好きな人から恋人に、恋人から元恋人に、そして今は私の目標になった人の話
今日はとてもパーソナルなことを綴ってみようと思う。どんな話かというと、そう、タイトル通り恋バナです。去年恋をした話。そして失恋をした話。でも今、ちゃんと前を向いて歩いている話。
書こうか否かとても迷ったけれど、未来の私が過去の私を振り返って「よく頑張ったね。」って言えるように。挫けそうになったとき、この文章を読んで、「また頑張ろう!」って立ち上がれるように。「こんな時もあったな、、」って目を細めて笑えるように。今の気持ちをちゃんと残しておこうと思う。
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突然ですが、みなさんの初恋っていつですか?
私は多分、去年の夏だった。人生25年目にして初めて、心の底から好きだと思える人に出会えた。(タイプな顔や上辺だけの優しさに騙されて、これは恋だ!と勘違いしたことは何度かあったけれど、、笑)
恋をすると世界が変わって見えるよってよく言うあれ、本当だったな〜。晴れてても曇ってても雨が降ってても、空が綺麗だと思えたし、全然響かなかった恋愛ソングが急に胸に沁み渡る。電車でイチャイチャしているカップルにだって、「分かる、分かるぞ!!好きが止まらないんだもんね!」と、めちゃくちゃ寛容になる。毎日大好きな彼のことを考えているだけで、とても幸せな気持ちになれた。
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なんで好きになったの?とか、いつから好きになったの?って聞かれるとよく分からない。なんでだろう、、、
私が恋をした彼は、雨の日、傘を持って出掛けると、よくどこかに忘れてきちゃうから、もう忘れないようにと、体の半分くらいあるどでかい傘を持ち歩くような人(それでも忘れる)。観たことのない映画は、心がかき乱されるのが怖くてあんまり観れない(だからお気に入りの映画を何回も観たりする)。本を読むと、深く考え過ぎてなかなか前に進めない。料理が抜群に上手い。ちびまる子ちゃんが好き。お酒は弱い、いつもカルピスを飲んでた。地球の神秘に心を惹かれていて、宇宙に行けるなら死んでもいいって言ってた。死んでほしくないって私が言うとちょっと困った顔して笑ってた。
口下手で、会話をするのは得意ではないと思う。質問をしたら、じっくりと考えて答えてくれる。私の話もじっくり聞いてくれる。静かな雰囲気だけれど、内側には熱いものを持っていて、仕事にはかなりストイック。目指したものがあって、ちゃんとそれを形にしてきた人。
単純そうに見えて、すごく複雑。掴みどころがなくて、会うたび常に新しい世界を与えてくれる。こんなにも一緒にいて興味をそそられる、もっと知りたいと思う、そんな人に出会ったのは初めてだった。いつの間にか彼のことを考えていて、「好きなのかも」というより、気付いたらもう「好きだった」。やっぱり、恋とか好きって、説明することではないのだと思う。
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