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Kenya 09 -彼の名はザカリア-

レンジャーで、キタシロサイのナジンとファトゥの担当グループのリーダー、ザカリア

彼は今年の春、この世を去ったスーダンの担当者でもあって、スーダンがチェコの動物園からここへ引っ越して来た時からの付き合いだったのだと、知り合って数日後に教えてもらった事がある。

一年ぶりに、ナジンとファトゥの所に僕らを案内しながら、

スーダンとは14年間、殆どの時間を一緒に過ごしてたからね、もう家族だよ。

と、スーダンがいなくなった以降、最近まで世界中のメディアからのインタビュー全てを断ってたことも教えてくれた。

最近は、「海外の大学などでキタシロサイやスーダンについて話す機会が増えてきてるんだ、秋には初めてアメリカへ行くよ。こないだ生まれて初めてパスポートを作ったんだ。」

と、言ってる彼の顔が楽しそうで、少しほっとした。(つい最近、行ってきたよ!と電話があった)


彼との付き合いはもう2年になる。
歳が同じという事もあって、最初の数日ですっかり仲良くなって、一日数回は電話で話す程、何か縁を感じた。

なんせ彼は、良いやつ!なのだ。




以前撮ったスーダンのプリントを贈ったらむちゃくちゃ喜んでくれてるのを見てると、また何か贈りたくなる。


会って話してる時でも、彼はスーダンの様子を伺いながら、マッサージしたり、薬を怪我している足に塗り込んだり、話しかけたりと、忙しそう。


ザカリアに出会ってなかったら、おそらくこんなにここばかり通ってない。
家に帰れば奥さんと4人の娘達とヤギの一家が待ってる父ちゃんは、人を魅きつける魅力持ちなのだ。


いつも会うと必ず、いつか一緒に何か面白い事をやろう!という話になる。
動物のエキスパートが仲間にいてくれるなんて最高じゃないか。

絶対叶えたい。


ビエラがデザインして販売してた「キタシロサイセーター」をプレゼントしたら、似合いすぎててみんなで笑った。




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Musashi
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!