バッタ兄貴映画レビュー#1「武器人間」
皆様こんにちは、バッタ兄貴です。
私実はバイオレンスな映画が好きなんですよね。
ということで、せっかくだし映画レビューすっかと思って、
今回は「武器人間」を紹介します
注意:かなり減らしますが、ネタバレが多少含まれます。
あらすじ
ソ連軍の一員ディマ。
元映像系学生だった彼の仕事は自身の所属する部隊の様子を記録すること。
そんな一行は友軍からの救援信号をキャッチ。
しかし助けに向かった彼らを待っていたのは、
ナチスの狂人"フランケンシュタイン博士"が生みだした武器人間だった…
評価
ストーリー
かなり薄め。
武器人間「ホアーッ」ブンブン
ディマと仲間たち「ギャーッ」バンバンカキーン
↓
ディマたち「ハア…ハア…」
(イベント発生)
↓
武器人間「ホアーッ」
このループ前半はずっとやってる印象。
こんな感じの映画。ただ、所々しっかりとしたテーマを感じさせる。
設定や前提等はナチスとソ連への負の信頼に基づいており、昭和の円谷倉庫にいそうなモンスターどもの大暴れやイカレた博士の実験
といったハジけた内容をファウンドフッテージでリアルっぽくされても
「ナチスならやりかねん」「ソ連ならやりかねん」
と思えてしまう映画だった。流石シュトロハイムの母国
あと本作の武器人間の作者であるフランケンシュタイン博士はかなりぶっ飛んだ本作メインヴィランだが、出番はそこまで多くない。
あとそんなまんまの名前でいいのか。
日本版pvによるとレクター博士に並ぶらしい。超イカレてるけどほんまか?
アクション、造形
かなりよかった。
登場モンスターどもは先述の通り円谷の倉庫にいそうなチープな奴らに、
ハイルポーズやハーケンクロイツ等で味付けしており、
笑えるがヤバそう、怖いという印象を受ける。
その中でも特異点的な存在であり、広告などでもよく出てくるモスキートは登場シーンも相まって滅茶苦茶カッコよかった。
なお、筆者の個人的な推しはプロペラ人間と、潜水服人間。
ただ、あくまでも被害者目線のファウンド・フッテージ(無加工カメラ映像)であるため、お化け屋敷気分で見たほうがいい。
改造人間バトルだと思ってるとガッカリ感がすごいので。
まあそういうのが欲しい人はシン・仮面ライダーを見ろということですね。
余談
本作、なぜか吹き替えにドラえもん声優が異常に多く、
PVのナレーターは大山のぶ代(先代ドラえもん)であり、
その声でのタイトルコールはほぼひみつ道具である。
「みんな見てね」じゃねえよ。映画ドラえもんのび太と武器人間じゃねえぞ
なぜこんなことになったかは不明。おそらく
・主人公ディマが眼鏡かけててのび太君みたいだから
もしくは
・マーケター全員グロえもんを小一時間みつつ会議してたから
だと思われるが…
総括
ナチス&ソ連の見るお化け屋敷
これがこの映画だと思う。あと超バイオレンスでした。
でも個人的にはめっちゃ面白い映画でした。
今日は以上です。それでは!