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東大生が考える「なにもしない時間」の大切さ

記事を読んでいただきありがとうございます。今日は「なにもしない時間」の大切さについて書いてみたいと思います。

この記事を読んでいる皆さんは、今日、どんなことをしましたか?朝起きた瞬間から少し振り返ってみてください。例えば、朝起きて、スマホで時間を確認して、起きるかどうか迷った末に起きて・・(というより、平日は起きるしかない場合が多いですよね)。
そう考えると、なにもしない時間ってあまりないな・・と感じるのではないでしょうか(この記事を書いている私の場合は、年が明けてから修士論文の執筆に明け暮れて、なにもしない時間はほとんどないに等しい生活を送っていました)。

しかし、実は「なにもしない時間」はとても大切だということは知っていますか?

ユダヤ教徒には「シャバット」という考え方があるそうです。
「シャバット」とはいいかえると安息日。つまり、ユダヤ教徒の方たちは、金曜日の日没から土曜日の夜まで、丸一日なにもしない時間をもつそうです。しかもそれが毎週あるのです。日本だとあまりイメージがわきませんね。
さらに、その徹底ぶりはすごいもので、公共交通機関も、タクシーも、なにもかもがお休みする国もあるそうです。

毎週なにもしないと、なんとなく怠けているような気がする…。休みよりばりばり勉強したほうが、成績も上がるんじゃない?そう思いますよね。
しかし実際は、世界のなかでユダヤ人(ユダヤ教を信仰している人)は0.25%しかいないにもかかわらず、ノーベル賞の受賞者の全体の27%を占めるという話があります。

人は同じことを続けていると、かえって効率が悪くなったり、「勉強しないと…」という気持ちばかりが先行して、柔軟に考えたりできなくなるそうです。

もちろん受験直前の受験生に、丸一日お休みすべきかと言われたら、それは難しいかも!というのが本音ではあります(ライバルが勉強しているのも気になりますね)。ただ、一日の中でほんの少しでも「なにもしない時間」をもってみてください。

ただぼーっとするだけでいいのです。5分くらい。
そんな時間をもつだけで、そのあとの勉強がぐっとはかどるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。

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