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”これは私がどのように死んだのかというお話…”The Darkhold: Iron Man (2021) #1

皆様こんにちは、バッタ兄貴です
今回は珍しくアメコミに関する記事を書くことにしました。
興味を持ってくれた方の手助けのため、大まかな解説と、
訳に役立ちそうな情報も書こうと思います。それではどうぞ。

概略

The Darkhold: Iron Man (2021) #1はマーベルコミックスの作品のひとつで、脚本はライアンノース。この一冊である程度独立、完結している。
英語も比較的分かりやすいので、翻訳してみるのも楽しいだろう
…教材としてはバイオレンスすぎるのでお勧めしないが
今作は実写映画でも時折描かれた、鋼鉄のスーツに身を包んだ弱く繊細な男トニースタークを描いた物語で、派手なバトル等はない。
ただ、この物語は確実に読者の心を揺さぶるのだ。


あらすじ

金持ち天才プレイボーイのトニースターク。
彼はある日拉致されるも、戦闘用アーマーを自作して戦闘の末脱出
なんとか自社ビルまでたどり着く

ボロボロになった彼は、
自身のアーマーに治療機能を搭載すると語る。
しばらくして、その機能のおかげで顔の傷は無くなったが、
システムの誤作動によって左腕の皮膚を失ってしまった。
トニーによれば、これは治療担当AIが
「金属の外装のほうが皮膚よりええやろ」
と判断した結果で、修正がきくとのこと。
彼の部下にして科学者、
そして恋人のペッパーとトニーはともに修正に取り組むが、
トニーの肉体はスーツに蝕まれていき…

登場人物

本作の登場人物はモブキャラやAIを除くと4名。MCUでも登場したメンツ

バージニア・ポッツ(ペッパー)

本作の語り手の女性。31歳でスタークインダストリーのトップ科学者にして重役、そして上司のトニーとはこっそり恋愛中で、ペッパーと呼ばせている
本作は彼女の語りと視点で進行する形式であり、記事タイトルのセリフも彼女のものと思われるモノローグの和訳から。
愛するトニーとは彼の作ったスーツの一件で距離を縮めるが…

トニー・スターク(アンソニー・スターク)/アイアンマン

金、頭脳、SEXすべてを持つイケメン。
攫われて兵器開発をさせられるもアーマーを自作して脱出し、なんとか帰宅した彼を見つけるシーンからこの物語が始まる。
アーマーを使って人に直接手を下したことをきっかけに、
開発とそれを活かした人助けに傾倒していくが、
彼には悲惨すぎる末路が待っていた

ジャーヴィス

トニーの執事(BUTLER)
彼の身の回りの世話をしている男性で、トニーとイチャついてたペッパーを奥様(Ma'am)と呼んだりするお茶目さを兼ね備える。
MCUではAIだが、今作では人間。
寡黙かつ献身的にトニーを支えるが…

ハッピー

トニーの運転手(chauffeur)で、ボクサー
ジャーヴィスと比べるとしゃべるシーンが多い。
作中ではスーツをアップグレードし、治療をさせようとするトニーに対して「専門家の医者に任せては?(超意訳)」と言って「専門性を信じてたらボクサーのお前を運転手として雇わないよ(意訳)」と返されたり、機械のバグを本当の虫かと勘違いする、本作の萌えキャラ
というかこの漫画の笑いどころは彼の言動くらいしかない。
そんな彼もまた、トニーを助けようとするが…

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます
もしよかったら、作品を読んでみてください
それでは