運気の強くなる家(部屋)⑩最終

家相の基本的な考え方は、家族構成によって、各人に関係する方位が凶相になっていないことと、やりたいことや必要な運に関する方位が盛相になっていることです。

たとえば、先日あったご相談ですが、年頃の娘さんがいて、この娘さんは、それなりの器量もあるのに、不思議と男性との縁がなく、やっと相手ができたと思ったら、とんでもないダメ男だったわけです。

私はすぐに、家の結婚の方位が凶相であることを指摘しましたら、その通りになっておりました。

知人の家に呼ばれた時に、庭を観て、奥さんが浮気をしていることを見破ったこともあります。

こういうのは「当てる」というよりも、「方位が教えてくれている」と私どもは考えております。


こういう方位の知識を活用して、幸運を手に入れたいわけですが、先程の盛相・凶相をきちんと整えただけでは、まだちょっと足りなくて、そこに住んでいる人の思考や健康を良好にしないと片手落ちということになります。

どこの街にも、昔から成功者がたくさん住んでいるというエリアがあります。

これは、実は地下水脈が走っていないエリアなのです。

言い換えれば、湿度が低い土地ということになります。

お金持ちというのは、湿度が低い土地を好むのです。

反対に言えば、低所得層の多い土地というのは、湿度が高い土地なのです。


湿度が低いと、脈拍が遅くなりますから、思考が安定します。

その思考で判断することは、間違いが少なくなるというわけです。

また、そういう土地では、ガンの発生率も落ちてきますから、結果的に家が繁栄するということにつながっていきます。


そういう土地に住めばよろしいわけですが、そういうところは地価が恐ろしく高いので、庶民にはなかなか無理な話になってきます。

それなら、意図的に「そういう空間」を作ってしまえばいいわけです。

そのためにお勧めしているのが炭で、武蔵野算命塾では土地用はもちろん、部屋用の炭もご用意しております。

炭のいいところは、結露などが窓につくような家(部屋)でも、すぐに改善しますし、逆に乾燥し過ぎた時は、蓄えていた湿度をはき出してくれて、一年中ほぼ一定の湿度になります。

遠赤外線を出しますから、冬でもなんとなく暖かい家(部屋)になりますし、初夏の梅雨の時期はスッキリした家(部屋)になりますし、α波が出る家(部屋)になりますので、思考が安定してきますし、記憶力もアップして、安眠も得られます。

受験生の子供の部屋に、炭を入れる方もいらっしゃいます。


こういう快適な空間に風水をくっつけますと、人間の行動が変化するわけです。

そのことで運気を呼び込めば「運気の強くなる家(部屋)」になるというわけです。

コロナ禍で家時間が多くなった今だからこそ、風水を味方につけることが大切なことであると思います。

おわり


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