2023.08.07 天気と病
病院を退院して一週間が経った。
この一週間の間に、すっかり胃のムカつきがなくなったので、落ちた体重を戻すべく割としっかり食べてたのだけど、やりすぎると翌日、胃の辺りがキリキリと痛む。
まだ消化器官が完全じゃないみたいで、特に消化にエネルギーを使う硬いものやお肉系は食べ時じゃないみたい。
栄養面から食べたいと思うものを選ぶのと、胃腸の欲してるものを選ぶのはまた違う感覚なのだと知った。
バランスって難しい。
胃腸の声が聞きたい。
まだしばらくは、納豆、梅干し、味噌汁に蕎麦かうどん、そうめん、時々お米を主食でいこうと思う。
色んな人が納豆を持ってきてくれて、納豆貯金があるのが嬉しい。
そしてこの一週間、一番悩まされてるのが天気だ。
ちゃんと晴れたのは一日だけで、あとは曇り、強風、雨が続いてて、気温も20度以下。
既に家の中でも寒いってなんなん。
こうなると、中々散歩にも行かないし、じっとしてると体温もじわじわと下がってしまうから着込まないといけないし、何より夏なのに、こんなにも太陽が出ないと憂鬱な気持ちになってしまう。
胃腸の調子が悪いと、これが余計に悶々としてしまうから菌やバクテリアの影響力ってすごい。
ベルリンの天気の悪さは、今の僕の精神面や身体の冷え、気だるさに直結してて、何度か強風の中散歩に出かけたものの、暗く寂しげな植物や建物を見ても、全く気が乗らない。
ガーン治療に必要なのは、太陽と暖かい気候なのだということを思い知ってる。
そんなこんなで、こんなモヤモヤした気分を吹き飛ばすべく、みんなの寄付から足湯用のバケツを買った。(まだ8月初めですよね。)
足湯はいつでも部屋で体温を上げてくれる最強の味方。
本当ありがとう!
ここ数日は友達がちょこちょこお見舞いに来てくれて、僕は寝っころがりながらダラダラと喋ってるだけなんだけど、これもいい気分転換になってる。
この秋冬をどこでどう過ごすかが、ガーン完治の鍵になると見て、しばらくドイツを離れて、太陽をしっかり浴びられる場所で過ごすのもいいなあと妄想を膨らませてる。
季節や気候に合わせて住む場所を自由に変えられる身体を早く取り戻そう。
明日は2回目の抗がん剤。
いくぜ。