12日間のアメリカ横断旅〜振り返り〜
こんばんは、人の顔をぼかしつかれたマッスルバックです。
今回は2019年2月~3月にかけて、卒業旅行でアメリカを横断したときのお話をします。ニューヨーク→ロサンゼルスの旅です。時期も時期ということで、最後は暖かい場所で旅を締めくくりたいという話になり、東から西へ横断することになりました。
タイトルにもある通り、12日間の旅です。
(日本~アメリカの移動時間はノーカウント)
人数は7人、同じ研究室の同期達と行きました。
これからアメリカ横断を考えている人、どこかへ旅行したいけど決めかねている人の参考になればと思います。
先に感想を言っておくと、
最高でした!!!
間違いなく良い思い出として一生の宝になると思います。
この旅をすることになった経緯はうろ覚えですが、「学生のうちにしかできないこと」をしよう。ということで決まった気がします。
私たちは12月くらいに予約を進めました。航空券は簡単に取れましたが、キャンピングカーがなかなか空いていなくて、探すのに苦労しました。
卒業シーズンなので、もし2、3月にアメリカ横断をするのであれば、もう少し早めに行動することをオススメします。
トータル費用は25万ほどです。
(航空券:9万、キャンピングカー:7万など)
それでは、日記風にまとめて振り返ります。
Day1
日本を出発し、腰がバキバキになりながらアメリカに入国。
ロサンゼルス国際空港に降り立ちました。
アメリカの国旗でお出迎え、このときすでにテンションはMAX100%。
横断のスタート地点がニューヨークなので、夜に飛行機でロサンゼルスからニューヨークへ向かう予定。
出発まで時間があったので、あたりを散策することに・・・
気が付いたら、ゴール地点であるサンタモニカで集合写真を撮ってました。笑
※
この旅は7人で始めたのですが、そのうち1人は別の予定のため途中で日本に帰国することが決まっていました。最初にゴール地点で全員の集合写真を撮っておいたわけです。
最初の夜ご飯はもちろんハンバーガー。
サンタモニカのババガンプシュリンプでいただきました。
やたらポテトが多くて地獄。笑
でも味はGOOD!!
Day2
ニューヨークに到着した私たちは、まずニューヨークの街を散策。
ロックフェラーさんが建てたビルを見て驚嘆。
で、でかすぎる。。。
さっそくアメリカンスケールを味わう。
しばらく歩いてタイムズスクエアに到着。
テレビでしか見たことのなかった光景に感動。
(これは旅の中で味わった感動の、ほんの1つにすぎなかった・・・)
階段に座って記念にパシャリ。
おしゃれな街タイムズスクエアに、全くおしゃれではない若者7人が騒がしくしている。けっこう浮いていたと思います。
せっかくなので、スターバックス/タイムズスクエア店にて一休み。
いやーここで飲むコーヒーは最高においしかった。
(ダサい格好でニューヨーカー気分を味わう。)
いよいよこの旅のお供、キャンピングカーをゲット。
近くのバカでかいスーパーのバカでかい駐車場でバカでかい車と
記念にパシャリ。
変わらずテンションはMAX100%。
ワクワクが収まらない。
ニューヨークから少し移動して1日が終了。
とはいうものの、軽く300kmの移動でした。
日本で例えると、東京ー愛知くらい。
Day3
初めてキャンピングカーで食べる朝食。
パンにバターをつけて食べる程度の質素な食事。
でも不思議とかなりおいしく感じました。
左側のソファに3人、右側のテーブル席に4人が座れるようになっています。
外に出てみると、キャンピングカーが映える!!
なんということだ、これがアメリカの力か。
この日はとにかく移動でした
その距離なんと、約1000km。笑
日本で例えると東京ー札幌くらい。
正直、アメリカは真ん中に何もないので前半はとにかく移動する作戦!
※
私たちのように、12日間という期間でのアメリカ横断は稀です。本当は14日以上かけて横断するプランが普通です。私たちは時間がなかったので、特に急ぎで移動していました。
Day4
少し移動したら、総移動距離1000マイル突破!!
