明石へ
神戸から足を延ばして初めて明石にも行ってきました。
車窓から見える瀬戸内海が最高と教えていただいていたので、各駅停車に乗りました。途中、明石海峡大橋も現れて想像以上に絶景を楽しむことができました。
明石駅を降りると潮の香りがしてワクワク。駅も周辺も整備されていて歩きやすく、目的地の劇場まで楽しかったです。
明石には大衆演劇を行う劇場があります。
「ほんまち三白館」
大正時代に寄席から始まり、映画館を経て、平成27年から劇場として運営。だからなのかとても綺麗で、ほんのり懐かしい感じのレトロ感が好きでした。
入るととても空間が広く感じて明るい空気でした。
実際に二階席はないのですが、上から見物ができるような見た目になっていて面白かったです。
花道が壁沿いにあるタイプ。二階へ続く階段を役者さんが演出に上手く使っていました。
他の劇場では見たことがない「大入」の看板。大きい(笑)
今月は劇団暁が公演を行っています。連日、大入りなのでこの景色!圧巻でした。
座席はゆったり作られ快適。ただ、客席面が傾斜が少ないので、場所によっては見づらいかもしれません。私が友人に予約してもらっていた席は、さすがのチョイスでノンストレスでした。
大衆演劇を楽しんでいる’猿ゆか仲間’が、今月は3人も遠征で訪れています。良い劇場だと聞いてはいましたが、実際に体験するとそのとおり!私もお気に入りの劇場になりました。居心地がとてもよかった。
お隣の方にも恵まれました。地元の大衆演劇ファンの方。たくさんお話をすることができ楽しかったです。劇団暁を楽しみに待っていたとおっしゃっていました。こういうことも旅を楽しくしてくれますね。
ライティングは暁だからかはわかりませんが、かなり凝っていました。ライトの数も多く感じて派手だったと思います。
座長の暁人さんは、前日の純弥さんの誕生日公演にも出演していました。だから私は二日連続。前日のお芝居「飢餓海峡」では素敵な女方でしたが、この日は性格が悪そうな年配の親分でした(笑)役幅が広い。
舞踊ショーの暁人さんです。
可愛らしくてホッとする(笑)
花形の隼人さんのお面を使ったパフォーマンスは最高でした。暁人さんとは違った趣向で楽しませてくれます。
憧さんは観るたびに進化してびっくり。大人の雰囲気が出てきて成長し続けています。
春樹座長の笑顔にはいつも癒されます。
一つ、誤算だったのがロング公演だったこと。夜の部が無く、いつもより昼の部が長く上演される日でした。
新幹線の時間がずらせず、残念でしたが途中で離席。お土産のタコせんべいを永楽堂で購入。お店の方が良い方で試食されてもらったり。
味が深い。歩きながら楽しみました。
また来たいと思いました。もっと商店街や海が見たかった。次回はのんびり来ようと思います。今回は暁の公演が最高に楽しかったことがお土産です。
一泊二日の神戸と明石の旅は面白かった。
純弥さんの誕生日公演は芝居も好きなテイストだったし、舞踊の純弥さんもいろいろとご縁を感じて感慨深かった。最高にかっこよかったです。
お会いできた皆様もありがとうございました。
また劇場でお会いしましょう。
aya