見出し画像

2025.02.03 ヨーロッパで家なし生活始めて5ヶ月経ったら

去年の9月にベルリンのアパートを出てから、南スペインのアンダルシア、ギリシャのアテネ、そしてチェコのプラハを巡って只今ベルリン。
気が付けば家が無くなってもうすぐ5ヶ月。

部屋のなくなるタイミングでスペインの友達の結婚式に呼ばれて、向こうのみんなの家を泊まり歩いて遊んでたら約一ヶ月経ってて、そのままギリシャのアテネでダンスプロジェクトの撮影の話が舞い込んできたので飛んで行ったら、なんだかんだでまた約一ヶ月滞在してた。
家がないと急いでベルリンに帰る理由もないので、もう少し残れる?と聞かれたら即答でオッケーと言える幸せよ。

ベルリンのビエラ邸や友達の家で年末年始を過ごした後、チェコにいるビエラの両親の所へ遊びに行ってたのだけど、結局そこでも1週間くらいのつもりが、あれよあれよで2週間以上滞在してしまった。

人の家はそれぞれ生活の匂いがあって楽しいし、何せ居心地がいい。
友達の家に一人でいる時に、ちょっと掃除してみたり、ゴミを出したり、犬の散歩したり、食器を洗って片付けてるだけでも無茶苦茶喜ばれて、それが延泊やまた泊まりに来ることに繋がって行く好循環。
簡単な和食とかでも作ってみたら本当に喜ばれる。

家がある時は、自分家がなくなるのは流石にやべえ!って思ってたのに、無きゃないでなんとかなってる、どころか家があった時よりも心と時間の自由度が大分上がってる。
お金は相変わらずないんだけど、家があった時の毎月の家賃や光熱費を払ってた事を考えると、結局使えるお金は大して変わってない分、何時、何処にでも移動して好きなだけ滞在してられるのが何より嬉しい。
家がなくなった途端、生活範囲がベルリンからヨーロッパ全土に広がって、こんなその日暮らしは一人じゃないと中々出来ないので、離婚も悪くないと思った。

スペインやアテネで「とりあえずカメラ持って来てよ」と声をかけてくれた友達とは、もう10年以上も前にロンドンのクラブで出会った人達だったり、ベルリンに来てパーティーで仲良くなった人だったりと、過去に遊んでて繋がってる人ばかりで、僕やみんなが、あの日あの時あの場所に踊りに行って、何かのきっかけで声を掛け合ったお陰で今があるんだと思うと、人生って見事に全部繋がってる奇跡の連続。

まさか、ただ一緒に遊んで写真を撮ってることがこんな風に人生に関わって来るなんて、あの頃は夢にも思わなかった。
彼らと再会して毎日カメラを向けながら何回もそんな事を思った。

ビエラの両親の家を出る時に、「もう少しここにいればいいじゃない」と言ってくれたのだけど、ビエラと離婚裁判(ドイツでは裁判必須なの)があるから帰らなきゃって話したら、「じゃあ離婚したらまたすぐおいで」と笑いながら言ってくれるママの懐の深さにぎゅうっと熱くなった。(そして今からビエラの家に行くんだけど笑)

丁度プラハにいる時に、猫のあずきがこの世を旅立ったと連絡が来て、道端でボロボロ泣いたんだけど、自然と涙が出ちゃう分だけ、大好きな人や動物がこの世界にいるってことが生きてるってことなんだと思う。

ガーンになってからの人生はマリオのスター状態だし、ドラクエを自分の足でやってる気分で、普段目や耳に入って来るものを整理して、世界の見方を少し変えるだけで、この世は冒険の連続のファンタジーになる。







プラハの地下鉄の駅を全て巡るアカウント作りました。
まとめて本にしたいのです。
どうぞフォローよろしく。




使い道がいまいちわからないXもやってみてる。
一体誰をフォローすればいいのかもわからないのでフォローしてね。





いいなと思ったら応援しよう!

Musashi
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!