2023.07.17 ガーン検査の結果が
ガーン発覚から約ひと月半、ついに検査結果が出た。
悪性リンパ腫。(どーん!)
だそうだ。
これは、血液の中のリンパ球の一部が悪性のガーンに変貌してるんだそうで、思ってたより厄介っぽいのがお医者さんの言い方でわかる。
今ここでやれるリンパ腫の治療法は、抗がん剤治療一択なんだそうで、正直一番避けたい治療法だったので、ガーンの発覚の時よりガーンってなった。
今回は、太陽みたいな救世主マットが病院に付き添ってくれたお陰で、前回より色々詳しく聞けた。
抗がん剤が劇薬だってことは、病気に疎い僕でもわかるし、身体にも精神にも副作用がきついことでも有名なので、痛いのにめっぽう弱い僕は、話を聞いた瞬間、ちょっとお尻の方がザワついた。
かと言って、じゃあ、あの時もっとこうしてればよかった!とかって後悔があるのかと言うと、それがびっくり思いつかなくて、そりゃ友達や彼女を傷つけてしまって死ぬほど落ち込んだり、生活面でも不健康な時期やストレスを抱えてる時期はあったのだろうけど、だからと言って、生まれてから今日までの選択が間違ってるとは全く思えない。
まあこれでなったならしょうがねえ。
で割り切れてしまう自分がいる。
だって、幸せでもなっちゃったんだもん。
幸い僕には子供もパートナーもいないので、自分の身体と行動以外の責任を取っ払えてるのは、メンタル的に助かってるのかもと思う。
例え死んだとしても、僕の今世はこんな感じでした!
また来世で会いましょう!笑
で、大体済むかなと思ってるんだけど。
僕は随分前から、自分の葬式もお墓も供養もいらないので、なるべくお金を介さず最後はどこかの土に還して貰えれば本望だと思ってる。
とはいえ、今すぐ諦めて死んじゃうつもりもないので、ドイツの医学と、こっちでも使えそうな東洋の治療法を上手く混ぜ合わせて元気になる気満々。
ガーン発覚の時にも思ったけど、遅かれ早かれ、自分にも命の終わりが必ず来るんだと実感すると、生きてる間にやっときたいことが明確になって、以前より生命力が増してる気がする。
抗がん剤治療後、副作用で体を使う仕事に制限が出てくる人もいると知って、いよいよ写真家を全開でやるしかない!と思えてるのは、何だか自分自身の中に住んでる菌や細胞に金棒で尻を叩かれてる気分だ。
#スパルタが過ぎる
これまで撮り溜めてる写真とこれから撮る写真で、プリントやグッズを制作して販売しちゃうぞー!と、帰りのバス内で鼻息荒めに誓った。
体と心が正常な状態に整うなら、僕は何でもするし、治療も兼ねて旅もしたい。
一度日本に帰ってゆっくり治療すれば?と言ってくれる心優しい友達もいるんだけど、僕の場合、治療中でも言葉や文化の違う異国にいる方が周りに気を遣わなくて元気になれる気がしてるのです。
せっかく会えるなら元気な方がいいしね。
なんか人生初の病気らしい病気になって、新たな何かがスタートした気もする。
人生ってはっきり良い悪いだけで決められないから面白いんだね。
ご心配かけてる皆々様、本当ありがとう。
元気になる活動やるよー!
思ったより養生生活が長引きそうなので、いつでもサポート受け付けてます。
治療費と元気になる為の養生費用に充てさせて頂きます。
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