【全文無料】【第6回 ガルシア杯 best16】アルセゼラオラ空ピカのススメ ver3.1【未来/古代 環境】
1.はじめに(自己紹介)
こんにちは。むさし(@musashi_pokeca)と申します。
初めましての方に向けに手短に自己紹介させて頂きます。
ポケカ歴は、小さい頃やっていたのを除くと、ちょうど『タッグボルト』というパックが発売された頃(2019年1月頃)始めております。
そのパックを買って手に入れた『ピカチュウ&ゼクロムGX(通称:ピカゼク)』を相棒として、以来メインデッキは『ピカゼク』一筋でポケカ楽しんで、気がつけばCレギュ落ち(2022年1月13日)までの約3年間ずっと使い続けてきたという経歴があります。
ずっと使い続けている中で、雷タイプに愛着がわいてきたこともあり、ピカゼクのCレギュがスタンダード落ち以降は、新しい相棒のアルセウスとカプコケコVmax(アルセコケコ)、ハイクラスデッキゼラオラが発売されてからはゼラオラVを組み合わせたデッキを愛用して日々、ポケカを楽しんでおります。
なお、直近前環境時点のものになりますが、普段使っているアルセゼラオラ空ピカデッキについてnote執筆させて頂いておりますので、本note読んで頂いたあと、以下のnoteも合わせて参考にして頂ければと思います。
2.まえがき
(1)ガルシア杯について
今回のnoteは、10/28(土)に開催された第6回ガルシア杯best16入賞ということで書かせて頂いておりますが、トータルの戦績でいうと実は4-3という特筆する戦績を残せているわけでは無いことをご了承頂ければと思います。と前置きをしつつ、まずは(解説不要な方も多いと思いますが)ガルシア杯について簡単に触れさせて頂ければと思います。
ガルシア杯とは大会名の通りになりますが、過去チャンピオンズリーグでの優勝経験があったり、カードラッシュさんとのスポンサー契約を結ばれていたりする実力派カードプレイヤーのガルシアさん主催の自主大会になります。
(ガルシアさん、ガルシア杯のX(旧twitter)アカウントは以下になります。)
ガルシアさんアカウント:https://twitter.com/Trubbishx3?s=20
ガルシア杯アカウント:https://twitter.com/Trubbishx3Cup?s=20
実力派のガルシアさんが主催するというだけあって、参加者のレベルが高いのが特長で、今回の大会もとーしんさんやヨネダタクヤさん、はるnさんといった有名プレイヤーの招待選手も含め強豪プレイヤーがたくさん大会になりました。
また、今回の会場がnote placeということですごくきれいな会場でポケカできたというのもポイントが高いです。
そんな中、今回は132人中best16位に入賞という結果で出来すぎな部分が半分、もう少し頑張りたかったという気持ち半分といった感じのため、第7回が開催されたらまた優勝目指してチャレンジしようと思います。
余談になりますが以下画像は、best16入賞商品の黒煙の支配者7パック開封結果。
(2)note の前提
今回のnoteについては、ガルシア杯大会レポート中心になるため、3章で対戦レポートに触れた後、4章で持ち込んだデッキレシピと簡単なコンセプトについて解説させて頂きます。
そのため、使用デッキのアルセゼラオラ空ピカデッキの基本的な部分については、割愛させて頂くため興味ある方は1章はじめの章でも触れたnote記事についても参照頂けると幸いです。
(結果として、本note記事においてはゼラオラ要素はだいぶ薄くなっていることもご了承の程お願い致します。)
3.対戦レポート
早速対戦レポートに入らせて頂きます。といっても記憶だいぶうろ覚え(終盤のレポも力尽きて簡素になっている)のため普段こんな感じの試合をやっているんだという雰囲気を感じるレベルで読んでもらえたらと思います。