1マイル=約1.6kmなので、1600km移動したことに。
というわけで、この日もとにかく移動。
Day3同様に約1000km走破しました。
しつこいようだが、日本で例えると東京ー札幌くらい。
※
写真を見返していましたが、Day3、Day4、Day5の観光している写真が全然ありませんでした。それだけアメリカの真ん中に何もないというか・・・ひたすら運転していたというか・・・
正直、車内で何をしていたかも覚えていません。笑
ただ、1つ言えるのは、常に楽しかったという記憶があることです。初体験の車、初体験の地、全てが刺激になり、退屈することはありませんでした。
Day5
Day5も移動だけの日です。
Day3、Day4と移動してきましたが、アメリカの真ん中がどのような感じかというと、こんな感じ。
平坦すぎるっ!!地平線が見える!!日本じゃありえない!!
私たちはこの広大な大地に興奮していました。北海道の比じゃないです。
興奮しすぎて一昔前のJKみたいなことしてました。テンションMAX100%。
この旅の中で、何回かこういった空中に浮いている写真を撮っていました。
日本では絶対にやらないことをやって楽しんでいました。
夜ご飯はというと・・・
もちろんハンバーガー!!
見てくれ、この彼の\(^^)/を。(見づらくて申し訳ない。)
たかがハンバーガーを食べただけでこのポーズ。
恐るべしアメリカ。
さて、Day3~Day5での移動はこんな感じ。
凄まじいペースで横断しています。
この日はブレイキングバッドでもおなじみの、アルバカーキにて就寝。
(半分を少し超えたあたりです。)
Day6
これなーんだ。
そう、髭です。
この旅では、髭を剃ってはいけないという謎の縛りプレイにより、彼の髭は伸び放題でした。
それにしてもキャンピングカーが映える。
彼の髭は全く映えないが、キャンピングカーだけは必ず映える。
これがアメリカだ。
※
ちなみに、アメリカではキャンピングカーのことをRVと呼んでいます。
アメリカ全土には、キャンピングカーを停車させて一夜を過ごせる施設が整備されています。そして、こういった施設はRVパークと呼ばれています。
RVパークでは水と電気の補給ができ、排せつ物の処理も可能です。
(RVパークは一見公園のようですが、どこも有料の施設ですので注意。)
私たちの場合、毎回RVパークにて一夜を過ごしており、その日の宿はその日に確保していました。
さて、旅に戻りましょう。
このDay6あたりから観光がメインになっていきます。
雪に飛び込んでいる場合ではありません。
まずはこちら。モニュメントバレーです。
なんでしょうか、この素晴らしい景色は。思わず倒置法をくりだしてしまうほど圧巻です。
モニュメントバレーが形成されるまでの途方もない年月を考えると、地球の偉大さ、壮大さに感動します。
次の写真、ウェブからもってきたわけではありません。実際に私が撮った写真です。語彙力雑魚目に言うと、はんぱないです。
広大な大地に、馬に乗った人がぽつり。まさに映画の世界です。
7人の若者がやるとこんな感じ。笑
映画感は一気に消えましたが、いい写真が撮れました。
Day7
朝からアンテロープキャニオンに行きました。
多くの人が見たことある景色ではないでしょうか。
壁と壁の間を通って進みます。
途中、上を見上げるとハートマークが現れました。
ここだけの話、全てガイドさんの言う通りに写真を撮りました。笑
写真スポットを丁寧に教えてくれます。
そして、記念にパシャリ。
続いてはこちら。
アンテロープキャニオンの目と鼻の先にはホースシュー・ベンドがあります。
生で見るともっと素晴らしいです。
記念にパシャリ。
スケール感を味わっていただきたいのでこちら。
左下の人に対する圧倒的大地の壮大さ。おわかりいただけるだろうか。
また、この日は忙しい日でした。
ホース・シューベンドからさらに車で3時間くらい移動。
でましたグランドキャニオンです。
ピカーン。
眩しいですね。朝日ではありません、夕日です。
日中にアンテロープキャニオン→ホースシュー・ベンドと行き、夕方はグランドキャニオンで夕日を見るプランです。
\(^^)/
文字はいりませんね・・・
写真だけで味わいましょう。
Day8
夕日ときたら朝日ですよね。
確か加工なしでこの写真ですよ。いったいどうなっているんだアメリカ。
朝日に照らされるグランドキャニオンです。
日が昇るにつれて色が変わっていきます。美しい!!
2月~3月ということで、うっすら雪化粧しているのもまたよし。
ラスベガスまで移動して、夜はBBQ!!
