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家相:プロローグ

占いの中には、様々な分野があります。
九星気学や行動学、宿命学などですが、それぞれに得意分野があり、一つの占いで人間の全てを観るのは非常に難しいと言えます。
私どもは約10種類の占いを駆使して、問題解決にあたっております。

その中で、どれが最も重要かと訊かれることがあります。
もちろん「全部」と答えたいところですが、質問されている方は、そんな答えが欲しいわけではないので、「何か目標があるとか、現実的な障害があるとすれば、家相の影響は大きいでしょうね」と答えることが多いと思います。

家相と風水を混同している人が多いようですが、家相は風水の一部です。
風水には陰宅と陽宅があり、陰宅が墓相、陽宅が家相です。

生まれた家の家相は、性格に大きく影響します。
そして、5年以上住んだ家の家相は、引っ越しをしても、ずっと残ります

家相のことを「迷信だ」とか言われることはよくあります。
決して、そんなことはないのですが、そのように思われても仕方ない性質があります。
家相のエネルギーは、良くも悪くも、じわじわ染み込んでいって発現するので、良い影響も悪い影響もすぐには出てこないし、一方で、本を読むと、良いことも悪いことも明日にでも起こりそうなことを書いてあることが多いのです。
そのことが「迷信だ」という感想を生む元なのです。
「この本を書いた人は、本当にわかっているのかな?」と疑問を持たざるを得ないことはよくあります。

実際には、家相は特別な場合を除いて、5年以上住むと影響力があって、それが現象として発現してくるのは15年後〜25年後で、それ以降は地相といって、土地そのものが持っているエネルギーになります
※この「特別な場合」というのは命に関わります。

自分の家は「霊床(たまどこ)」と言いまして、自分の魂が休む場所です。
そこで睡眠をとるわけですから、見方を変えれば、魂が無防備になっている場所です。良いエネルギーも悪いエネルギーも無条件に入ってきます。ですから影響力が大きいのです。

家を見ただけで、社会的に活躍できるかどうかはわかります。
ガンなどの重篤な病気になる人が出るかどうかもわかります。
家族構成がわかっていれば、子供のいじめや登校拒否の可能性もわかります。

そういうことを、少しずつ書いて行こうかなと思います。

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