第20回 書き出し祭り 振り返り
🔳謝辞
書き出し祭りの運営の方を始め、ご参加された方、ご感想を頂いた方、初参加で舞い上がっている私を温かく迎え入れてくださり誠にありがとうございました。
おかげさまで祭りを思う存分楽しむことができました!
🔳全体所感
簡潔に一言だけ、参加して良かった。以上。
だけでは流石に伝わらないので。笑
参加するメリットを挙げます。
書き出し祭りに参加するメリット
・感想がもらえる!
参加作品の全てに感想を書いてくれる猛者が複数いるので少なくとも
そこで感想もらえます。
依頼感想(なんと無料!)を受け付けてくれる方もいるので、依頼すると
詳しい感想がもらえます。
創作者の多くは感想をもらうことに至上の喜びを感じると思うので
このメリットだけでも参加する意義があります。
・マーケティングができる
読者投票で順位を決めるので、自分の作品が読者に受けるかどうかを
確認できます。『小説家になろう』というサイトで開催されるので
そこで投稿を考えている方は良いマーケティングになるでしょう。
過去回の上位作を確認すると傾向なども分かるかもしれません。
かく言う私は、今回、自分の趣味を押し出した作品にしましたが。笑。
そういうスタンスでも自分がどれだけ読者に受け入れるかを試す
試金石にもなりますね。
・書き出しの勉強になる
参加したら是非全作品を読みましょう。
読者を引き込む技術が多種観察でき、勉強になります。
また自分の好みと順位の差異を確認することで、感性のズレを
認識できるかもしれません。
以上です。アナタも参加したくなったんじゃないですかぁ?笑
🔳自作品に対する反省
自作品
第三会場 作品番号5
「風呂を沸かせばオケアが助かる」
https://ncode.syosetu.com/n9347in/6/
結果
1位票 5
2位票 2
3位票 3
合計ポイント 22
会場順位 11位/25作品
総合順位 40位/100作品
はい、This is 中途半端。コメントに困る順位ですね。笑。優勝!とか、0ポイント!とかならもう好き勝手言いまくるんですが。いや、この順位でも好き勝手言いますけどね。笑
私の中では圧倒的一位であるという事は最初から確定していますが、客観的評価はしっかり受け止めなければなりません。
ただ、嬉しいのは1位票がこの順位にしては多く見えることですかね。意味のない指標だと思いますが、比較的票が割れた第三会場で1位票の数だけみれば同率5位ですからね。
刺さる人にはすごく刺さったと言っても良いんじゃないでしょうか!1位票を投票してくれた方は結婚しましょう!既婚者ですが、よろしくお願いします!笑
制作経緯
嬉しい事に制作秘話を聞きたいと言ってくれている方がいるので、存分に語ろうと思います。
まず、祭りに参加するのに失礼があってはいけないと言う事で前回大会第19回の上位作品を読みました。ふむふむ、なるほど、そう来るか!と感心の連続でした。
そして、主催の肥前文俊先生がまとめている以下の記事を穴が開くほど読みました。とても参考になるので読んでいない書き手の皆様も是非!
そうして、作法を学んだら続いてはネタ探しです。これが私には大切。自分が書きたいと思うネタで無ければ筆が進みません。
ネタはいろんなところに落ちています。♪向かいのホーム、路地裏の窓、交差点でも、夢の中でも、明け方の街、桜木町てな具合です。(山崎まさよしの「One more time one more chance」知ってますか?笑)
家族旅行に行きまして、ホテルに泊まったんです。そしたらですね、愛娘(4歳)がベッド脇の端末をガチャガチャ楽しそうにいじるわけですね。
そして聞こえてくるわけですよ、ラジオが。最初はびっくりしました。ラジオなんて普段聞かないから意識に無いわけですよ。大袈裟かもしれませんが、それそこ心霊現象かと思いましたよ。笑
で、これは使えるということでネタに採用しました。
次は家で食器を洗っている時ですね。何がぼーっとしていて、その時はよく聞こえたんですよ。「お風呂が沸きました」という音声が。
多分この音声って日本人の3/4くらいは聞いたことあるなぁ。これを物語のキーにしたら共感得られるんちゃうか!共感を得られつつも、予想ができない展開にしたら続きが気になるんちゃうか!てな具合にああなりました。
そしたらアイディアが湧き出るもので、展開が読めないと言えばバタフライエフェクトだ!なんか似たような意味の日本のことわざあった気がする!風が吹けば桶屋が儲かる!
