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AZUSA TADOKORO LIVE TOUR ~Ivory~感想戦

怪文書なのでブラウザバック推奨

Twitterでその日の深夜に垂れ流そうと思ったけど、先に寝落ちしたのと長くなりそうなのでこっちで壁打ち感想戦を書く

1月24日に開催されたAZUSA TADOKORO LIVE TOUR ~Ivory~東京公演に参加してきた。
静香Pとしてころあずの出るステージは何度も見てきたが、なかなか諸々都合が合わずアーティスト名義のソロライブは今回が初めて、アーティストとしての出演を見るのも声グラFes以来2度目だった。その今回も人繰り的に休暇が取れず1度断念したが、逆に定時で上がれるのではと気づき意地で仕事を終わらせて羽田へ駆け15分前着で当日券購入での参加だった。

当日券だったので座席も1番後ろ。スーツで直行したので後方関係者面だった。双眼鏡を職場へ持ち込んでいなかったので、顔をしっかり見ることができなかったのは残念だったが逆にステージ全体が見渡せ客席込みの証明演出が見れたのは良かった。(まあアイマスライブでアリーナ24列目だったらそこそこ当たりの方だと思うけど)

変な話をするが、自分の中でアーティスト名義のソロライブを現地で見ることの1つには、自分の中の音楽を内省する試みだと考えてる節がある。簡単に言えば、自らが考えてたどうやって歌っているだろうかに対する答え合わせ作業のようなもの。音源という提示された一つの答えがある中でライブに来て何をするか、もちろん曲を聴いて高まることも一つだが、音源で提示された諸々に対して生の環境で仔細をどう歌っているかを分析研究することにだと位置付けている。ちなみにこれは対1人のソロ名義だからある程度の事前研究が効くところがあるのであって、アイマスなど大勢の出演者がいる時は流石に無理なので、アイマスライブはお祭りだと思ってる。明らかにコンクール傾倒の合唱部現役の頃の癖が抜けてないせいだが、今のところはそれが楽しいしそれで楽しめているので良いと思ってる。

全曲通して感想としては、とにかくころあずの歌が上手すぎるというのに尽きた。音程といった部分はもちろんのこと、ロングトーンの抑揚、CD音源からのトーンの変化、全てが上手かった。

(全曲は感想は書かない)1曲目ハワイムーヴからスタート。イントロがゆっくりなのでリラックスした雰囲気だけど、サビは言葉数が多いので激しめ。テンションの差に双方対応しつつも、客席もやや探り気味なところも否めなかったかな。

MC1。円陣をしてないのでエンジンがかかってない話には、思わず先発投手の立ち上がりの難しさを想像してしまった。見てる側からはちょっと探り気味だけどそこまで感じ無かったので、ボール先行の三者凡退といったところかな。「コンサートは1曲目がベストで無ければならない」という五木ひろし氏の言葉(をモノマネする斉藤一美アナ)も頭に浮かんでた。省みると直前のリハでガッと出すし舞台袖立つと自ずと緊張感が高まるので、個人的には入りのテンション感で悩んだことは歌う側だとあんまり無かったかも、ライブ見る時はたまにあるけど。
手が冷たい話のも面白かった。MC2まで改善しなくてカイロ投入って、ここは春先の宮城野やベルドのマウンドか何かか。
ミリラジの話に何の前置きも無く説明してたのは、やはりゴミ出しだなって思った。ぴょんさんナイスアシスト。そして上がる中村株(ぶればんD/Z回聴いといて正解だった)

箱庭の幸福。低めのAメロから高音の多いサビと決めるところが多い難易度高いメロディーだが、何無く全て捌いていた。捌きのアーチスト久保振り飛車のようだ。音源に比べて軽めのトーンも良かった。音ハメの照明演出もこれだよこれって思いながら見てた。

飛んでころあこ出張版。これも良かった。純真Always聴けてララララ歌えたのは嬉しかったな〜。
明文するのが適切なのか分からないが、このパートでは最上静香役田所あずさだよなとハッと気付かされた瞬間だった。全体を通して今回はそのことをそこまで考えていなかったが、ここは上昇音形とか伸ばしとかの歌い方でいい意味でややちらついて心地よかった。ヤサシイセカイの原音源の歌い方も若干似てるからか。

ころあこ明けの内弁慶in the house。ガラッと雰囲気変えてきた。この双方に対応できるのが今のころあずの強みだよなぁ。照明演出もバチバチ。更にレイドバック・ガールで畳み掛ける。本当に艶っぽい。(ルドルフに代表されるような)アルトボイスも安定してる(確かミリラジでアルトだったって言ってたはずだし、地声と高音の作り方はアルト出身っぽさは感じる)。

ツボミノコエ。恥ずかしながらちゃんと聴いたのが今回が初めてだった。CD音源を聴きながらこれを書いてるけど歌詞が本当に刺さるし、今のころあずが歌うことに意味があるなとにわかながらも思った。抑揚という部分で歌唱力の成長を感じる。キャリアがものを言ってるような。ミリアニ2話がふと思い浮かんだ。

声グラ以来のDEAREST DROP。すまん、やっぱりこの時代の曲が好きだ。アーティスト田所あずさのファンを名乗れない節があるのは、So What?とかの頃の曲の方が好んでしまう後ろめたさがあるせい。ここが一番声出してしまったと思う。
繋ぎでリトルソルジャー。これも上がったし、ちょっと重ために歌ってたからかライブで聴くとより歌詞が刺さる。入りの歌い方が好きだし、k子音にiってどっちも歌いにくいからどう入れるか見せ場だよな。
本編ラストアイボリー。やはりこの曲を楽しみに来てた。楽しかった。やっぱライブって生だから生き物だし、その場の空気に左右されて楽しくなれるなって思った瞬間だった。

アンコール。スウェットのころあず可愛かったな〜。コバさんの着こなしがすごかった。あずさ2号も含めてとにかく楽しそうだなって思った2曲。バンドメンバーも主役なのがライブだ、やはり。

アフタートークに少しだけ触れると、マニピュレーターの篠崎さんをありがサンキューの人って紹介してたのは爆笑した。まああの伝説はそのままThank You!に入れたことで単なる言い間違いに留まらず昇華したので、あそこで入れる判断を元にオケ音ぶち込んだことからその通りだと思うけど。

全体通してとにかくころあずの歌が上手すぎて楽しかったって感想しか出てこない。ベストアルバムが出るってことはなんとなく秋口くらいからまたツアーあると思うし、次も絶対に行きたい。

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