【全文無料】ブルーコケコピカゼクのススメ【かつた杯(7/11)優勝・フワライド杯(10/9)準優勝 他】【2021/12/10 追記】
はじめに/自己紹介
こんにちは。むさし(@musashi_pokeca)と申します。
今回、4回目の記事になりますが、初めての方に向けて簡単に自己紹介をさせて頂きます。
ポケカ歴は、小さい頃やっていたのを除くと、ちょうど『タッグボルト』が発売された頃から始めております。きっかけとしては、普段最寄りのコンビニでポケカの取り扱いは無かったのですが何故か『タッグボルト』売られており、何となく懐かしく買ったパックから『ピカチュウ&ゼクロムGX』が当たって何となくポケカ復帰することになりました。以来メインデッキは『ピカゼク』一筋でポケカ楽しんでいます。(ポケカ界の中で、ピカゼク使用期間最長かも?と勝手に思い込んでます笑)
また普段は、高田馬場や池袋、秋葉原などでポケカをすることが多く、チームISP(池袋 社会人 ポケカ部 (Ikebukuro Shakaijin Pokeka buの略)に所属しており、チームメンバやよく遊ぶポケカ友達と日々練習して楽しんでおります。
簡単な自己紹介は以上で、直近 2021シーズンの戦績は以下の通りになります。
まえがき/記事の前提①
※デッキの解説をすぐに読みたい方は本章飛ばして頂き大丈夫です。
○記事の経緯
前回書いた記事は、半年以上前の記事で、記事を書いている現在の環境と大きく変わりました。特に、一番大きい影響としては、Bレギュ落ちがありピカゼクの在り方が大きく変わりました。そんな中で、新しいコンセプトとして考えたブルー型ピカゼクについて自分の考えを整理してお届けしたいと考えており、ずっと記事を書こうと思っていたのですが、日々の繁忙と環境の変化の早さについていけず中々記事を書けずにいました。
↑記事没デッキレシピ①:2021 CL愛知構築(双璧のファイター環境)
↑記事没デッキレシピ②:開催2日前に中止が決まって無くなった幻のシティアディショナルシーズン構築(白銀のランス/漆黒のガイスト環境)
しかし、今回、PJCSから次の大型大会である2022シーズンのCL横浜までの2か月超の間、環境への変化がV-unionの登場くらいと少なくじっくり考察できるという状況が訪れた。結果、記事を書きあげるタイミングでも内容が環境に間に合うものが提供でき、CL横浜に向けたデッキ選択の一助になると考え今回記事を書くことにしました。
○記事の内容について
今回の記事は、戦績の項目であげた直近のかつた杯で優勝した際の構築とその後のシティリーグS3での構築について解説を書いた記事になります。
ただ、かつた杯でのデッキレシピ自体は、以下のツイートで公開していることから、レシピから踏み込んでデッキの詳細な解説を知りたい人向けの副読本的な位置づけの記事だと考えてもらえればと思います。
(デッキレシピ見てデッキのポイントや回し方のイメージを理解できる人については、本記事を読まなくても良いかなと思います。)
↑デッキレシピ公開ツイート
前提として、今回紹介するブルーコケコピカゼクは、強力なデッキであることを自負しておりますが、環境に君臨するTier1のれんげきウーラオスVmaxに対しては、無理対面ではないものの不利であることは間違いなく、れんげきウーラオスのシェア次第では向かい風ではあるかなと考えております。
また、かつた杯という結果を残せたものの、優勝した際のマッチアップでもれんげきウーラオスには、以下の通りマッチしませんでした。
以上の内容を踏まえた上でも、本記事に興味を持って頂けた方については、以降の有料部分についても読んで頂けると幸いです。
なお余談になりますが、一緒に参加した、ふっさん(@FO_ISP)とじぇいくん(@ISP_Jmax)が、それぞれnoteとデッキレシピ公開ツイートをしているので良かったら見てみてくれると嬉しいです。
ふっさんnote (ジュラルドンVmax)
https://note.com/fujipokeka/n/n68fddfefdd9b
じぇいくんデッキレシピツイート(ムゲンダイナVmax)
https://twitter.com/ISP_Jmax/status/1415645417228759041?s=20
まえがき/記事追記の前提②(2021/10/11 追記)
本記事を公開してからパック的には、新しくフュージョンアーツが登場しました。
メインは、フュージョンポケモン。特にミュウVmaxを中心としたカードの登場で、ブルーピカゼクデッキの強化はあまり無いかなと考えてましたが、蓋を開けてみると、パルスワンVmaxのやブルーの探索と相性の良いクロススイッチャーといったカードが登場し、期せずして大きく強化されることになりました。
(雷デッキの強化は、ソードシールド環境になってから、叛逆クラッシュや仰天のボルテッカーといった雷メインのパックではなく、Vmaxライジングで登場したパルスワンVや爆炎ウォーカーで登場したクワガノンVなどメインを貼っていないパックでの強化が実は多かったりします・・・笑)
上記の強化に加えて、環境で流行しているデッキの変化も受けて、摩天パーフェクト/蒼空ストリーム環境時の記事公開時点から比較すると構築がいくつか変わりました。
加えて、現在実施しているシティリーグシーズン4や福岡CLに向けては、25周年パックが発売されるもののカードプールに大きな変化がないこともあるため、今回フュージョンアーツ環境での構築についても追記させて頂く運びとしました。
なお、ブルーピカゼクに関しては、無料で公開されているデッキレシピや無料記事なども出ているので、少し興味を持って触れてみたいという人は、そちらを見てみるのも良いかなと考えています。(3種3様でどれも異なっていて面白いので、ぜひ自分で触ってみて肌に合うレシピを見つけてもらえればと思います。)
そういった状況を踏まえてもむさしの構築に興味を持ってくれた人向けに、今回追記で解説するデッキレシピの特徴をお伝えするとクロススイッチャーを採用しているのが1つ他と違った特徴になります。
まえがき/記事追記の前提③(2021/12/10 追記)
Cレギュが落ちる前にと引き続きブルーピカゼクを使って各種大会に参加している日々ですが、ブルーピカゼクのデッキパワーと連撃ウーラオスが少ない環境に恵まれ以下の様にぼちぼち結果を残すことができております。
Cレギュ落ちるまでの残りの間、公式最後の大会としては、シティーリーグのアディショナルシーズンⅡが控えていたりとまだまだピカゼクが活躍できる期間もあるため、各大会でのデッキレシピと簡単な解説を追記し、最新構築と共にC-F環境に向けても共有させて頂きます。いくつかのレシピは、大会後の自分のツイートで公開しておりますが、デッキレシピ以上の情報と最新のレシピについて興味を持って頂いた方、特にシティーリーグアディショナルシーズン2でブルーピカゼクの採用を検討している方は本記事を購入して頂けますと幸いです。
以降有料記事にになります。
デッキコンセプト解説
記事の購入ありがとうございます。ご期待に添えるよう精一杯解説していきます。まずは、改めて今回のデッキレシピを載せた上でデッキコンセプトの解説に入っていきます。
デッキコード:Ln9gLn-Ecz0WQ-LnQPLg
ブルー型コケコピカゼクのデッキコンセプトとしては、既に出ている記事などでも解説があるので知ってる方もいると思いますが、簡単に以下の通りになります。
上記の様な強さを兼ね備えており、十分強いデッキではありましたが、
蒼空ストリームで収録された嵐の山脈の登場によりデッキとして大幅に強化された点がポイントになります。
嵐の山脈 1枚で大げさなと思う方もいると思いますが、何が変わったか以下3点解説していきます。
(1)後1そうでんの安定感UP
ブルー型ピカゼクの基本の動きは後攻を取り、後1でパルスワンVのそうでんから入っていくことが非常に大事になっていきます。そのため、確実にエネルギーカードやエネルギーの付け先ポケモンを準備することが非常に大事になってきますが、従来は、手札の噛み合いで後1そうでんできない場面がしばしばありました。しかし、嵐の山脈1枚のおかげで以下2点の要素から大幅に後1そうでんできる確率がUPしました。
(1)-1 タッグコールからの展開
嵐の山脈が登場したことで、なんとタッグコール1枚からほぼ理想盤面を完成することが可能となりました!!
