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4月の歌舞伎

3月も無事に過ごすことができました。
「新・三国志」の幸せな余韻で未だふわふわしています。

それでも時は進んでいきます。明日から4月です。猿之助さんは歌舞伎座と六本木トリコロールシアターの掛け持ちです。

歌舞伎座「四月大歌舞伎」は2日に初日を迎えます。

猿之助さんは第一部「天一坊大岡政談」に出演です。悪役を演じます。徳川吉宗将軍時代にあった「天一坊事件」。この諸説ある事件の講談版をもとに河竹黙阿弥がお芝居を書き、明治8年に初演されました。

将軍の子だという証拠を手に入れ、なりすまして将軍の座を狙う天一坊。山内伊賀亮という味方を得て、名奉行 大岡越前と対決します。史実では天一坊と大岡越前の接点はないようなので、この組み合わせはフィクション。

天下を狙う天一坊を猿之助さん、伊賀亮は愛之助さん、大岡越前は松緑さん。久しぶりに歌舞伎座に同世代三人が揃います。こんな芝居を待っていました。

歌舞伎座では2015年團菊祭で上演され、菊五郎さん菊之助さん海老蔵さんで上演。私は観ていると思うのですが記憶が遠く。。ですが、TV時代劇で幼い頃に加藤剛さんの大岡越前をよく見ていました。ちなみに水戸黄門や遠山の金さんも母の影響で観て大好きでした。

天一坊の話も時代劇で観たことがありますし、先日のコクーン歌舞伎「天日坊」は宮藤官九郎さんが脚色して誕生したバージョンですし、馴染があります。1972年には三代目猿之助ものびのび(笑)演じているということで、今回、四代目がどう楽しく悪を演じてくれるのかワクワクしています。

私は第二部「荒川の佐吉」第三部「ぢいさんばあさん」も楽しみにしています。ちなみに両方のお芝居に桜の木が登場します。天一坊にも登場するのでしょうか。外が葉桜になっても劇場内では長く楽しめそうです。

そして、猿之助と愉快な仲間たち 第2回公演 『森の石松』

4月13日(水)〜21日(木)まで六本木で行われます。猿之助さん主演ではありませんが、全日出演&アフタートークに登場です。猿之助さんは一門の皆様とこの期間は歌舞伎座と往復。でもファンも往復組がいるのですよ~皆が忙しい(笑)

日替わりゲストもいるとか。誰が出演かは絶対に明かさないと猿之助さんが言ってました。歌舞伎界や演劇界、ミュージカル界とかお笑い界。。人脈あり過ぎなので全くわかりません~

見せ場の一つに、石橋正次さんの歌に合わせて猿之助さんが大衆演劇の座長として踊る、と発表されてます。私、これを知ってチケット追加しました(笑)

猿之助さんの大衆演劇風のメイク、特にアイメイクが大好物だからです。もしかしたら、 梅沢富美男さんとか早乙女太一さんみたいな女形とか、キラキラスパンコール系の立役とか。。妄想しまくりです。昔、ファンクラブのツアーでしてくれた時は生で観ることができなかったので、200人キャパの劇場で観たい。これで蓋を開けて’素踊り’だったら泣くかも(笑)

歌舞伎座約1800人、六本木トリコロールシアター約200人。劇場が変われば芝居も変わる。。どころではないくらい大違い!!学生時代は小劇場に通っていたので懐かしくもあります。愉快な仲間たちのチームワークに期待しています。

詳細はTwitterのリンクからどうぞ。
猿之助さんのSっぷりも健在のようです(笑)

来月も楽しみましょう。


aya


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