Kenya 19 -マサイの村へ-
ケニア滞在も終わる最後の日曜日、宿主エノックから
マサイの友達が遊ぼうって言ってるけどどうする?
の誘いにもちろん、遊ぼう!と即答。
途中の小さな街でガソリンを注いでいると、一人の男の人が車へ乗って来た。
どうやら彼がマサイ族の友達らしい。
赤いチェックの布を巻いてるわけでもないし、全然飛んでないし、首にビーズのアクセサリーも付けてない。
そうなのか。(当然か!)
赤いパーカにジーンズ姿の彼は、笑顔で、じゃあ家に行こう!と道案内を始めた。
町からアスファルトの道を降りて、土煙の中をひたすら走りながら、彼と宿主エノックの出会った時の話を聞いた。
数年前、彼がナイロビで働いていた頃、中々街の生活に馴染めず、友達がいなかった頃に、宿主エノックと偶然出会って、時々一緒に食事へ行くようになり、それから仲良くなったんだそうだ。
驚いたのは、
基本的に自分の家族を観光客に見せることはないんだけど、
エノックの友達なら特別だよ。
なんてことを話してて、実はエノックが僕の為にわざわざ連絡してくれてたことを知った。(泣かせる!)
途中から道すらなくなって、植物が茂る中を言われるがままバシバシ植物をなぎ倒しながらやってきた小さな集落。(乾いた川らしき砂利道も何度か超えた)
庭に子供達がぞろぞろと出てきて、もじもじしてたので、究極のコミュニケーション技、追いかけっこ!を始めてみたら、ものの10分で打ち解けた。
追いかけっこ、おそるべし。
庭からは壮大なキリマンジャロが見える以外、周りには道もないほどの自然豊かな場所で、
主に狩と畑をしながら生活してるという一家と、お茶をご馳走になったり、カメラで遊んだりして過ごした。
うっすらわかる赤い砂の道をひたすら走る。
蟻塚が目印と思いきや、色んな所に建っててわからない。
追いかけっこ後、すっかり意気投合して今度はカメラ遊びが始まる。
今回は諦めてたキリマンジャロが庭から見えるという奇跡。
帰りの車で話してると、どうやら宿主エノックは、彼らの支援になるようなツアーを時々主催したいらしく、今回その話を持ちかけたら、エノックの信頼出来る人ならと了解を得たそうだ。
すっかり宿主エノックとドンに心を奪われてる僕は、この助け愛の輪に入り込むべく、早くケニアに通える生活にシフトしたいと心躍らせるのだった。
長の親父さんと御母さんが、子供達と遊んでくれたお礼にと、
別れ際に写真を撮らせてくれた。
ナイロビに滞在する際は、ぜひ宿主エノックとドンのゲストハウス、
Bethel Xperience Homestay
Enock’s House Homestay
を、どうぞよろしく。
【詳しくはこちらの記事をどうぞ】
マサイの家族に会いたいと言えば、もしかしたらツアーを組んでくれるかも。
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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!