……という感じできっとみなさんも調理すると思います。このニンニクの火入れ具合が、実はまた難しかったりするのですよ。刻んだニンニクなんて、気を付けていないとすぐ焦げてしまいます。だから、このとき、コンロの火はまだ付いていません。

オリーブオイルはその組成がオメガ9という脂肪酸が主体となっています。オメガ9は体内でも合成可能なので、人間が必ず摂らなければならないものではありませんが、加熱する際、植物油の中では一番高温で扱えます。

炒めた後にじっくりコトコト煮込むスープとか、それこそパスタと和えるソース作りなど、オルチョで作るとコクが出て味に深みが出ます。

レンティッキエ(レンズ豆)入りトマトソース

どうすれば、素材の味をもっとも引き出すことができるのか、そんな料理の基本のキを知ることができるのが、アサクラの

『五感を呼び覚ます料理教室』

です。

ここで学ぶことのできる調理法は、素材と向き合う方法です。つまり、別にイタリア料理に限らず、みなさんの家庭の料理に役立つところも多々ある、という訳です。和食にだってオルチョはとても合います。青菜の和え物に最後にオルチョをひと回しでもいいですし、炊き込みご飯の最後の仕上げでもいいでしょう。肉じゃがで素材を炒めるなら是非オルチョを使って欲しいし、醤油との相性も抜群です。

以前教えてもらった「おかか醤油のオルチョ和え」はおにぎりの具としてピカイチな美味しさです。わが家の定番のひとつですね。

そんなアサクラ料理講習が来月別府で行われます。

お近くの方は是非参加してみてくださいね。

アサクラの料理講習は、全国どこでもやっています!
全国の情報は、こちらのページからどうぞ。

思い立ったが吉日!
もし興味があればどこかで参加してみてください。きっとオリーブオイル感が変わりますよ。

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