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ベルリン生活の始まり
ベルリンでの生活が始まった。
年明けから、猫のトイレを何処に置くかについて深夜まで揉めた以外は大体うまく折り合いがついて、何回か模様替えを繰り返しながら、随分と過ごしやすくなった。(トイレは結局最初に置いてた位置に落ち着いた)
二人で全部を決めようとすると、どうもお互い気持ちよくない空間になってしまう事がわかって、もう横から口を出すのはやめようと誓うのだった。
自分のいる環境を変えてみると、眼に映る風景も、店に並ぶ品も、食べる物の味も、人の家の匂いも、出会う人の言葉や発音も、色んな事が新鮮で、動いた分だけ新たな発見があるのが好きだ。
看板ひとつ読めない状態から、最寄りの駅の名前を覚えただけで嬉しくなるし、ドイツ語でコーヒーとドーナツを注文出来ただけで、その瞬間僕の心は薔薇色だ。
色々知ったと思ってた世界は、実は知らない事で溢れてる。
体感ほど自分の心を揺さぶる刺激って中々ないから、やっぱり人生は日々の体験の積み重ねなんだろうなあと思う。
引っ越してから、銀行や役所からの手紙が続々とポストに届き始めて、全く読めない文字を目で追いながら今もプチ絶望してるけど、これが読めるようになった自分を想像したら、ちょっとやってみるか!って気になるのです。(大抵すぐ逃げ出すけど)
そしてさっき届いた小包の中に、肝心のネジが入ってなくて、ドイツ語でこれをどう説明したらいいのかと、またひとつ増えた難題も笑い飛ばしたい。
そんなこんなで始まったよ、ベルリン共同生活。
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