2023.07.11 食がガーンをなだめてくれる
絵描きのケンちゃんが、撮影の話がてらお見舞いに来てくれた。
しかもパートナーのアリスちゃんお手製の冷静スープを持って。(涙)
ベルリンの中にも、時々僕の写真を好いてくれる人がいることが、まだベルリンに居ようと思えるひとつの要因だと思う。
しかも、それが好きな作品を作ってるアーティスト達だと尚更。
退院後の一週間は、ほぼ絹豆腐と納豆ベースで生きてて、そばでもそうめんでもお米でも、とにかく豆腐と納豆でドロっとさせると食べられるんだけど、大体一日一食生活をしてたら、この一週間で体重が4kg程落ちてた。
骨川スネ夫、46歳。
これでは見栄えも、中の菌達にもあんまり良くない気がする。
そんなタイミングだったから新しくて食べ易い料理はとてもありがたいのだ。
翌日、いつもの様にカメラをぶら下げて散歩に出掛けて家に帰って来たタイミングで、ご近所のマリリンから連絡が。
なんと、お粥と、きのこのスープ、フムス、あんこ、そして納豆と豆腐の最強お見舞いセットを用意してくれてた。
どうしてみんな僕の気持ちがわかるのか。
テレパシーってあるんだね。
とにかく、来週の検査結果までしっかり美味しい食べ物で、ガーンにも気持ちよくなってもらって、スススーッと落ち着いて貰おう。
病気になって唯一良いことは、日本やドイツ、世界各国の人達から連絡が来る様になったことで、世界中色んな人がいるけど、僕は僕でよかった!と思えたこと。
明日はとうとう、待ちに待ってたカメラの修理が終わったそうで(ぴったんこ一ヶ月なのは修理屋の計算なのか)取りに行くついでに森山大道展を見に行こうと企んでる。
イメージしてた夏とは大分様子が違うけど、これはこれで楽しい夏休み。
ガーンが治った瞬間に思い切り飛び立てる様に、体力も写真のスキルも上げてこ。
Kensuke Saito
Alice Morishita