具体的に示していきます。
STEP0:スタートポケモン→パルスワンV or コケコV
STEP1:タッグコールを使用
STEP2:ピカゼク+グズハラを持ってくる
STEP3:グズハラ+手札の何か2枚(グズハラ追加コスト)を使用
STEP4:手に入るカードを整理すると以下の通り
なんと結果として、タッグコール1枚から
盤面形成に欲しいカード5枚と手札2枚リフレッシュができるという結果が得られました。この動きが本当に強く、安定して自分のやりたい動きができます。ブルー型と記事タイトルで銘うってますが、初手の動きとしてグズハラから入ることが大幅に増えたため感覚的には、グズハラ型といっても過言ではないかなと考えております。
(1)-2 パルスワンVへのアクセス率UP
嵐の山脈抜き構築から比較するとタッグコールからの展開でも記載のあることからわかると思いますが、パルスワンVに確定サーチできる確率が大幅に増えました。
具体的に示していきます。
上述のレシピベースに嵐の山脈あり/なしでは以下の通り違ってきます。
あくまで、構築によるところもありますが、安定感UPに繋がっていることは理解頂けたかなと思います。
(2)頂への雪道押しつけ性能アップ
嵐の山脈のおかげで今回の構築では、一般的な構築からすると過多であるスタジアム 5枚採用を難なくできました。
このことにより、スタジアム貼りあいに対して優位になり、頂への雪道の押しつけ性能が格段にあがりました。
混沌のうねりに対して、雑に嵐の山脈を貼ることで割ることができるのも良いです。
現状、頂への雪道が刺さる場面は、多く雪道1枚で相手が何もできずに終わる試合すらしばしばあるので、非常に強力であると感じております。
(3)コストアドバンテージとデッキ枠圧縮
デッキに採用しているポケモンが、全て雷ポケモンであり、トラッシュに置きたいカードが特にあるわけでは無いため、クイックボールでの1枚トラッシュ分に対してお得になります。
ブルー型は、手札が細くなりがちなので手札1枚分でもお得なのは、地味にありがたいです。
また、後ほどの章で掲載するデデンネGX不採用の場合、クイックボールを使いたい場面は限定的なためクイックボールの採用を絞ってデッキ枠の捻出ができる点も評価できます。
以上3点から地味な1枚ながらも嵐の山脈1枚で世界が変わったといっても過言ではないと考えております。
採用カード解説(かつた杯 優勝構築)
今度は、デッキ採用カードについて具体的に解説をしていきます。
【ポケモン:11枚】
○ピカチュウ&ゼクロムGX(略称:ピカゼク) 2枚
メインアタッカー①。フルドライブからの3エネ加速は、今でも強く後1そうでんからの後2フルドライブでコケコVへの加速と繋げていきたく基本的には、1試合に1回は使います。(この流れは、バトンを渡していく感じがして個人的には好きです。)
サイド落ちとタッグコールで持ってこれるコスト用カードとして2枚採用としていますが、逃げエネ3という点でできる限りスタートしたくはないカードではあるため、ピカゼクサイド落ちしても良い人は1枚採用でも良いと思います。(自分は、まえがきの章で記載した通りピカゼク大好きなため2枚採用にしてます・・・笑)
○パルスワンv 3枚
スタートしたいポケモンNo1ですが、基本的に1試合に使い枚数は1枚ということもあり、3枚採用に落ち着きました。
後1そうでんがコンセプトを下支えする強力な技ではありますが、
ライトニングストームも実は強く、先2でパルスワンが倒されなかった場合アタッカーとしてもしばしば使います。
後2で雷エネルギー4枚で130ダメージ出るので、非GX/Vポケモンを気絶させたり、場に雷エネルギーが8枚あると250ダメージ出てザシアンVのダメージも超えるので意外に強力です。
(こくばバドレックスVmaxのダイガイストと同等のわざ性能であるというと強さがイメージつきやすいかなと思います。)
○カプ・コケコv (略称:コケコV / サンダーボルト / 雷Vスターター) 3枚
スタートしたいポケモンNo2。メインアタッカー②-1。
逃げエネ0が本当に優秀で、コケコVスタートしても入れ替え札なしで、パルスワンVへ入れ替えられることは、後1そうでんの安定性を支えている部分でもあります。
また、技のダメージも200ダメージ出せてアタッカーとしても使っていけるのも評価できます。(特に、対リーフィアVmax戦では、ピカゼクを使わずにコケコV2体で戦っていきます。)
○カプ・コケコVmaxz(略称:コケコVmax) 2枚
メインアタッカー②-2。位置づけとしては、タッグチームと比較した時の高耐久ポケモンかつダイショックでのマヒの押しつけ要員。最近いれかえ札絞ってる構築が増えてきているので、マヒが本当に強力です。
ダメージ量もクロバットVを取れる最低ラインの180ダメージ出るので、及第点は取れているかなと考えています。
○デデンネGX 1枚
基本的には使用しないですが、どうしようも無い事故の時の復旧と終盤ボスの指令引きに行きたい時の山圧縮役に1枚採用していました。
一見ブルーの探索を採用していることを考えるとデデンネGXは、相性が悪いのではと思われると思いますが、頂への雪道を貼ることで、デデンネGXが場に出ていても特性が無い扱いとなり、ブルーの探索が使えるためそこまで不自由を感じることはありません。
一方、過去の構築の名残で採用しおり、嵐の山脈が入った今回の構築においては、以下の点から後続の章で解説するシティ構築においては、デデンネGXを不採用としております。
【グッズ:17枚】
○クイックボール 2枚
以下の観点からサイド落ちを考えて2枚採用としてました。
①デデンネGXを手札に加えるため
②先1で混沌のうねりを貼られていた時のケア用
②については、練習や大会で戦ってきた経験として記憶にある限りほぼほぼ無かったので、意識しなくてもいいかなと本記事を書いている時点では考えております。そう考えるとデデンネGXを不採用とする場合クイックボール無し構築も全然ありですが、1点だけ頂への雪道を貼りながらポケモンを山札から持ってきて場に出したい場面が、後1盤面でたまにあったためその点についてどれくらい比重を置くかで採用枚数を決めていくと良いかなと考えます。
○タッグコール 4枚
1枚が2枚に増えるだけで強いのに確定で状況に応じたカードを持ってこれる最強カード。基本的に、グズハラから入っていきたいため自然と4枚採用となりました。
なお、タッグコールの採用枚数 × 2枚 以上(4枚採用の場合、8枚以上)採用することでタッグコールで持ってくるものが無くて腐るという盤面が発生しにくいという印象です。
(今回の構築の場合、8枚(ピカゼク 2枚 /グズハラ 3枚 マオスイ 2枚 シロカト 1枚)採用です。)
○しんかのおこう 1枚
ブルーの探索のからの確定サーチでコケコVmaxを持ってくるためのカード。
基本使うのは1枚ですが、サイド落ちは時々気になるので、サイド落ちケアで2枚採用もありかなと思います。
○ポケモンいれかえ 2枚
いれかえ2枚は少し少ない印象があるかもしれないですが、マオスイも2枚採用しており、ブルーの探索で確定サーチできるので実際使ってみると特に不自由がない印象。ライライを採用してメインで使っていく場合は、あと1枚くらい採用しても良いかなとも思います。
○リセットスタンプ 2枚
リセットスタンプ+頂への雪道+ダイショックのまくり性能が非常に強力。
積極的に使っていきたいカードで、1試合できれば2回、確実に1回は使っていきたいところ。序盤に手札に来るとだいたいグズハラのコストになりがちなので3枚採用でも良いカードです。
○リーリエのピッピ人形 1枚
