見出し画像

ドイツの学費事情

シベリアが生んだ小さな宇宙人こと、ビエラがドイツのアート大学(ケルン メディア 芸術大学)を受験した理由の中に、ドイツの学費が安い!というのがあったそうで、実際どうだったのか聞いてみた。

・学費:年間で600ユーロ
・通学費:支給(在学中の電車、トラム、バスのフリーチケット支給)
・制作費:在学中に最大7000ユーロまで援助して貰える制度も(審査あり)


学校に必要なお金はこれだけ。
安い!素晴らしい!!

ただ、学費と別に必要なお金がまだあった。

・VISA代:年間で100ユーロ + ドイツの銀行に預金が8000ユーロ以上あること(年に一度審査あり)
・保険代:必ず加入しないといけない保険が月に200ユーロほど
・家賃:ちゃんとした住所(ゲストハウスや友達の家、Air BnB等は不可)

※ある程度のドイツ語がいるので、ビエラは最初の2ヶ月は別のドイツ語学校にも通ってたそう



学費(年600ユーロ)+
VISA(年100ユーロ)+ 審査の際、銀行に8000ユーロ以上の預金 + 保険(年2400ユーロ)+ 家賃(月300ユーロ〜)


とりあえず、これだけあればドイツで暮らせる!
学生中はパートやアルバイトも出来るし、中には自分でイベントや個展をしたり、制作会社の手伝いをしながら稼いでる人もいるんだって。
(固定のアルバイト等で雇われる人と同様、自分でお金を生み出す力をつける人も多い印象)

*僕の働いてたレストランでは、週6勤務、手取りで月1200ユーロくらいの収入だったよ


こないだビエラの学校友達、イスラエルっ子、ナーマの映画制作の手伝いに行ったら、カメラ、メイク、美術、役者、ケータリングまで、生徒や卒業生、他の学校の友達を巻き込んで意気揚々とやってた。




他の国の学校事情を知らない僕は、これがどれくらい安いのかよくわからないけど、学費だけで判断せず、他に支払う金額も含めて考えてみたら良いと思う。
ちなみにビエラ曰く、学費以外も諸々含めたら、ロシアの大学生活もそんなに変わらないわ!って言ってたよ。


日本の多くの大学は、学費だけでも年間100万円とかかかるって聞くから、お金の問題で学びたい事が学べない!って人は、言葉の壁を努力で乗り越えれば、海外にも学べる場所は沢山あるかもよ。

特にアートに対して、ドイツの学校は生徒に投資をしてる感覚が強いので、在学中、作品を作るチャンスを貰える代わりに、卒業までに制作した作品は学校との両名義になるんだって。(教わるというより、作品を制作する環境を貰える感じ)

そうやって突き抜けた芸術家が出てくると、学校には生徒が増えて、お互いWinWinの関係になってるんだと。


中にはおじさんやおばさんの学生もいるそうなので、年齢に関係なく、情熱と少しの貯金が作れれば案外行けるよ!(ビエラも30代目前で受験してるし)

何かを学びたい人は、諦めないで要チェックや!





【旅で出会ったダンスタグラムやってます】



【感想がレターポットだとさらに嬉しい】


いいなと思ったら応援しよう!

Musashi
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!