風?風呂に使われてる文字やん。桶?これは風呂にかかるやん。じゃあ私の好きな駄洒落にしたらいいよね。でタイトルはこうなりました。
タイトルから物語があまり想像できませんが、感想から伺うに興味は惹けたようです。
連載するにあたってとタイトルはこのままかなぁ。
後は構成をお褒めいただく声をいただきましたが、これは尊敬する伊坂幸太郎先生を強く意識しました。いやぁこんなこと言ったら、似ても似つかないわ!とファンに怒られるのが目に見えていますが。許して、大好きな気持ちは一緒だから!
伊坂幸太郎先生の作品、特に短編は時系列がバラバラのものがあります。これが面白いんですわ!読者の知性(覚えたての言葉)を結構要求するので、人を選ぶかもしれませんが。
そして、結果の所でも言及しましたが私の本作も人を選ぶ結果となったと思います。
ひとつ断わっておきたいのは、私の作品が分からない人は全然ダメだ!!とは決して申し上げてはいません。そんな格好悪い事、言いませんよ。笑。
これはシンプルに嗜好、好き嫌いの問題です。それ以上でも以下でもありません。
作品として未熟な点も無限にありますしね。笑
ちなみに完結までのプロットはこれから考えます。気長にお待ちください。
反省
ほとんど上述してしまいましたが、今回、こうしていればもう少し順位が上がったかもという点があります。参考になれば幸いです。
・字詰め
詰めすぎた!笑。
WEB小説において、視認性は非常に大事な事は重々承知したはずですが、やってしまいました。
案の定、読みにくいという声をいくつかいただきました。
文字数をフルに使いたくて余白を嫌ったんですよねー。反省!連載する際は直します。
・文体
硬すぎた!
この作品のジャンルはあらすじから分かる通りアクションコメディです。
ですが、本文では文体が硬すぎてコメディ色が弱くなってしまいました。それどころかホラーみがあるという声もいくつかいただきました。
自分で読み返してもちょっとそう思います。笑
改稿するかもしれません。全然雰囲気が違う作品なったらごめんなさい。笑。
・テンポ
ちょっと遅い!
行動の描写を細かくしすぎという有難いご指摘をいただきました。これは大いに自覚があります。大体に削っていきたい!
🔳おすすめの祭りの楽しみ方(戦略)
※以下はなんというか少し下世話になります。そういうのが嫌いな方は読まない方が良いかと。
・全作品を読もう!
勉強になる!読了ツイートだけでも感謝されるぞ!そして、名が売れるぞ!笑。
・感想、FA募集があったら即飛び込め!
私のような趣味作家は書いてもらえる機会なんてそうそう無い。書いてもらうとしても金がかかることがほとんど。
無料でやってもらえるなんて夢のよう!頼むしかない!
しかも感想が書かれたらそれだけ私の作品が皆の目に触れる!いい事しかない!
ただ、そう思う人も多いので、比較的早く募集は締め切られる。
見つけたら恥ずかしがらず飛び込め!!
・感想やFAを書こう!
与えてもらうだけでは人はダメになる。
ギブアンドテイクが世の常。
そして、感想を書くことも勉強になるぞ!
客観的に自作品も見れるようになる……はず!
私も依頼を募集して書いた。
全作品は大変だから、この方法はおすすめ。