見出し画像

「飢餓海峡」恋川純弥誕生日公演

19日から一泊で神戸&明石に遠征旅行に行ってきました。

1日目は神戸。純弥さんの誕生日公演を観劇しました。19日は45才のリアルバースディです。来月には芸歴45周年の公演が東京で行われます。

新長田にある「神戸長田ピフレホール」が会場です。

客席は傾斜があり私にとってはノンストレスなホールです。

今回、誕生日をお祝いする気持ちはもちろんですが、お芝居もあることが楽しみでもありました。

「飢餓海峡」は大衆演劇歴が浅い私でも舞踊ショーで何度か観たことがあります。石川さゆりさんの歌で役者さんがショー仕立てで踊る感じ。

でもお芝居で観たことはなく、物語や登場人物の背景など全く知りません。知らないことの特権で、全く情報を頭に入れない状態で観てみようと思いました。

ちなみに舞踊は悲しい歌で暗くて寂しいのです。美しいけど、誕生日公演で何故かけるのか不思議でした。

でもとても面白かった。純弥さんがやりたいと思った直感が嬉しく思う作品でした。大衆演劇の役者さんしか醸し出すことができない空気感や発想。私、きっとすごい顔して観ていたと思う。サスペンス好きにはたまらなかった(笑)

猿之助さんは「男の花道」や「雪之丞変化」といった昭和の時代劇を大事に思って上演していました。今回の「飢餓海峡」はそれよりも現代に近い昭和の作品です。

着物からほぼ洋服に変わる時代。時代劇が身に染みている純弥さんだからこそ、この絶妙な時代味にハマっていて私が違和感なく世界に没頭できたと思う。

長くなりました。。。

ここからお芝居の感想です。
ヒロインの八重を女方で演じた劇団暁の暁人座長もよかった。私は八重に感情移入してしまいました。


ここから先は

1,800字 / 1画像

¥ 100

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?