なお、補足として今回参加したガルシア杯は、10/27(土)といった古代の咆哮/未来の一閃発売翌日の大会となります。
大会デッキ分布としては、以下の通りでまだ粗削りな環境でした。
また、持ち込んだデッキレシピについては、4章で軽く解説しますが、リストの画像のみ先に以下掲載しておきます。
(1)予選 1回戦 vs ロストギラティナ
結果:勝ち 後攻 6-4※お相手投了(山札切れ)
後攻スタート、お互いスローペースの試合。途中の記憶が早速あいまいで申し訳ございませんが、終盤こちらのメインアタッカー壊滅状態ながらも手札干渉など絡めてお茶御濁し再起を図る展開に。一方相手も新品のギラティナVSTARを立てられずアビスシーク連打して立て直しを狙う泥試合になった結果、最後はなけなしのボスの指令でエネのついてないかがやくゲッコウガを絞ったところでお相手逃げる手段無くなったということで投了いただけました。
正直負け試合でしたが、最後まで諦めないのが大事と身に沁みます。
(逆の立場で、勝ち試合をきちんと勝ち切るの本当に大事です。)
(2)予選 2回戦 vs ロストテツノブジン
結果:勝ち 後攻 6-2
何となくの試合の流れ覚えていたのでターンごとに記載。
先1: お相手 かがやくゲッコウガスタート、キュワワー2体ほど立ててターンエンド
後1: スタート思い出せずですが、パッと見ギラティナデッキかなとおもいつつ ベンチのアルセウスVに手貼りエンド
先2: 前のターン出てなかったテツノブジン出てきて、ベンチのアルセウスVをあなぬけのひも絡めて狙われるもミラージュゲートで加速する超エネルギーが足りず一命を取りとめる。(エネ付きアルセウス取られてたらゲーム終了でした・・・)
後2:お相手が、ロストバレット系統のデッキと判明したので、そらをとぶピカチュウVmax立てるプランに移行し、スターバース使いながらジャッジマンで手札干渉しつつトリニティノヴァで、そらを飛ぶピカチュウVに3エネ加速する展開
先3: そらをとぶピカチュウVmaxを警戒してげっこうしゅりけんでバトル場のアルセウスVSTARとそらとぶピカチュウVmaxに90ダメージずつを受ける
後3: バトル場のアルセウスVSTARをベンチに下げてダイバルーン連打の構え
先4:ヤミラミのロストマインで、そらをとぶピカチュウVmaxにダメカン10個、ベンチのアルセウスVSTARにダメカン2個で応戦
後4:再度ダイバルーンでバトル場のヤミラミ取る。余裕があったので手貼りでテツノカイナ育て始める。
先5:唐突にワザマシーンの『デヴォリューション』がとんできてそらをとぶピカチュウVmaxがVに退化となって取られる。
後5:ベンチのテツノブジンをボスでとる
先6:再起図るもリソースだいぶ厳しくてとワザ打てずにエンド
後6:地道に育ててたテツノカイナでキュワワーをごっつあんしてエンド
なお、若干ネタバレになりますが、今回採用したテツノカイナexを使ったのはこの試合のみになります・・・
(3)予選 3回戦 vs白ルギア
結果:勝ち 後攻 6-4
こちらもターンごとの経過を簡単に記載
先1:お相手カビゴンスタートでカビゴンにダブルターボ手貼り、ベンチにルギアV立ててエンド。なお、ルギアV立てるのにハイパーボールでテツノカイナをトラッシュしているのを確認
後1:ゼラオラスタート、初手エネ、ドロサポ無しベンチにもアルセウスVおいてエンド。(ルギア相手に後攻手貼りもできなかったので、正直終わったかなとこの段階で思ってました。)
先2:お相手、ネオラントVからの博士の研究で展開して難なくルギアVSTARからのアーケオス2枚アッセンブルスターに成功。カビゴンにセラピーエネルギー、ベンチのルギアVSTARにダブルターボ、ギフトエネルギー加速してバトル場のゼラオラVにどっすんグースカでエンド。
後2:なんとかナンジャモとか引き当てて動き出し、手負いのゼラオラVをいれかえつつベンチのアルセウスVに手貼りしてエンド