Day9
いざカジノの街、ラスベガスへ。
USJとかディズニーのようです。もはや街がテーマパークです。
グランドキャニオンで新調したお揃いのパーカーを着て、パシャリ。
このときはまだ笑顔ですね~。
この後カジノにいってたいへんなことになるとも知らず・・・
カジノ付きのホテルにいくと、おしゃれなオブジェクトがあったのでパシャリ。何目線かわかりませんが、このオブジェクトは実にセンスがあります。はい。
本物のフラミンゴがいる有名なカジノ付きホテルにも行きました。
カジノ内は写真撮影禁止ですので、内容だけ書きます。
7人が勝負していたのはブラックジャックです。様々あるゲームの中でも、比較的負けにくい類に入ります。
ググればわかりますが、戦い方があります。
それを旅の移動中の車内で入念にシミュレーションしていたので、
大負けはしないと思っていました。
確かに大負けはしませんでしたが、一人を除いて全員マイナスでした。
このまま帰るわけにはいかないと思い、7人が2万円ずつ出しあい、計14万円を握りしめてルーレットに向かいました(真似しないで下さい)。
狙うは3倍のところ。
これで勝てば全員プラス、負ければ全員マイナスです。
結果はこちら。
ステーキです。
ん?
はい、見事勝ちました。
ステーキおいしかったー。
負けるフラグを立たせておいて申し訳ありません。
笑顔で始まり、笑顔で終われました!!
Day10
旅も終盤です。
ラスベガスで1人が日本に帰国したので、ここからは6人です。
10日目はデスバレーに行きました。
記念にパシャリ。
奥のほうに山が見えると思います。
これ、山ではなく地上といったほうが正しいかもしれません。
このデスバレー、北アメリカで最も海抜が低いことで有名です。
集合写真を撮った場所の海抜は、なんと-86m!
テンション上がって空中写真もパシャリ。
奥のほうで知らない人もジャンプしています。
ユーモアがありますね。アメリカらしさを感じられた瞬間でした。
次の日の観光地まで移動して、夜はBBQ!!
ここで1つ小話です。
日本では、部屋の大きさなどをわかりやすく説明するために、畳を使って〇〇畳と表現すると思います。
アメリカでは、バーベキューコンロの大きさをハンバーガーを使って表現するのです。箱にハンバーガー10個分の大きさ的なことが書いてありました。
おもしろいですね。
さて、BBQに加えてキャンプファイヤーもしました。
個人的にキャンプファイヤー好きです。
BBQは家庭でできても、キャンプファイヤーはなかなかできないですよね。この日も充実した1日になりました。
Day11
ジョシュア・ツリー国立公園に行きました。
写真のように、一風変わった植物(ジョシュア・ツリー)が生息している土地です。
けっこう大きいトカゲがいたのでパシャリ。人の手のひらよりは大きかったです。
ジョシュア・ツリーはサボテンのような植物で、刺さると痛いです。
このようになります。笑
これは演技ではなく、実際に足に刺さったので処置しているところです。
行かれる際は、十分気を付けてください。半ズボンは危険です。
同じ国立公園内には、スカル・ロックと呼ばれる観光地もありました。
名前の通り、髑髏に見える岩です。
ということで、ここでも記念にパシャリ。
ニューヨークではダウンを着ていたはずですが、ラスベガスあたりから日中は半袖でも汗ばむくらいの気候でした。
さらに移動を続け・・・
ついにやって参りました。
ロサンゼルス到着です。ドックワイラービーチでパシャリ。
すっかり日が沈み、あたりは真っ暗なので、必死にスマホのライトで照らしました。笑
Last Day
最後の最後に、お世話になったキャンピングカーの中でパシャリ。
途中で帰国した彼もスマホから顔を覗かせています。
(いや悪意あるだろ。笑)
キャンピングカーともお別れです。
途中いろいろなトラブルがあったけど、ありがとう。
飛行機出発までしばらくお買い物。
まだまだ思い出の写真はたくさんあり、本当に言葉では伝えきれない経験をすることができました。
終わり
どうだったでしょうか。
このアメリカ横断旅は全くのノープランでしたが、常に充実した日々でした。
レンタルWi-Fiを持っていき、移動中の車内で次の日の予定を決めるなど、行き当たりばったりの旅も悪くはないですね。移動中は時間があるのでむしろ良いかもしれません。
自分たちで考えて、自分たちの力で何かを成し遂げるというのは非常に良い経験になると思います。プライスレスの財産になるはずです。
これは、世の中全てのことに言えるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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