主な役割としては、以下の内容があります。
ベンチを絞る関係で、あなぬけのヒモが結構嫌だったりするので、なるべく早くベンチに展開したいですが、枠の関係でこの時点では1枚採用としております。
○エネルギー転送 1枚
役割としては、シンプルにブルーの探索から持ってこれるエネルギーというものになります。
似たような考えで最近では、ジメレオンのうらこうさくから持ってこれるエネルギーとして、れんげきウーラオスデッキにも採用されていたりしますね。エネルギーを持ってこられない事故回避目的で1枚採用。
なお、ブルーコケコピカゼクデッキにおいては、中盤以降山札に基本エネルギーカードが残っていることは少なく、エネルギーを引きたくても引けない場面も時々発生するので、積極的に採用していきたいカードではないといった印象です。
○ツールスクラッパー 1枚
主に終盤相手のふうせんを割って、リセットスタンプからの復旧要求をあげる目的で採用しています。
他にも、大きなおまもりを割って打点ラインを調整(よくあったのが、ムゲンダイナVmax+おまもりでHP370なのでダイショック2回が360ダメージで10ダメージ足りない など)したり、リボンバッチなどのどうぐを雑に割れるのは便利です。
また、ごく稀ですが自分のポケモンについているどうぐを割って貼り換えるのにも使ったりします。
あると便利レベルのため1枚採用としております。
○大きなおまもり 1枚
どの相手を要否が決まる1枚。
今回は、新環境ということでレックウザVmax対面を一番意識しての採用ではありました。
レックウザのダメージラインが、
なので、260ダメージは、ピカゼクに貼ってHP270で、
340ダメージは、コケコVmaxに貼ってHP350で耐えるというところが大きなポイントでした。(現状は、あまりレックウザVmaxは流行っていないのでそこまで意識しなくてもよさそうではあります。
その他役に立つ盤面を軽く列挙すると以下の通りになります。
見たい対面に応じて採用枚数を変えていくと良いかなと思います。
○ふうせん:1枚
用途としては、後1にグズハラから持ってきてパルスワンVに貼り、後2のタイミングで入れ替えられる用。サイド落ちしてると少しプレイングに考慮が必要になってきますが、無くても何とかなることも多いため1枚採用。
○ビッグパラソル:1枚
1番意識しているのは、パラソル+ウィークガードでガラルサンダーのケア用になります。他にもあると便利で環境で使われる技で考えると以下の効果を消すことができます。
欲しい盤面ではとことん欲しいけど、使わない試合もぼちぼちあるので1枚採用。
【トレーナーズ:14枚】
○ブルーの探索:3枚
コンセプトカードの1枚、特性持ち場に出ていないという前提だけで無条件に確定でトレーナーズ2枚持ってこれるのは掛け値なしで強い。
似たようなカードにフウロやピオニーなんかがありますが、比較すると強さが伝わるかなと思います。
基本的に常に手札に抱えておきたいサポートのため4枚採用としたいところですが、デデンネGXも採用していた兼ね合いで、気持ち採用枚数を減らし3枚としておりました。
○博士の研究:2枚
ブルーの探索軸で動いていくと手札が細くなっていくのが、欠点で手札回復のためと事故復帰目的で採用しています。
基本的に、マリィとどちらを採用するかの択になりますが、マリィを使って自分が事故したり、引ける枚数が2枚分少なかったりすることもあるので、個人的には、博士の研究の方が好きです。ただし、マリィの良さとしては、相手の手札干渉や手札にダブついたエネルギーカードを山札に戻すといった役割もあるためここは本当好みによるかなと考えております。
○ボスの指令:3枚
説明不要の最強カード
最後ボス引けるかどうかで試合が決まることがよくあるのでできるだけ厚く採用したいところ。序盤のダブつきを嫌って3枚採用としてますが、ダブついても雑にグズハラのコストとして使ったりすれば、そこまで気にはならないかもとも思うので、枠を捻出できれば4枚採用でもいいのではないかと個人的には考えております。
○グズマ&ハラ(略称:グズハラ):3枚
コンセプトカードの1枚。グズハラについては前章で詳しく記載したため解説は割愛しますが、記載していないポイントとしては、ウィークガードエネルギーも確定サーチできるので比較的狙ったタイミングで貼れるのは強さの一つだと考えております。
なお、採用枚数としては、基本的に序盤から使っていきたいカードであることと1試合2回程度使うことを考えており、雑にタッグコールから持ってきて1枚はコストにすることを意識したり、サイド落ちはかなりきついことから3枚採用としております。
○マオ&スイレン(略称:マオスイ):2枚
タッグコールから確定で持ってこれるポケモンいれかえくらいの感覚で思っておくのがオススメです。
よく他のデッキでいれかえ1枚引きに行くのにデデンネGXや博士の研究で無理やり引きに行く場面もよく見ることを意識すると確定でアクセスできることの強さは理解できるかなと思います。
もちろん、HP120回復の効果も強力で、特に200ダメージ以下の中打点で攻めてくる相手には無類の強さを誇ります。
1枚採用の人も多いですが、タッグコールで雑に持ってきてコストにできたりサイド落ちを考えて、2枚は採用しておきたいと考えております。
○シロナ&カトレア(略称:シロカト):1枚
タッグコールから持ってこれるドロサポ枠。縦引きは、手札を抱えておきたいブルーの探索とも相性が良く、とりあえず、打つサポートなくて困ったらトラッシュから1枚サポ回収して使っておくのに使い勝手の良いカードになります。このカードもあれば便利といったカードになるため1枚採用としております。
【スタジアム:5枚】
○頂への雪道:3枚 / ○嵐の山脈:2枚
コンセプトの項目で記載しているので詳細割愛しますが、採用枚数としては、枠捻出できれば雪道4枚採用も視野に入るかなと考えています。
【エネルギー:13枚】
○スピード雷エネルギー:3枚/
○基本雷エネルギー:8枚/
○ウィークガードエネルギー:2枚
枠とのバランスで一旦上記の枚数に落ち着きました。
エネルギーのバランスを考える上では、まず基本雷エネルギーの採用枚数から検討していきます。
基本雷エネルギーについては、追加効果のあるスピード雷エネルギーより優先度を落として採用枚数を削り枠を捻出したいところですが、8枚が限界ラインで7枚採用にするとエネ加速が足りずに事故る印象を受けます。
具体的に示していくと基本雷エネルギー 8枚の場合で
基本雷エネルギー的に多少の下振れのパターンで考えると以下の通りになります。
場合によっては、手札に2枚きたり、3枚サイド落ちなんていう場面もあるので、8枚採用でも後2フルドライブでエネ加速1枚足りないといったことも起こりうるといったことがわかるかなと思います。そのため、本来9枚くらい採用したいといったところが正直なところです。
次に、ウィークガードですがガラルサンダーが色んなデッキに出張していたり、れんげきウーラオスが環境ど真ん中にいることを考えるとサイド落ちケアで2枚採用に自然となりました。
2枚採用にすることで、相手の構築がわかり切っていない段階で、初手のグズハラコストにして後からウィークガードが必要となった場面にも対応できるようになったのもプレイを安定させるのに良いかなと考えています。(受け身なカードなので、できれば基本雷エネルギーやスピード雷エネルギーへ枠割きたいところですがやむなしですね。。。笑)
最後にスピード雷エネルギーですが、無条件2枚ドローは本当強く、グズハラでも持ってこれるカードなので本来4枚採用したいところですが、基本雷エネルギーとウィークガードの枠は削れず、他の枠との兼ね合いで3枚に落ちついたといったところです。