(前の番、ルギアVSTARにダブルターボ加速していなかったら、アルセウスVが次の番取られる可能性もありましたが、取られる可能性も無くちょっとだけ可能性出てきたという気持ちに)
先3:特に大きな動き無くバトル場のアルセウスVがどっすんグースカを受ける。
後3:やっと思いつつスターバース絡めつつ、トリニティノヴァを使ってバトル場のカビゴンを取る。この時、雪道ジャッジマンを仕掛けつつベンチに空ピカVを立てて取られないことをお祈り状態。(カイナ入ってたので、リバーサルエネルギー&レントラーは入っていない型という読み)
先4:雪道も軽く乗り越えられ、新しいアタッカーかがやくリザードンが出てきてバトル場のアルセウスVSTARが取られる。なお、ボスでピカチュウV取られなかったので耐え
後4:空をとぶピカチュウをVmaxにしてベンチのルギアVSTARを取る。
先5~:お相手、そらをとぶピカチュウVmaxを突破できず途中ボスでベンチのゼラオラV取られたりもありましたがそのまま押し切って勝ち。
この日一番頑張った試合で、こういう試合きちんと勝てる日は良いなと感じつつ予選前半戦を終えました。
なお、若干記憶あやふやのため途中間違ってる可能性あるので流れだけ感じてもらえればと思います。
(4)予選 4回戦 vsブジンパルキア
結果:勝ち 先攻 6-5
お昼をはさんで後半戦。
シティでも結果出ているデッキタイプですが、この日は診断発売日翌日で初めて見る型でした。
相手のデッキコンセプトの詳細わからずなところありましたが、結果としてメインアタッカーがパルキアVSTARであったことから、アルセウスVSTARから空をとぶピカチュウVMAX、ゼラオラVMAXを育てて勝ち。なお、お相手の動きが早いことから意外とテンポ奪われて負ける可能性もあり、最後は、ゼラオラVMAXのリアクトパルスが2エネで打てたことで何とかエネ加速間に合ったという試合で先攻/後攻ひっくり返ってたら普通に負けていたので、弱点有利マッチではあるものの安心はできません。
なお、お相手デンソンさんのデッキ詳細は、以下のnoteにて解説あります。
(5)予選 5回戦 vsリザードン(リファイン型)
結果:負け 先攻 5-6
なんだかんだで4連勝で向かえた5戦目。
じゃんけんも勝って先攻取れましたが、先1で初手+1枚ドローでエネ無しスタート。(エネルギー15枚採用と普段より枠の兼ね合いで1枚少ないですが、比較的多めに採用していても1ターン目エネ無しは結構あるんですよね。。。)そのため、バトル場/ベンチにアルセウスVを置いてエンド。
先2は、ベンチのアルセウスVをVSTARに進化させて、スターバースからダブルターボを持ってきて、バトル場のアルセウスVでトリニティチャージから入るパターンに。
この動きは、初ターンエネルギー手貼りできない時は良く狙う動きになります。というのも、バトル場のアルセウスVが後2で初めてダメージを受けて耐える場合、ベンチへ逃げることでボス要求の負け筋は残すことになるものの2ターン目から動いた場合とサイドレース変わらないためテンポ回復に繋がります。また手札の兼ね合いにもよりますが、ジャッジマンや雪道も絡めることができると時間を稼げる可能性がぐっと上がるため、初手エネルギー手貼りできない場合は、初ターンアルセウスVを2面置くこと意識したいです。
少し脱線しましたがこの日もジャッジマン絡めて1ターン稼ぐことができました。その後、なるべくリザードンexに攻撃を当てつつ、こちらもダメージライン計算しながら攻撃を受け流しつつ1進1退の攻防を繰り広げるも一歩及ばず負け。
終盤、雪道下でれんごくしはいでエネ加速できない状況でキバナでトラッシュから炎エネルギーをエルレイドで回収しつつリバーサルエネルギーからワザを使って、そのターンベンチに展開したヒトカゲにエネルギーを加速。エルレイドを取った返しのターン、手貼り進化で捲られるといった動きを決められたの上手かったなといった感じです。
