九州へ一時帰国④
その③の続き。
今度は両親の車で福岡の祖父母の実家まで向かいました。自家用車だと5時間くらいかかりました。
祖父母宅に到着。庭先の南天が綺麗でした。南天は古来より魔除けや火災避けの効果がある植物として玄関先などに植えられるそうです。祖父母宅は昔一棟火災で燃えているので、その後に植えられたのかも。
1年ぶりに会った祖父母はまた歳をとっていました。祖父は辛うじて会話はできるものの、扁桃腺の不調でしわがれた声しか出なくなっていました。歳の割に若くて明るかった祖母もますます小さくなって少し元気が無くなったように見えて、再会して早々曾孫はまだかと催促されました。
昔は祖父母宅に帰省するとよく祖父がステーキや鰤を焼いて振る舞ってくれたものですが、そんな元気も無いらしくスーパーのお惣菜と母と祖母が作った豆乳鍋やサラダで夜ご飯。
祖父は4人兄弟の長男で曾祖母も同じ敷地内に住んでいたので、私が小さい頃は親戚一同が入れ代わり立ち代わり訪れて賑やかなお正月でしたが、曾祖母もだいぶ前に亡くなり近年はお正月も人が集まらなくなったようです。従兄弟達も仕事や受験で遊びに来ませんでした。何だか寂しいなぁ。
みんなで近所の神社にお参りと墓参り。宮崎でも父方の祖父母の墓参りには行ってきました。昔は興味無かったのに、大人になると不思議とちゃんと墓参り行かなきゃなと思うようになる。
福岡のうどんチェーンウエストでランチ。出汁のきいたスープと柔らかいうどん(ゴボウ天入り)に鶏飯のおにぎり。久しぶりに食べたけど美味しかった〜。
海沿いの温泉にも浸かりに行った。
ストーブでお餅を焼くのも久しぶり。九州は丸餅が主流。
祖母の手料理もあと何回食べれるのかなと思うと寂しくなる。
祖父母宅に2泊してから私は翌朝の早朝フライトに備え空港近くのホテルに宿泊する為、両親に送ってもらうことに。途中で親子3人で温泉に立ち寄りました。宮崎でも福岡でも湯船に沢山つかれて満足しました。
ランチは牧のうどんに。こちらも福岡の有名なうどん店。うどん屋さんなのに麺の硬さが選べる。めちゃめちゃ量も多くてお腹いっぱい。
写真無いけどここの鶏飯も美味しかったなぁ。
ホテルチェックイン迄少し時間があったので、福岡空港近くの公園を3人で散策。鴨や白鷺がいた。
両親とこうやって過ごすのも最近は良くて年に一度。一緒にいると鬱陶しいんだけど別れ際はとても寂しくなるんだよなぁ。高校時代留学したり大学で親元を離れたので、両親と暮らしたのは17年間でした。色んなことがあってあっという間だったな。まだこうして元気でいてくれるのが有り難い。
正直また両親と同居したいかと言われると複雑なんだけど、一緒にいられる時間って少ないからこれからも会える時にちゃんと顔を見せにこようと思いました。
ホテルまで送ってもらい親と別れ、重たいスーツケースを持ってホテルにチェックイン。翌朝8時30分発のフライトだったので早目に就寝しました。ホテルから福岡空港国内線ターミナルは徒歩数分だったので翌朝は6時前にホテルをチェックアウト。空港施設も国際線への連絡バスも6時からの営業だったので、始発の連絡バスで国際線ターミナルまで移動(車内は空港勤務の方々でほぼ満席)。
KLIA2のAirAsiaではチェックインや手荷物預け入れはほぼ自動ですが、福岡空港ではまだ対人受付でした。預け入れ荷物が上限20キロを僅かに超過していましたがギリギリ大丈夫でした。
保安検査場はまだ空いてなかったのですが、空港ラウンジを使いたかったので早目に列に並び一番乗りで通過。入って右側に歩いていくと国際線のカードラウンジがありました。
こちらもテレビや雑誌新聞、お菓子や飲み物などが無料で利用可能でした。国内線ターミナルの方が広くて新しかったような気がする。国内線にはあったパンの無料サービスが無かったのでお菓子とお茶を頂きました。
これだけじゃお腹が空くなと思っていたら、有り難いことにゲート内にセブンイレブンがあったのでおにぎりや夫が好きなお菓子などを購入。
定刻通りで無事出発しました。早朝便だったせいか機内はガラガラで、横になって寝れたので快適でした。機内食のトムヤムクンフライドライスが中々美味しかった。
14時過ぎにKLIA2に到着して入国手続きも滞り無く済み、迎えに来てくれた夫と合流しました。今回は夫からのお小遣いに加え、母と祖母からもお小遣いを頂き(私が今働いて無いから?)帰省代全てその範囲で賄えたのはラッキーでした(いつも一時帰国すると貯金が大幅に減るので)。たまに親孝行するといいことがあるもんだね。
因みに今回は両親や祖父母から大量に食品などを貰ったので、自分ではハンドクリームや本くらいしか買わなかった。貰ったものでスーツケースがいっぱいになったのもあるけど、大体のものがマレーシアでも手に入るのでどうしても必要なものだけに買うものを厳選しました。ひとりでの冬帰省で荷物も嵩張ったので正解だったかも(とにかくスーツケースが重かった)。
マレーシアにあとどのくらいいるのか分かりませんが、仕事復帰してからだと中々時間が取れないだろうから、休職中にまた九州にも帰省しようと改めて思いました。
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