以上がかつた杯構築時点の採用カードの解説になります。
デッキリスト(シティ S3 構築)/変更内容解説
かつた杯からもシティに向けて練習を重ねて、いくつかの採用カードを変更して以下の様なデッキレシピになりました。
デッキコード:dkkfV5-PGQSrp-FVFvvV
差し替えたカードは5枚で変更点は以下の通りになります。
以下解説していきます。
○デデンネGX 1→0枚 / ライライ 0→1枚 /ブルーの探索 0→1枚
安定感アップと雪道押しつけが強いコンセプトとなったころから採用から外しました。詳細は、採用カード理由のデデンネGXの項目を確認お願いします。
代わりにライライを採用しました。
れんげきウーラオス対面では、フルドライブから展開していくより取られる前提で、タンデムショックでのマヒで戦っていく方が、ウィークガードに対応していることもあって強いです。
また、デデンネGX不採用としたことから、本来率先して使っていきたいブルーの探索の枚数を最大の4枚採用に戻しております。
○クイックボール 2→0枚 / ポケモン通信 0→1枚
デデンネGXを抜いたことと先1混沌のうねりを切ったため、枠圧縮のために不採用としました。
代わりにしんかのおこう2枚目枠として場合によっては、クイックボールの役割も兼ねられるポケモン通信を採用しました。
手札にポケモン抱えていけないと使えないというデメリットはあるもののタッグコールを使うことで、確定でポケモンを持ってきて、そのままポケモン通信の交換元に使うという動きができるため多少デメリットは軽減できていると考えております。
そのため、ポケモン通信を使う可能性がある試合展開の場合、雑にグズハラコスト用にと2枚目のピカゼクやライライを持ってきて雑に切るのではなく、1枚は通信用に山に残しておくという動きをすることが大事になります。
○シロカト 1→0枚 / マリィ 0→1枚
あると便利ではあるものの使う頻度が少なかったので、相手の手札干渉を優先してマリィに差し替えてみました。ライライも入ってタッグコールから持ってこれるカードの総数が変わっていないことも地味にポイントかなと思います。
○エネルギー転送 1→0枚 / ピッピ人形 1→2枚
グズハラからエネルギーを持ってくる比重が増え使わない盤面が増えたため、思い切ってエネルギー転送を0枚にしてみました。代わりに、対れんげきウーラオス戦でセルフマオスイからの耐久で最終盤面まくっていくのに必要なピッピ人形の枚数を1枚増やしました。
上記の変更を加えて、シティに臨みました。結果としては、以下通りで一歩およばずというところでしたが、右手の引き勝負に負けたところもあったのでデッキの強さとしては十分感じられる内容でした。
デッキ相性まとめ
デッキ解説を終えたところで、完全主観になりますが、ざっくりの環境デッキに対する相性を以下にまとめてみました。
れんげきウーラオスとはくばバドレックス対面が少しシェアに対して重いですが、比較的戦える対面が多いというのは、わかって頂けたかなと思います。また何より、頂への雪道 / スタンプ / マヒ の3種の神器でどんな相手にも基本的にはワンチャンあるのも強みかなと思います。
細かい1つ1つの対面での考え方は、割愛しますが、気になる方はぜひ質問してもらえればお答えさせて頂きます。
デッキ序盤の回し方
基本的に、後攻を取れて確定サーチから展開していくことが多いのでどのデッキに対してもベースとなるデッキの回し方は決まっているので序盤の動きは概ね決まっており以下にその内容を示していきます。(細かい分岐は、状況に応じてどうしても発生するのであくまでベースと考えてもらえればと思います。)
【前提の考え方】
カードの選択において、次のターン、可能であれば2ターン先の動きを止めない動きを意識してカードの選択をしていきます。その前提で以下の章を読んで頂ければと思います。
【パターン1:パルスワンV or コケコV or ライライ スタート】
○後1:
(1)相手のデッキタイプの特定
後攻を取れることのメリットとして、相手の先1の展開からデッキタイプを特定して、自分の動きを決めていけることにあります。
具体的には、以下の様なことを考えています。
・対リーフィアの時は、ピカゼクを展開しない。
・ガラルサンダーの気配を感じたらポケモンVの展開は絞る
・対いちげきゲンガーの場合もポケモンVの展開は絞る
・ビッグパラソル/ウィークガード/ライライが必要な対面か(グズハラのコストにできるか見定める)
特にガラルサンダーケアは重要で、相手のデッキにガラルサンダーが入っている可能性が捨てられない場合は、Vポケモンを3体(パルスワンV+コケコV+コケコV2体目)を並べて1エネ起動されないようにすることが非常に大事になります。(最近は、主にれんげきウーラオスデッキですが、キバナ+手貼りで2エネ起動してくることもあるので、悩ましくはあります。。。)
(2)タッグコールで持ってくるカード
ピカゼク(orライライ)+グズハラが基本形になります。そこから手札にあるカード見合いで、手札にピカゼクがあったり、2枚目のタッグコールがある場合は、以下の順でカードを持ってきます。
(3)山札確認
理想は全部みて把握するのが一番なのですが、中々山札確認大変なので最低限以下の内容は見るようにしています。
余裕が出てきたら他の1枚刺しカードから順次確認する枚数を増やしていくといいかなと思います。
(4)使用サポート選択
グズハラ、ブルーの探索、博士の研究 orマリィ、ボスの指令の優先順位でサポートを使用してきます。
(4)-①グズハラで使用する場合
・コストにするカード
地味ながらコストにするカード選びは、重要なプレイ内容になります。
基本的には、以下の様な優先順位でコストを決めていきます。
・持ってくるカード
あまり悩むことはなく基本は、ふうせん+嵐の山脈+スピード雷エネルギーの3セット持ってきます。ただ、当たり前ですが、手札に既に上記のカードを抱えている場合は、柔軟に持ってくるカードを変えます。
(4)-②ブルーの探索で使用する場合
ブルーの探索からの展開は強力ではあるのですが、後1ブルーの探索よりグズハラを優先する理由としては、グズハラの展開力の強さはもちろんですが、後2でブルーの探索を使い状況に応じたトレーナーズをもってくる動きが強力なため温存しておきたいということもあります。(後1でスピード雷エネルギーの2枚+後2のトップドローの3枚分何かを引いた状況を受けて、ブルーの探索での持ってくるカードを選択できます。)
実際に使う場合、手札との兼ね合いですが、タッグコール+何かで基本は展開してきたいです。
序盤に持ってきたいカードとしては、主に以下のカードになります。
(4)-③博士の研究・マリィで使用する場合
手札に、タッグコール/グズハラが無い
または、(エネルギー転送無し構築で)ブルーの探索があるけど手札にエネルギーが1枚も無い時の選択肢で事故回避のための動きになります。
引いたカードの出たとこ勝負になってしまうので、あまり書くことはないですね。
(4)-④ボスの指令で使用する場合
ドローサポートが1枚もなくどうしようもない時に、ボスの指令の温存との天秤になりますが、相手のいれかえ要求を増やせそなら使う場合があります。後半、マヒで攻めていくことを考えると1枚でもいれかえカード消費させることは後々響くので選択肢としては頭に入れていくと良いと思います。
(5)そうでんの使用
最後にそうでんを使って、後1の終了になります。基本的には、ピカゼク(ライライ)へエネルギーをつけて展開するという動きになります。(先2でピカゼク、ライライが取られたら改めて、後2でコケコVにそうでんして盤面を作っていきます。)