(6)予選 6回戦 vsロストギラティナ
結果:負け 後攻 2-6
苦手なロストギラティナ対面2戦目。
お相手、先1からぶん回って先1雪道を決められる辛い展開。
こちら地道に手貼りのエネ加速で準備進めるスローペースとなり思うような展開できないもののお相手も先2以降中々ギラティナVSTARに進化できず泥試合の様相に。
とはいえ、やはり順当にいくと厳しく、なけなしで育てたアルセウスVSTARを取られた返し、ベンチにはゼラオラV、そらをとぶピカチュウVがいるものの進化できておらずロストインパクトでそのまま押し切られる盤面に。
最後、ボスの指令でエネ無しギラティナV縛ったりしながらそらをとぶピカチュウVのそらをとぶで悪あがきしたものの2裏1表しかできずあえなく撃沈。
この時点4-2で予選終了。基本は5-1以上がトナメなところ、4,5,6戦目のお相手が全て決勝トナメ進出決めてくれていたこともあり、予選15位、結果2枠のみの4-2オポ上がりを決めて決勝トーナメント進出決めました。
(7)決勝トナメ 1回戦 vsミュウ
結果:負け 後攻 0-6
先1お相手動き渋く、場のポケモン3匹程度でフュージョンシステムも使えず。エンド。
後1こちらもベンチのアルセウスVに手貼りしながらじっくり構えるかたちで番終了
先2自分で貼った雪道をロストスイーパーで割りながらなんとかサポートナンジャモに繋がり展開される。ヒモも使って呼び出されたエネルギー付
アルセウスVを呼ばれミュウVMAXで殴られる。
後2、アルセウスVSTARに進化できればという状況でしたが、アルセウスVSTAR自体やハイパーボール、ドローサポートが手札に来てくれることなく、トリニティチャージからベンチのアルセウスVを育てつつ後3以降パワーエッジで戦う展開に。お相手の動き若干渋めなところもあって、ワンパン避けながら後3以降3回程パワーエッジで、相手のミュウVMAX2面を殴って削っていきましたが、手負いのアルセウスVを逃げてベンチに下げて、Vガード付無傷のアルセウスVで攻めたターンにお相手が手札に蓄えていたパワータブレット2枚吐きながらがアルセウスVが取られるプレミをしてしまい結果、次ターンエネ管理間違いで攻撃できないターンできてそのまま反撃できず押し切られて負けました。
なお、Vガードついていたので耐える読みだったところのプレミだったのですが、次のターンのトップドローがアルセウスVSTARだったので、相手の手札を読み切って手負いのアルセウスVのまま突っ張るプランでいっていればと少し悔やまれる試合でした。
この対面お相手のあまみやさんのnoteは以下になります。
以上でだいぶ簡単になりますが、対戦レポートになります。
総じて、凄く運が良いというわけでは無いですが、そういう日に勝てるときは結果として運が良く、結果残せる日だなと感じる一日でした。
4.デッキレシピ/コンセプト解説
この日持ち込んだデッキレシピと簡単なコンセプト解説について記載していきます。
まずは、デッキレシピは以下の通りになります。
診断環境ということで新カード試したいということで以下な感じでコンセプト盛で組んでいきました。特徴的なカードについて少し解説していきます。
①:テツノカイナex
古代未来環境発表時からの注目のカード。ごっつあんプリファイでサイド1枚分ごまかせるため色々戦術の幅が広がることから雷デッキ組むならぜひとも試してみたい1枚。ただし、エネ要求が4枚と比較的重めでアルセウスV/VSTARでのエネ加速もできないことからテツノカイナexにどうやってエネルギー加速するのかがポイントになります。
②:ポピー
テツノカイナexへのエネルギー加速手段として選んだのが、ポピーになります。場のポケモンについているカードを2枚まで移動できるため、アルセウスV/VSTARで加速したエネルギーをテツノカイナexを移動することで1ターン起動可能になります。
③:ミュウex
