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 慶応義塾大学2年のさくらです。寒い日が続きますね。東京では雪予報は外れましたが、積雪を観測できる地域もあると思います。今回は雪の結晶についてお話したいと思います。
 みなさんは雪の結晶と言えばどのような形を思い浮かべますか?六角形のものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。雪の結晶には様々な形があり、六角形のものはもちろん、針状の細い形のものもあります。なんと雪の結晶の形の種類は大きく分けると121種類もあるとのことです。
 雪の結晶は水蒸気の水分子が衝突して氷の結晶を作り、氷の結晶が空気中の水分子を付着しながら成長することでできます。成長する際の気象条件でどのような形の雪の結晶になるかが決まります。

中谷ダイヤグラムの概念図(小林禎作・古川義純 1991)

 雪結晶は最初は六角柱の形で、その後の温度で角板状になるか角柱状になるかが決まります。また、水蒸気の量が多いほど結晶の角や辺が成長して形がより複雑になります。上記の図のように、特に複雑な雪の結晶は気温が-15度前後で水蒸気量が多いときに作られます。
 雪の結晶は肉眼でも観察することができるので、雪が降っているときに観察してみるととても面白いと思います。

<自己紹介>
慶応義塾大学文学部2年生のさくらです。高校生の時にバトントワリング全国大会入賞を果たし、調理師免許の資格を取得しました。現在大学ではドイツ文学を学んでいます。

<参考文献>
・『はれるんマガジン』 2023 年 12月 15 日(金)号(第 45 号)
富山県HP


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