2023.07.23 Christopher Street Day
今年も開催された、CSD。(クリストファー・ストリート・デイ)
今年のパレードの参加者は数十万人規模だったそうで、この規模のデモパレードでも、大きな事故や事件は殆どなかったと翌朝のニュースで見た。
DJブース付きの何十台ものトラックが音楽を奏でながら、歩くくらいのスピードでゆっくり進む。
気に入った音楽に吸い寄せられては離れてを繰り返しながら、道が埋まる程大勢の人達と一緒に、終着点のブランデンブルグ門まで歩いた。
ここにいると、人種や性別は勿論、怪我や病気ですら「個性」になる町なんだと実感する。
ガーンも僕の個性だと捉えると、自分は別にアンラッキーで可哀想な存在ではないと思えるし、ガーンと共存してる今も楽しむしかない!と、前向き上向き上昇志向になれる。
リンパ球のガーン細胞も楽しかろう。
以前、ロシアから来てたゲイカップルの友達が、ここは性に関して何の心配もいらなし、外でも本来の自分達でいられるから最高だと言っていた。
「生きる」ってこんなにも複雑で、上がったり下がったり迷ったり浮かれたりしながらも、希望を持ち続けてる人達の事を言うんだね。
「普通」なんて言葉が、土地や時代や教育や環境で全く異なるって事を体感すると、無理に頭で考えて個性を出そうとしなくても、あるがままの日々の自分がバッチリ個性になってるんだってことに気付く。
この町も本当色々あるし、全然良いことばかりじゃないけど、最近ベルリンが前よりも好きになってるなあと、帰りのバスの中からグチャグチャに合わさったカラフルな人達を眺めながら思った。
あ、夏だからか。
思ったより養生生活が長引きそうなので、いつでもサポート受け付けてます。
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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!