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「スサノオ」桐龍座恋川劇団

私が少しづつハマっているのが大衆演劇です。

猿之助さんが「猿之助と愉快な仲間たち」の公演で大衆演劇一座の座長を演じたことや、昨年末のリサイタル公演で本物の座長たちと共演したのがきっかけです。

同じ経緯で現在、大衆演劇にハマっている歌舞伎ファンの友人知人がいます。自然とご縁が繋がっていくので楽しくなってきました。

迷うくらいたくさんの劇団があるので、まずはリサイタルに出演していた4人の座長さん方を中心に楽しむことにしています。最近、特にワクワクしているのが恋川純弥さん、純さん兄弟です。

兄の純弥さんはフリーで活動しているそう。6月篠原演芸場で、座長として「Team Junya」の公演を一か月間にわたり行っていました。5月の猿之助さんのことがあって、悲しくて涙することはあったけど、純弥さんの踊りを観て初めて素直に泣けました。気持ちが伝わる踊りや演技をする方。

先月、弟の純さんをリサイタル以来、初めて拝見しました。桐龍座恋川劇団の座長を務めています。笑って笑って、お客を楽しませる天才だと思いました。

兄弟の殺陣はとてもエキサイティングでリアル。歌舞伎とも、アクション俳優とも違う味わい。もう一度観たくなるのです。


私は新作作りにも興味があります。猿之助さんが新作を創ってきた話も大好きでした。今回、純さんが神話を題材にした新作「スサノオ」を上演するとあり楽しみにしていました。

それが想像を超える大作だったのでお話を聞いてください。

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