また、次の番へ移る前に山札確認で不安な内容がある場合は改めて確認するようにしましょう。(特に、基本エネルギーの枚数はこのタイミングで押さえておくと良いかなと思います。)
○後2:
基本的には、後1の準備の流れで、手札にエネルギーがあれば、ブルーの探索、無ければグズハラから展開していき、後2フルドライブを目指していきます。
ただし、パルスワンVが先2で取られていないかつ対面のポケモンがアタッカーでない(メッソンやデデンネGX・クロバットVなど)場合、フルドライブ打つためにピカゼクがバトル場に出ることを回避するため、サイドそうでんやライトニングストーム(130ダメージ)を使っていくことも視野にいれて動きます。
また、可能であれば、コケコVから取られるとことを防ぐためにコケコVmaxに進化しておきたいですね。(対こくばマホイップだけ、簡単にコケコVmaxも突破されて3-3取られやすくなるので進化するタイミングは注意が必要になります。)
あとは、2体目のコケコVmax育成に向けて、コケコVを準備するかも頭によぎりますが、進化しきれずコケコVのままでいると2-3-2と取られてしまうリスクもあるので、ガラルサンダーの気配が完全に無くよっぽど盤面展開が順調な場合を除いて欲張らない方が無難かと考えます。
あと、ついつい忘れがちなのが、グズハラなどで頂への雪道を持ってきた場合、忘れずに貼るようにしましょう。
○後3:
ここら辺からは、相手に合わせて臨機応変にという動きになっていきますが、臨機応変に戦えるよう手札に入れ替え札を抱えておけると相手の盤面に合わせたポケモンで闘っていけると思います。
また、盤面はほぼ完成しているので、終盤のまくりに必要な、頂への雪道・リセットスタンプ・ボスの指令の中で足りないものを揃えて積み盤面を作っていきましょう。
【パターン2:ピカゼクスタート】
基本的には、他のポケモンのスタートと変わらないですが、逃げエネ3ということでふうせんで逃げることできないことから、ポケモン入れ替えorマオスイを使うことが後1盤面で必要になってきます。
要求としては少し高くて
・雷エネルギー+ブルーの探索(ポケモン入れかえ/嵐の山脈)
・タッグコール(グズハラ)+ポケモンいれかえ
が手札に必要になってきます。
そのため、手札の組み合わせでポケモン入れかが持ってこれない場合は、博士の研究やマリィに頼っていくルートになります。
その択も取れない場合は、手札にタッグコール(グズハラ)にある、持ってきた嵐の山脈からのパルスワンVに同じく持ってきたスピード雷エネルギーを貼っての2ドローでポケモンいれかえ引けるかのお祈りなります・・・
なお、後2以降については、ピカゼクスタート以外の場合と同様になるため割愛いたします。
その他採用候補カード
色んなカード検討してきましたが、その中でも特に採用候補として熱いカードで上章で解説していないカードについていくつか解説していきます。
○隠密フード
インテレオンが出張して色んなデッキに採用されることが多く、クイックシューターによる打点調整がきつい場面が増えてきました。おまもり貼っての耐久上げができないこととトレードオフになりますが、クイックシューター2回防ぐとおまもりよりは耐久値をあげてることになるので、必要に応じて使っていくと強力だと考えております。
また、副次的ではありますがブラッキーVmaxのダークシグナルも防ぐことができ、安全にベンチのポケモンを育てられることもポイントとして高いと考えております。現状、最新の構築では、採用して使い勝手を検討中になります。
○げんきのハチマキ
+10ダメージがあると嬉しい場面は、いくつかあって以下の様な内容になります。
グズハラからも確定サーチでも持ってこれるから枠さえあれば入れていきたいカードだと常々考えています。
○ツールジャマー
グズハラでも持ってこれるツールスクラッパーと考えると強力。基本的にはコケコVmaxにつけて終盤の要求をあげるためのカードになりますが、唯一の懸念としては、大きなおまもりやビッグパラソルなど他のどうぐと併用できないため場合によっては、邪魔になってしまうこともあるかと考えており採用を見送っております。
○グレートキャッチャー
ブルーの探索からそのまま使えるボスの指令みたいなもので、脳内想定ではかなり強い動きだと考えているのですが、実際練習等で使った試合がほとんどなく自然と抜けていってしまいました。
○ポケギア3.0
山札圧縮にもなり、比較的サポートも多いことからブルーの探索型と相性の良いグッズで強力だと考えてはいます。ただし、個人的にはそれでも7枚めくってサポートがヒットしないことがしばしばあり、使いにくいなーという印象があるため採用を見送っております。
○カプ・コケコV(スパイラルサンダー / 一撃マスター)
スターターコケコVと比較すると
・エレキボールを使うことで、後1メッソンが取れる
・HPが210ある
という点は、大きいですが、逃げエネ1という点がやはり気になります。
が、択を増やすという点では1枚差し替えての採用は全然ありだと考えております。
なお、スパイラルサンダーは、こくばバドレックス相手にけん制にはなるもののマホイップ型も増えてきて場にエネルギーを貯めない戦い方もできるようになったためおまけ程度に考えとくと良いと思います。
○シビルドン(でんきぬま / ミラクルツイン)
知る人ぞ知るジュナイパー対策カード。このカード1枚採用しているだけで、ジュナイパー対面に少なくとも五分までは持っていけます。(ジュナイパーに絶対負けたくない時は、げんきのハチマキと合わせて採用するとちょうど140ダメージを与えることができていい感じです・・・笑)
シビルドン自体が進化ポケモンということもあり、シビルドンスタートにならないこともポイント高いです。ジュナイパーのシェア次第では常に採用を検討している1枚になります。
以上採用候補カードになります。
補足で、既に解説のあるカードの中での枚数調整まで含めるならまずは、リセットスタンプを3枚にするとスタンプ押しつけの性能も上がってコンセプト的に良さそうな感触があります。(自分も3枚刺しで調整を始めています。)
他にも、うねりの扇、あなぬけのヒモ、タフネスマント、マチスの作戦、ジャイアントボムなどなどあげれてないカードで候補に挙がるカードはいくつもあるので自分に合うように順次カスタマイズしていって頂ければと思います。
フュージョンアーツ環境 デッキレシピ①(2021/10/11 デッキレシピのみ追記)
フュージョンアーツ環境のデッキ考察について、採用理由等の解説を書いてお伝えしたいと考えておりますが、時間が取れずまとまっており申し訳ございません。
一方、情報の鮮度は凄く大事だと考え、twitterでは、報告させて頂きましたが、10/9 第1回フワライドカップと10/10 トレーナーズリーグに参加して結果を残すことができましたので、それぞれの大会で持ち込んだレシピを有料記事購入頂いた皆さんに一足先にお伝えさせて頂きたいと考え、以下の通り追記致します。
第1回 フワライドカップ 対戦結果と デッキレシピ (2021/10/9)
デッキコード: 8x4xDK-k0n6VY-xGac8c
トレーナーズリーグ@Fellows TCG bar 対戦結果とデッキレシピ (2021/10/10)
デッキコード:VVVwkF-YV7Htc-FfwkFV
バトルVIPパスは、ブルーピカゼク研究仲間のとらいくん(twitter アカウント @k2_pokeca)からアドバイスで採用しました!!
