一年間ネットにオリジナル曲をあげ続けた結果part2

 ふたたびこんにちは。

 思ったより知らない人たちが読んでくれたみたいでビックリしました。タグの持つ強さというか、底力を見せつけられた気がする。一方でYouTubeだと全然引っかからないのに不思議だな。

 そんなこんなで前回の続き。

 フリートラックによって一定のクオリティを有するビートをほぼ無限に確保した僕。さて次の課題はミックスとマスタリング。

 これ、正直専門外というか、ある種もの凄くマニアックな世界なので僕みたいなニワカ仕込みが口を出していいところではないんだけど。分かりやすいザッとした説明だけ。

 僕らラッパーとかシンガーといったプレイヤーにとって、ミックスやマスタリングをしてくれるエンジニアはとても大切な存在。レコーディング段階から入ってくれる人もいるし、録ったデータを投げたらいいように調理してくれる人もいる。

 僕は今までここらへんのことにはほぼノータッチで音楽をしてきた。

 というのも、グループ時代にお願いしていたプロデューサーの方が、ビートメイクとミックスとマスタリングを全部兼ねてやってくれる人だったからだ。全てをその人にお任せしていた。

 ちなみにその人は僕らが現役の時代は自分も第一線で活躍するプレイヤーだったからもっと驚きだ。全部自分でやる。まるでトニースタークだ。

 閑話休題

 とにかくミックスとマスタリングは今までやってきたこととは別の世界の話だった。独学で今から勉強してもいいんだけど、その時間はラップの腕を磨くのに使いたい。

 何しろ趣味だ。使える時間は限られてる。

 しかしYouTubeにあがっているものである程度の再生数を叩きだしている曲はミックスとマスタリングもそれなりのクオリティだ。

 色々な人に聞いてもらうのには一定ラインまでの調整が必要不可欠。

 じゃあどうするか。

 僕は色々と調べた。今思えばあの時間をミックスとマスタリングの勉強に使ってもよかったかも知れないが、それだと途中で諦めていた可能性もある。僕は根性がない。

 そこで調べ続けた結果、とんでもなく理想的なサイトに辿り着いた。

 それが、LANDRという海外のサイト。なんとAIによる自動のミックスとマスタリングをしてくれるサイトだ。日本語にも対応している。

 しかも、条件次第で無料でやってくれる。

 条件というのはサイトへのユーザー登録と、月に2曲まで、ローレゾのmp3データに限るというもの。

 十分だろう。

 ありがたいのはすでに書き出し済みの曲でいいということ。これはハードルが低い。

 ただし、書き出しの時点であまりにガタガタだと、流石にAIもお手上げなので失敗することもあるから要注意だ。何しろチャンスは1ヶ月に2曲。慎重にならなければいけない。

 そういう制限のもと、僕は何度か失敗を経験しつつ、なんとか1ヶ月に1曲はYouTubeに曲を続けてあげることができるようになっていた。

 しかし、ここでまた新たな問題が出現した。

 ジャケ問題とMV問題である。

 これについてはまた後日。

 反響があれば書くし、なくても書く。

 暇なので。

 ではまた。

 続く

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