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シェイクスピアと歌舞伎と大衆演劇

25日の夜に篠原演芸場に行ってきました。

今月の篠原はスーパー兄弟が公演中です。25日は総座長の龍美麗さんの誕生日公演前夜祭でした。美麗さんが異色の新作にチャレンジする日。

「舞狂唄図ーマクベス」

坪田塁さんが書いたオリジナル作品です。

先月、劇団美松が上演した坪田さんのオリジナル狂言「曽根崎心中」が面白かったので興味があり行くことにしました。

直前に知ったのがこの情報 ↓

歌舞伎!!

マクベスを歌舞伎界に置き換えてる!歌舞伎好きとして引き寄せられたと思いました。歌舞伎を少し知っている者ならではな楽しみ方ができました。

なんと歌舞伎演目が三つも出てきたのです。メインは「伽羅先代萩」劇中劇で大衆演劇の役者さんが歌舞伎を演じました。

まさか大衆演劇で政岡を観ることになるとは。私の人生も想像を超えてきたなと思う(笑)

政岡と言えば猿之助さんが「伊達の十役」の中で演じたのが記憶に新しいです。思い出して少し切なくなりました。

歌舞伎の古典を歌舞伎俳優以外の方が演じるのは、抵抗がないと言ったらウソになります。生音では無いし、一晩の稽古ではやはり厳しい。

それでも、長時間だったことを除けば、最高に私の好奇心を揺さぶってくれて楽しかった。こうくるのか!の連続でワクワクしました。

坪田さんの頭の中はどうなっているのか。実は来月の純弥さんの「芸能生活45周年特別公演」の芝居「おわら恋唄」も坪田さんのオリジナル脚本です。

曽根崎、マクベス。。ときて、おわら風の盆の世界へ。

拝見した二作の結末がエキセントリックだったから、純弥さんの公演は幸せな余韻だといいのになと思う。楽しみの一つです。

さて、舞狂唄図の感想をもう少し聞いてください。


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