フュージョンアーツ環境 デッキレシピ②と考察(2021/10/18 追記)
フワライドカップ・トレーナーズリーグの勢いでということで、2021/10/17に開催されたシティーリーグ S4@バトロコ柏駅前店に参加してきました。
結果は、以下のツイートにある通り、先2タネ切れ含めて2-3で予選敗退と奮いませんでしたが、デッキレシピと解説を追記させて頂きます。
デッキコード:c4c8xx-TSnSGO-J8cx4x
以下、デッキレシピに対してカード種別ごとにポイント解説してきます。
パルスワンVmaxの登場により2-3-3のサイドプラン押しつけがより柔軟になりました。
パターン①:パルスワンVを無視してカプコケコVが取られた場合でも、パルスワンVをVmaxに進化させることで、ピカゼク・パルスワンVmaxの押しつけができる
パターン②:ピカゼクが、サイド落ちしてもパルスワンV、カプコケコV×2の盤面を作ることで、先に倒されたVを除く2体のVmax押しつけができる
プランの柔軟さからピカゼクのサイド落ちを許容としてぎりぎりの1枚採用とし、ポケモン全体数もぎりぎりまで削減しました。また、ライライは構築をシンプルにするためにコケコVmaxと役割が少しかぶっていることがあるため抜いています。
上記削減結果、ポケモンの運用に困るということも特になく、山のポケモン枚数を少なくすることで少しでも強い山にすることに貢献もできています。
ただ、1点マリガン(初手7枚にポケモンなしの引き直し)の確率はやはり少し上がったかなと思うので、その点は少しデメリットではあると考えます。
この辺りは、他のカードの枠とのトレードオフと考えるので、自分の好みに合わせてチューニングしてもらえればと思います。(ライライの採用含めて)
グッズピックアップ①:バトルVIPパス
ポケモン展開しないデッキのため当初あまり注目しておりませんでしたが、いざ使ってみるとこのデッキへの相性が凄く良く採用して良い1枚だと考えています。採用理由としては、以下の通りになります。
採用理由①:ミュウVmaxの環境入りに合わせて混沌のうねり増加。結果、先1にうねりを貼られると嵐の山脈からパルスワンVを展開できず厳しい展開となることがあるため、嵐の山脈以外でパルスワンVが呼べる手段が必要
採用理由②:展開したいポケモンの数が少ないこともあり使いたいターンは、ほぼ後攻1ターン目に集約されるため最初の自分の番があまりデメリットにならないため
採用理由③:嵐の山脈からの展開が必須ではなくなったことから後1から頂きへの雪道押しつけプランが可能になるため
採用理由④:初手に来るとラッキーな気分になれる笑
一応、クイックボールと比較すると2ターン目以降に引いた際に山圧縮できるというメリットがクイックボールにはありますが、後攻1ターン目は1枚トラッシュも重かったりする場面があることから個人的には、バトルVIPパスで良いかなと考えてます。
グッズピックアップ②:しんかのおこう 1→2枚
単純な話で、進化先のパルスワンVmaxが増えたことでしんかのおこうが欲しい盤面が増えたたため採用数増やしました。素引きの確率をあげることはもちろん、サイド落ちケアや、まれにブルーの探索からしんかのおこう2枚持ってきた盤面があるため採用数増やしたのはポイントと考えます。
グッズピックアップ③:クロススイッチャー
ブルーの探索から持ってこれるボスの指令(実質、ブルーの探索自体がボスの指令!!)と考えると強さはもはや言わずもがなだと思います笑。
特に、手札にクロススイッチャーを1枚抱えてる時にブルーの探索を使うと、1枚分好きなトレーナーズを持ってこれることが非常に強力で、リセットスタンプと一緒に使うことやもう1枚ブルーの探索やボスの指令を持ってきて次のターンもベンチ呼び出しを続けたりと終盤の制圧能力が格段に上がりました。ブルーの探索を採用しているなら積極的に採用したい1枚だと考えております。
なお、1回使えればという3枚採用もありですが、どうせ採用するなら4枚フル投入がやっぱりおススメです。
グッズピックアップ④:タフネスマント
主に役に立つのは、れんげきテンタクル、ミュウVmax、クワガノン戦になります。
れんげきテンタクル、ミュウVmax相手には、要求札2枚追加(れんげきカードorタブレット(げんきのハチマキ))となり、後1そうでんパルスワンに貼ると相手に圧力かけられます。れんげきテンタクルの場合で、パルスワンVが残った場合、返しにパルスワンに雷エネルギー手貼り、盤面4エネのライトニングストームで相手のテンタクルまで倒すことができます。
クワガノン相手には、単純に耐久上げてエレキブラスターを耐えれるのが強かったりします。
また、ベンチのカプコケコVに貼ることで耐久をあげて進化しやすくするといった使い方も時々します。
グッズピックアップ⑤:エネルギー転送
リストにはないですが、安定構築を求める上では抜いてはいけない1枚だったと思います。役割としては、ブルーの探索から持ってこれるエネルギーというただ1点なのですが、今回シティ初戦で初手ドローサポートのみ、ブルーの探索かつ手札にエネなしだったためエネルギーを引き込めず、後1そうでんができませんでした。(スタート相手にマリガン3枚などもあって結果、テンポを取り返せず負け)
中盤以降、山札の基本雷エネルギーが無くなることでエネルギー転送の価値が無くなってしまうのですが、基本雷エネルギー9枚採用としているので、気持ちエネルギー転送の価値を高められているとは思います。
ということで、枠つくるの難しいですが、何とか捻出することをおススメします。
(スピード雷か、闘割り切ってウィークガードエネと入れ替えることから検討始めると良いかと考えています。)
ポイントとしては、タッグチームポケモンの採用を減らしたので、タッグコールの価値をキープする目的も兼ねて、グズマ&ハラ4枚、シロナ&カトレア2枚と厚めに採用しています。結果、初手グズマ&ハラのコストにもしやすく、過剰採用という印象はあまりないです。
また、ボスの指令はクロススイッチャーを採用したためフュージョンアーツ環境になってから3枚→1枚と大幅に削減しました。とはいえ、上限2回しか打てないことを考えると1枚は採用しておきたいです。また、シロナ&カトレアの採用もあるため序盤グズマ&ハラのコストにしてしまっても回収できるというシナジーもあるのが良いと考えます。(クロススイッチャーは回収できない。)
なお、ドローソースに関しては、タッグコールもサポートとになりうると考えると合計14枚(ブルーの探索、グズマ&ハラ、シロナ&カトレア、タッグコールの総数)で、一般的なデッキからすると潤沢ですが、ドロー系ポケモン(デデンネGXやクロバットV)などを入れてないことからボールがドローソースにならない考えると少し少ないです。(目安17枚分くらいは、ドローソースとなりうるカードを採用したい。)
スピード雷エネルギー4枚もドローソースとカウントしてぎりぎりというところなので、好みに合わせて枠捻出できればドローサポートは増やしたいという印象ではあります。
なお、ボスの指令やサポの枚数自体減っているので、ポケギアとの相性はこの構築については、あまり良くないかなと考えています。
(ポケギア重視するなら、クロススイッチャー型より、ボス型)
スタジアム合計5枚あるとだいたいの試合はスタジアム貼り勝てます。役割的には、山脈1枚を雪道にしたいところでが、山脈1枚でサイド落ちが厳しいかなと考えてますが、VIPパスでケアできているところもあるので、差し替えも好みで良いかと考えます。
基本雷エネルギー8枚だと、時々フルドライブのエネ加速用のエネが足りなくて負けに繋がることにあったので、余裕を持たすために9枚に(最低限は前述の通り8枚の認識)。また、ドローサポートを兼ねてスピード雷エネルギーは最大採用枚数4枚にしてます。
ウィークガードエネルギーに関しては、うねりのおうぎ採用も増えてるので、闘タイプへのお気持ち程度の抵抗ですが、ワンチャンス掴むために1枚採用。ただ、使う場面少ないので割り切って他のカードに変えるのも良いと考えます。
アニバーサーリーコレクション以降環境 デッキレシピと考察(2021/12/10 追記)
アニバーサーリー以降、カードプール的には大きな変更は無く、引き続きブルーピカゼクを使って各種大会に参加してきたので、各大会での結果レシピと簡単な解説を追記していきます。
大会ごとにレシピを掲載するので調整の変遷についても参考にしてもらえればと思います。
なお、途中経過に興味がなく最終構築だけ確認したい場合は、途中のレシピについては読み飛ばしてください。
おさらいの意味で、まえがきに記載させてもらった最近の大会結果について再掲させて頂きます。
