◆感謝と決断
*2019年10月15日*
ドキドキ……。この不安と期待が入り混じる感覚は久しぶり。学生時代にひとり旅を計画していたとき以来だ。
来月11/15〜17の上海タンゴマラソンについに申し込んでしまった。
ここ最近、行こうか止めようかずっと悩んでいた。
タンゴマラソンとは、数日間にわたってマラソンのごとく昼夜踊り続けるイベントで、世界各地で開催されている。
日本からもRene & Junko先生や群舞のみなさんがデモをするらしく、FBで情報は上がってきていたのだが……
今日、ついについにAirとHotelを予約してしまった。もう1ヶ月前。ホテル(ミロンガ会場と同じホテル)が空いていてよかった。
悩んでいた理由は、スケジュールの厳しさと、タンゴ歴の浅さ。
3日間は参加できない。
家を空けられるのは丸2日で、かなり無理をした日程。
そもそもタンゴ歴9ヶ月弱で、大丈夫なのか。
タンゴマラソンなんて、いかにも踊りなれた猛者たちが集まってきそうだ。
別に今年無理して行かなくてもいい、とも思ったけれど、なんか……
ハルティーナが命を燃やしてレッスンしているのをみていたら、
やりたいことはできる時にやらなくちゃ、と無性に思った。
病気も事故も、なぜか自分には起こらないと思ってしまうのはなんでだろう。だから危機感がなくて、のんべんだらりと過ごしがち。
でも、健康な状態で好きなことができるのは、稀有で幸せなことだというのをあらためて最近感じている。
それと、なにぶん飽きっぽい私の性格からして、このタンゴに「恋に落ちている」状態がいつまで続くかもわからない。
そもそもいくら好きなものでも、はじめた頃の、「24時間そのことしか考えられない」状態はいつまでも続かないということを、今までにも経験している。
だから大きな熱量を持っている今の状態はすごいことだし、何よりその対象物があることに感謝したい。