Havana 02
-2010-
Out of Havana, Cuba
I was visiting some village with one Rasta man...
I don't know where was that. (even I can't remember what his name?)
but I sow beautiful local life was there.
3度目に偶然公園で再会したラスタマン。
キューバで何がしたいのかと聞かれて、キューバの人の生活が見たい!と答えたら、じゃあ家族を紹介するから今から家に行こうという話になった。(あんまスペイン語わかってないけど、おそらくそんな感じだったと思う)
彼の家に着いた頃にはすっかり夜になってた。
ここはどこだ。
娘と結婚して日本に連れて行ってくれと、年頃の女の子に絶対言っちゃ駄目な冗談をかます父ちゃんのせいで、娘さんからすんごい嫌そうな顔をされる僕は一番の被害者だと思う。
もう目すら合わせてくれない。
自己紹介もそこそこ、奥さんからお茶をご馳走になってると、突然ラスタマンが何か閃いたのか、今から実家のある村に行こう!アオラ!と言い始めた。
どうやら、明日一日かけて、村の家族や友達を紹介してくれるらしい。
僕の答えを聞く様子もなく、どうせ一人じゃ帰れないし、すでに着替え始めたラスタマンと僕は、またいそいそとバス乗り込んだ。
結局彼の実家で泊めてもらい、翌朝早くから、彼は約束通り友達を紹介すると言って、甘いコーヒーを入れてくれた。
近所の家の中にどんどん入って行くラスタマンの後を着いて行く僕。
友達なのか親戚なのかわからないけど、突然のお宅訪問に、みんなとても親切に迎え入れてくれる懐の深さに驚いた。
周りの人から、マエストロと呼ばれてるラスタマン。
理由を聞いたら、ドレッドを編んで欲しい人達の髪を無償で編んでたら、そう呼ばれるようになってたんだと教えてくれた。
外で絡まった髪を編み直してもらってると、どんどん集まる近所の人達。
音楽を聴かせてくれって人がむちゃくちゃ多くて驚いた。
みんな新しい音楽が聴きたいんだ。
まさか本当に村中を歩いて、誰かの家から家へハシゴし続けてる。
増えていくパーティー。
全く先の予想がつかないと、今を全開で楽しむしかなくなるものなんだね。
隣のジャマイカと違って、キューバで大麻の栽培は重罪だから貴重なんだと教えてくれた。
キューバは、新しい音楽も文化も技術もっと外国とシェアするべきだ!と、当時話していたけど、2018年からキューバでもインターネットが携帯電話から使えるサービスが始まったそうだ。
ご両親とばったり遭遇した。
日が傾いてきた頃、ラスタマンは、僕をタクシー乗り場まで送ってくれた。
別れ際、またいつでも会える。また宿に行くからノープロブレムだ!と余裕の笑顔を見てたら、本当いつでも会えそうだわ。と、僕達は別れた。
結局、それ以降会う事のないまま、僕はハバナから南に向かった。
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