(1) 2021/10/31 トレーナーズリーグ@fellows 解説
(1)-1 前回レシピ(2021/10/17 シティーリーグ S4@バトロコ柏駅前 )からの変更点
(1)-2 調整ポイントの解説
前回の構築から変更点が多いため1枚ずつ
以前採用を見送っていたライライの採用になります。
カプコケコVmaxのダイショックによるマヒは、強力なのですが、相手がピカゼク中心に3-3のサイドプランで狙われる場面が増えてきていることや三神相手に3-2-2を強要されたりした場合など、マヒが刺さりにくく必ずしもカプコケコVmaxで詰める必要性が無い場合が時々発生します。
そうした時に、ライライであれば相手のサイド枚数に関係なくマヒが狙いに行くことができたり、対黒馬や連撃ウーラオスなどピカゼクを使いにくい対面で使ったりと対応力の幅が広がるため、カプコケコVmax 1枚分をライライに差し替えました。
ライライを刺すことで、他にも以下の様なメリットがあります。
上記の解説に書いた通り、ライライ採用するならタッグスイッチが非常に強力なため合わせて採用するのを個人的にはおススメします。
なお、採用のために抜いた嵐の山脈2枚目について基本的には1試合1回程度しか使わないので1枚採用でも良いと割り切って抜きました。ただ、後々ピン刺しとしたことで弊害が出てます・・・。
まずは、抜いた3枚について
・ウィークガードは、連撃ウーラオスのシェア率低下にともなって、対策のために1枠割くよりは少しでも強みを活かすことを考えて抜きました。(そもそも、最近の連撃ウーラオスは、うねりの扇が採用されていることも多く対策として弱いという点もあります。)
・シロナ&カトレアは、ドローサポート減らしたくないものの枠捻出のために泣く泣く。ただ、ライライもタッグコールの呼び先となり、タッグコールから呼べるカードの枚数を減らさないようすることも少し意識しておりました。
・ポケモンいれかえは、後述するあなぬけのひもの採用を試してみるために1枚差し替えを実施致しました。
次に採用3枚について解説していきます。
・エネルギー転送は、シティリーグでの反省を活かし採用。
・ツールジャマーは、主に黒馬対面を意識して採用してみました。後1そうでん時にパルスワンに貼ることで、ふうせんでの入れ替えや、めいかいのとびらでのエネ加速先に制限し、ホラーハウスGXを使われることに対して牽制をかけることができます。他のデッキへの用途としても相手のタフネスマントを無効化して打点不足を解消したり、おまもりを貼っても耐久の変わらない場合の使えるグッズとしての機能もあり、あると便利なグッズなのは間違いないです。ただ、対黒馬含めて必ずないと困るというグッズでもなかったためのちの構築では採用から外しております。
・あなぬけのヒモは、白馬対面ではくばVmaxバトル場で後ろ何ひっぱってきても勝ちという盤面があり、ヒモあればと思って採用してみました。使ってみての感想として、ポケモンいれかえとあなぬけのヒモ1-1採用のためブルーでポケモンを交換するグッズを持ってくる際どちらから使ってどちらを残すべきかすごく難しいと感じました。というのも、コケコVmax・ライライのマヒやリセットスタンプ・雪道などでバトル場ロックしながら戦うことも多く、自分のポケモンは入れ替えたいけど、相手のバトルポケモンが入れ替わってほしくない場面も多々あります。そうした後の展開としてどちらを残すべきかと考えるのが難しく、デッキパワーの最大値を取るより安定性を取りたいと考え次のレシピでは入れ替え2枚に戻しています。
(2) 2021/11/13 みちびき杯 解説
( 2)-1 前回レシピからの変更点
(2)-2 調整のポイント
引き続き、黒馬対面強化月間として調整していました。
その中で、チャレンジ的に採用したものとしてしあわせタマゴがあります。
黒馬対面は、ゲンミミのホラーハウスGX・ポルターガイストも強いのですが、他にもマリィorリセスタ+ナイトウォッチャーも実はかなりきつかったりします。というのも博士の研究やデデンネGXでの大量ドローをほとんどやらないことから、手札を増やす手段が少ない、かつ山に不要カードが残りやすいという側面があり、途中まで優位に進めていても一度決められるとそのまま負けにつながるパターンが時々あります。
ということで、対策カードとして何かないかなと考えた時に思いついたのがしあわせたまごでした。
思いついたきっかけとしては、昔手札補充に困った時に何使ってたかなと考えた時に、ひのたまサーカスズガドーンデッキでふしぎなタマゴ使って補充してたの思い出したことによります。ピカゼクにブルーの探索合わせると強いのではないかと考えたきっかけとしても、ブルーレシリザを思い出してのことであり、過去に活躍したデッキからヒントを得るということは自分がデッキを構築する上で大事にしてたりしています。
ただし、今回のしあわせタマゴに関しては、以下2点の理由からあまり強くなかったです。
上記理由から、このみちびき杯では、対オロヨノ戦でもしあわせタマゴを上手く活躍させることができずこのあとすぐ抜くことになりました。
こういった試行錯誤を繰り返しながら日々色んなカードの可能性を考えたりしています。
あとの調整としては、カプコケコVについては上述の通りスパイラスサンダーで黒馬を意識して採用ですが、使わない場面がやっぱり多い(みちびき杯では全試合通して使用しませんでした)ので他のカード優先でまた後程抜けていきます。もちろん、他の要素として後1メッソンを倒せるのでイージーウィンを拾いやすくなるもですが、そもそも相手が先1メッソンのみ展開で終わってるときは事故気味の状況といえます。そのため、順当にやりあえば勝てる試合が多いと思うので後1メッソンを狩る目的だけの採用は少し理由付けとしては弱いと考えます。なお、後1メッソンを狩ることを目的とするなら採用候補カードの章でも書いてある通り、げんきのハチマキ採用が見れる範囲も広がりオススメです。
残り、ポケモンいれかえ&あなぬけのヒモは前述の通りと、基本雷エネルギー1枚抜いたのは、これも苦肉で枠捻出のためになります。(基本雷エネルギーの枚数もずっと言ったり来たりしていますが、今は8枚に落ち着いてます。)
(3) 2021/11/23 BOX争奪戦@ババロコ 解説
(3)-1 前回からの変更点
(3)-2 調整のポイント
今回採用した嵐の山脈2枚目については、嵐の山脈がサイド落ちしていたことが原因の一つでそのまま負けにつながったこともあり、2枚採用に戻しました。試合後半でダブつくことも時々あるのですが、後1盤面で絶対に使いたいという時サイド落ちしていると致命的なため個人的には2枚採用推奨です。(スタジアム5枚採用だとスタジアム貼りあいにも相当強いです。)
また、博士の研究については、ドローサポートを増やしたいとなった時に1枚くらい博士の研究があっても良いかなと考え再度採用してみました。が、BOX争奪戦の決勝戦でピカゼクスタート、手札のサポートが博士の研究のみでいれかえ手段引きにいって結果引けず、博士の研究で捨てたリセットスタンプとパルスワンVmaxが後々響いて負けたのでこの後すぐに抜きました。
(4) 2021/12/04 かつた杯 &東横杯 2021/12/05 解説
かつた杯と東横杯で構築は同じなため同時に解説していきます。
なお、12/10時点のむさしの構築と同様の構築になります。今のところ追加の調整予定もないため(出場資格は残念ながらないのですが)、もしシティリーグAD2出れたら現時点ではこの構築で参加する予定になります。
(4)-1 前回からの変更点
(4)-2調整のポイント
博士の研究抜いて、過去の構築でマリィ採用したのはドローサポートを博士の研究以外で何を採用しようと考えた時に引けるカードの枚数が多く、手札にダブついたエネルギー戻したり、中盤のリセットスタンプ代わりに使えたりと役割が多いと考えたためになります。もちろん、終盤リセットスタンプと併用して使えないといった弱さがあるためこの枠は、シロカト2枚目やエリカのおもてなしの採用等を好みに合わせて検討しても良いかなと思います。
もう一つのポイントとしては、にじいろのはなになります。
この時期に大会外でババロコのジムバトルに参加したのですが、肌感でクワガノンが増えていると感じ対策を厚くする必要があると考え採用しました。実際以下のツイートにもある通りクワガノンのシェアはこの瞬間ではありますが増えていました。(日進月歩でシェア変わるので明日はまた違うかもしれないですが。)
(余談ですが、ブルーピカゼク(ピカゼクコケコ)がシェア一覧に載ってるの嬉しいですね。)
