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2023.08.22 撮った写真を撮った人の元に

ガーンが発覚してから、これまで撮った写真を撮った人達に渡しておきたいなあと考えてたら、昔、オーストラリアで一緒に生活してたユウキ君から連絡が来た。
オーストラリアの時一緒にいたみんなの写真をまとめて写真集にしてくれたら、僕もみんなもハッピーなんじゃないか。という提案で、なんてタイミングバッチリなんだと
、それから過去の写真を見返し始めてる。

写真というのは時間が経つ程に、味噌やワインの様に味わい深いものになってて、15年前の、あの時あの場所のみんなの写真を見てると、一瞬であの当時の感覚に戻ってて、写真には写ってない情景や聴いてた音楽、食べてた物、その時の感情まで思い出して、これはもう過去に戻れるタイムマシーンだと思う。

まだ、たった最初の2ヶ月間のタスマニア島での生活を見返してるだけでも結構な量の写真と記憶。

当時、英語が全く読めなくて、看板に「入口」て書いてある意味すらさっぱりわからないまま撮ってた写真が出て来たり、よくもこんなにバカな人が集まったもんだってくらい個性のある人達との、トレーラーハウスでの共同生活の写真とか出てきたりして、ずっとニヤケが止まらない。

当時のみんなと当たり前の様に今も繋がってるのは、すごい奇跡だと思う。
ガーンをきっかけに、超絶久しぶりに連絡をくれる人とかもいて、病も全部が全部悪いことばかりじゃない。

たまたま宿が同じだったとか、向かう町が同じだったとか、農場仕事の畑が同じだったとか、タイミングが少しでも違ってたら会えてないだろう人達と、当時からこの15年間という未来を一緒に共有してる感覚。

まさか時間が経つ程、当時の写真がこんなにも愛おしくなるとは思わなかった。


30歳まで、僕は一人で外国どころか、国内旅行ですらあまり行ったことのなかった事もあってか、日本を出てからの衝撃がもの凄くて、それからの毎日が本当に映画みたいに写ってて、リアルなのに何処かファンタジーの様な日々を生きてる気がするから、きっと今もカメラを手離さないし、色んな土地に行きたいんだと思う。

結局、目の前で起こることが一番ギャグで面白いから、それを撮っておきたい。
そして、スマホ時代になって世界中の大勢の人が実は同じ欲を持ってる事を知ってなんか嬉しい。

さあさあ、まとめて贈るよ。



タスマニア島 / 2008




ベルリンの友達が、僕の為にクラウドファンディングを立ち上げてくれてます。
本当ありがとう!



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Musashi
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!