2023.07.20 宅配が届かない国
朝から宅配便を待ってたのだけど、午後になっても音沙汰がないので、ポストを見てみたら不在届が入ってた。
アパートまで来たのに何故ピンポンを押してくれないのか、ドイツに来てからもう100回くらい思ったけど、まあ考えてもしょうがないので、荷物を貰うがてら往復10kmの散歩へ。
雨上がりで少し冷たくなった風が気持ちいい。
植物の緑色も活き活きしてるように感じる。
ガーン発覚後、実は割と身近な人の中にも、癌治療をした経験のある人や、身内が治療してたって人達から連絡を貰ってて、別に僕がレアなケースじゃないんだなあと思った。
寧ろずっと健康な人がすごいって思う様になってる。
そして、それぞれのやり方で治療を経験した人達の言葉は、どれもメチャクチャ深くて優しい。
最終的に元気になるなら、治療方法はその人次第でいいんだと再確認してる。
元気になって笑っちゃう日々を過ごすことがゴールだということを見失っちゃいけない。
一体いつから体を動かす仕事が出来るのか、まだ全く読めないので、今のうちに作りたい物や、何処でどうやって売ろうかとか、ニヤニヤ妄想を膨らませながら歩いてたら、あっという間に宅配預かり所まで来てた。
荷物を受け取って、また来た道を歩いて家に帰ると、アンリちゃんが日本食材のお土産を持って待っててくれてるじゃないか。
丸めたての頭を似合う似合うと褒めてくれて、せっかく病気になってしまったのなら、それをどうプラスに生かすかって話に夢中になって、つい引き止めてしまった。
人生に一度あるかないかのこんな時の為に「助けて」っていう言葉があるんだと教えてくれるアンリちゃんの説得力に、確かに!と唸ってしまった。
まだ喉は痛くて食べ物も選ばないと食べられないし、これから未知の治療が待ってるのだけど、今は面白いことばっか考えてればいいんだよ。と言ってくれる人達が周りにいてくれるだけで、僕はラッキーだなあと思う。
思ったより養生生活が長引きそうなので、いつでもサポート受け付けてます。
治療費と元気になる為の養生費用に充てさせて頂きます。
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