にじいろのはなについては、無くてもクワガノンデッキと戦えるのですが、やはりあるとだいぶ楽になります。具体的な使い方としてはとらいくんのnoteの有料部分に書いてあったりするので興味ある方はぜひ読んでもらえればと思います。(もしくは、TwitterのDM等で聞いて頂ければと思います。)
なお、にじいろのはなを採用したことで、おおきなおまもり・タフネスマント・にじいろのはなと3枚のHPを増やすどうぐが採用されている点は、他のブルーピカゼクの構築と比較すると変わっている点になりますが使用感としては過剰投入といった感覚は無いです。
特に2-3-3をサイドプランとして押し付けたい関係上HP200のパルスワンVやコケコVで戦いますが、タフネスマントやおまもりが貼ってあると相手に大きな圧力をかけられます。そうした時に、ピカゼクはHP240と耐久力が低く基本的にはおまもり貼っていきたいのですが、おまもりを貼るかどうか悩む場面が今まで多々ありましたが、にじいろのはなまで入れたことでピカゼクに貼る道具は基本にじいろのはなに絞ってプレイできるようになりました。
(にじいろのはなと大きなおまもりでHP260とHP270の10の差がありますが、環境で使われるワザのダメージから考えると耐久ラインは変わらないと考えて良いです。)
まとめると3つのHPを増やすどうぐの使い方としては以下の通りになります。
なお、3枚採用自体の効果としても以下の内容があると考えます。
他にもベンチダメージ受けないということでクワガノン以外の相手としてはれんげきウーラオスやサンダースVmaxデッキにも副次的ですが効果があります。
最後に抜いたしんかのおこうですが、今までの調整と同様泣く泣く枠捻出のためということは間違いないのですが、ライライの採用やHP増やすどうぐの多投により、進化しなくても何とかなる盤面も増えたことから他の枠捻出との比較で決めました。
以上長くななりましたがアニバーサリーコレクション以降の調整内容なります。
Fレギュレーション追加(シティーリーグアディショナルシーズン2)環境に向けて(2021/12/10 追記)
執筆している本日2021/12/10にスタートデッキ100のカードリストも公開されて、本当のピカゼクが使える最後のC-F環境カードプールが出そろいましたので本当に簡単になりますが、環境考察していきます。
(1) ブルーピカゼクデッキ自身への影響について
採用候補で考えられる新規追加カードは、以下3枚程度かなと考えていますが、どれも採用には至らずデッキパワーとしては変わらないかなと考えています。
採用候補①:ライコウV
特性、ワザどちらも使いやすく逃げエネ2以下の強力なカードですが、ブルーの探索とかみ合いが悪いこととベンチを絞るデッキのため打点が伸ばしにくいという点から不採用
採用候補カード②:マリィのプライド
先2フルドライブも狙えるかと一瞬期待したのですが、対象がベンチポケモンのみというところが絶妙に使いずらいです。そもそも似たカードでビートあるので、マリィのプライド使ってるなら既にビート採用して先2フルドライブ狙いに行ってますねということで不採用。
採用候補カード③:ハイパーボール
先に紹介したカードと比較すると少し異なり完全に不採用候補ではなく、デッキにいれられる可能性のある1枚であると考えています。というのもどんなポケモンカードも持ってこれるというのは言わずもがな強力で、単純にしんかのおこうを差し替えたり、更に枠圧縮という観点でいうとばとるVIPパスを抜くということまで視野にいれることができます。そうやって、ハイパーボールを採用することでデッキパワーの最大値としては上げることができますが、コストの2枚トラッシュは手札を増やしにく本デッキにおいては厳しい場面が多く、デッキの安定性を大きく下げることになるため現実的には不採用かなと考えております。(C-F環境が長期間であったり、大型大会のCLがあったりすれば調整する価値はあると考えますが、短い期間のためデッキの調整に時間を使うより、構築固めてデッキを回して練度をあげていく方が価値が高いと考えている点も不採用と考える点になります。)
(2) 他のデッキへの影響(ブルーピカゼクの立ち位置)について
追加されたカードの中には、エンテイV・ザルードV・キングラーV/Vmax・ボスゴドラV等々詳細は割愛しますが、強力なカードがいくつかありますが、環境として大きく変わる点としてはやはりハイパーボールの存在が一番大きいと考えます。
そうした時に、ハイパーボールの恩恵を受けて、シェアが大きく伸びそうなデッキとしては、ミュウVmaxデッキとムゲンダイナVmaxデッキであると考えます。一方、ブルーピカゼク的に一番の関心事であり一番の懸念としては、連撃ウーラオスのシェアということになりますが、ミュウVmaxの勢いがさらに増す環境と考えるとムゲンダイナVmaxへの刺さりが多少良くても大きく増えることは無いかと考えております。結果として、ブルーピカゼクの立ち位置としては悪くなく、Fカードの追加恩恵を受けられないもののピカゼクレギュ落ちの最後まで活躍できるのではというのが個人的な考察になります。(蓋を開けてみたら全然違うということもあるのでもし予想に反して連撃ウーラオスが増えたら申し訳ないです。)
あとがき
(1) あとがき①(最初に記事書き上げた時の記載分)
ここまで記事にお付き合い頂きありがとうございました。
色々と書かせて頂きましたが、大会でのレポートや各対面ごとのポイントなどまだまだ書けていない箇所もあるので余力があればどこかで触れられればと思います。(気になる方は、個人的に聞いてもらっても大丈夫です。)
そして今回の記事は2022CL横浜に向けてということですが、2022CL横浜を終えるといよいよCレギュレーションがサイド落ちが見えてくると考えております。そうすると、2022CL横浜がピカゼクをスタンで使える最後の大型大会であることが高いので、全国のピカゼクファンの皆さんで盛り上げていけると嬉しいです。
(この項目を書いている、8/9現在だとリーフィアVmaxがまた流行りだしているということ目にしたので環境的にいい流れが来ているかもしれないです・・・笑)
最後に、普段練習付き合ってくれてるチームメンバやポケカ友達の皆さん。
ツイッターでいいねくださる皆さん。
そして何より、大きな結果を残していないにも関わらず記事を購入してくださった皆さん。
本当にありがとうございます。
今後も有益な記事をお届けできるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願い致します。
(2) あとがき②(12/10追記分)
今回の追記で本記事の追記は最後になる予定ですが、追記分含めて3万文字超えの長文(かつ、文字中心で読みにくい)記事にここまでお付き合い頂きありがとうございました。
なお、今回のに関しては、記事を追記分から換算しても1か月以上経った11月においてもちらほら記事を買って下さる読者の方がいたり、noteのフォローしてくれる方もたくさんいてくれたりしたことに対してぜひ還元したいと考え実施致しました。
そうこうしている内に、ピカゼクをスタンダード環境で使える期間もいよいよ秒読み段階に入ってきて残すところ1か月程度になりましたが、シティリーグアディショナルシーズン2の開幕時期でもあります。
私自身は、シーズン2+アディショナルシーズン1に参加できておらず、シティ参加回数が1回足りてない状況ですが、残念ながら参加権利がないため公式大会としてのピカゼクとはお別れとなっております。また、シーズン4に関してはブルーピカゼクのシティ入賞報告も以下ツイート(リプライ込)の通り、多数あり飛躍の時期でもありましたが実は優勝数として0でもあります。
という状況で最後の最後で、アディショナルシーズン2に参加権利を持っていてブルーピカゼク握って優勝狙ってやると考えている方々に向けて本記事が少しでも足しになってもらえれば幸いです。もちろん自分含めてアディショナルシーズン2参加しない方々も自主大会等で最後までピカゼク盛り上げていけると嬉しいなと考えていますので、本記事で書ききれていない各デッキへの立ち回り等も含めて何か質問等がありましたら気軽にDM等で連絡頂ければと思います。
以上ピカゼクのレギュ落ち控えて少しセンチな感じで色々書きましたが、スタンダード環境からピカゼクが落ちてもエクストラ環境では現役バリバリで完全な別れというわけでもないですし、ピカゼク落ち後の環境でもまた色々デッキ考えてnote記載できればと考えておりますので、今後ともぜひよろしくお願い致します。
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