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作品の公開を続けること

猿之助さんは、自身で演出をして作品を生みだす時「その子がどんな子でも愛おしい」と言っていました。

今回のことで出演作品の配信が停止されたり、TV放送予定の歌舞伎公演やシネマ歌舞伎が差し替えられています。

私には全てがキラキラした思い出です。15年前に亀治郎さんの歌舞伎を観ていなければ、絶対に今の私はいません。ずっと歌舞伎の未来のために命を削ってきたのを観てきました。

作品たちに生きる力をもらい救われ、猿之助さんのお客に対する優しさに救われて、人生を前に進めることができました。

生みだされた作品を、別人格の命としてはみてもらえないのだろうか。何故に子まで罰せられなければならないのか。

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歌舞伎と大衆演劇中心の観劇感想MAGAZINEです。劇評ではありません。今月の観劇で感じたことや今まで観た舞台の思い出を綴ります。2009…

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