ポピーを採用してexポケモンへのエネ加速手段増えたならということで採用してみました。逃げエネ0がアルセウス軸デッキと相性が良く、ゲノムハックがあることで、苦手対面のロストギラティナデッキにロストインパクトをみれたり、ゲッコウガのげっこうしゅりけんをちらつかせることでベンチへの圧力をかけれたり、詰み盤面をつくられるミミッキュへの対抗手段になったりと色々痒い所に手が届く存在となっています。また、特性のリスタートもシステムポケモンを使用していない本デッキにおいては、特に終盤は貴重なドローソースとなるので重宝します。
上記3枚は、テツノカイナexを使いたいところから採用を検討しておりますが、カードの採用可否を決める際には、1枚のカードにどれ程の役割を持たすことができるかということ(所謂シナジー)を常に意識して考えております。というのも、20試合に1回とても役に立つが他の試合ではあまり使わず死に札となって事故負けにも繋がるリスクをはらむカードと、どの試合でも概ね役に立つ汎用カード(博士の研究、ナンジャモ、ネストボール etc・・・)の採用枚数を増やす場合、デッキの強さの平均値としては後者の方が圧倒的に強くなると考えています。
そのため、どうせ採用するなら他のカードと組み合わせることによって、20試合に1回というところを10試合に1試合は役に立つといった様に引き上げるということで採用価値を高めデッキの強さの平均値を高めることが大事なポイントになります。
(余談ですが、環境という外的要因で特定デッキへのマッチング回数が多くなり、対策カードを採用する場合は、他のカードとのシナジー無くても必然的に役に立つ割合が増えるので採用するといったことはあります。)
カードの新しいカードを採用する際には、どれ程の役割を持たせられているかを軸にぜひ考えてみてください。
また少し脱線して余談になりますが、過去レギュレーションにあったタッグコールというカードは、1枚で持てる役割が余りにも多く好きなカードの1枚だったりしました。
上記カードは、TAGTEAMという名の付くポケモン、サポートを2枚までコスト無しで2枚まで持ってこれる強力なカードになります。
直近収録されたテクノレーダーと比較して、テクノレーダーがコスト無しかつサポート(フトゥー博士のシナリオ)まで持ってこれたら・・・と考えるとタッグコールの強さが何となく伝わるかなと思います。
なお、Fレギュ以降に初めてCレギュのタッグーコール知らないという人については、以下のnoteで軽く触れているので興味ありましたら少しのぞいてみてもらえればと思います。
上記デッキ採用のコンセプトについて話追記しましたが、あと2枚以下で採用カードについて触れていきます。
④ブーストエナジー未来
テツノカイナを採用するなら逃げエネ4が余りにも重いため、元々こだわりベルトを入れていた枠から捻出して採用しました。
とはいえ、使う頻度が低いテツノカイナexのためだけに採用するのはやはりもったいなく、次に触れるテツノツツミも採用することで少しでもカードの採用価値を高める工夫をしました。(とはいえ、使用頻度少ないことには変わりないので他のカードの採用を考える際に真っ先に抜くのはこのカードかなという位置づけです。)
⑤テツノツツミ
リスト発表されていてから注目していた1枚。似たカードに『でたとこサイクロン』をもつトルネロスがいますが、大きく違う点としてテツノツツミは、手札から出さなくても特性が使えることからネストボールからのサーチでも使えるという特長があります。このデッキにおいて、ベンチを多く展開するデッキでもないことから中盤~終盤腐り勝ちのネストボールはいままでほぼ死に札だったのですが、テツノツツミ1枚が山札にあることで疑似ボスの指令としても役割持てるので戦術の幅が広がって強力です。
さらに、ハイパーブロアーを使うことで、自発的にトラッシュに行くためサイド1ポケモンが残って負け筋になるといったことも防げることからサイド3枚取られるVMAXポケモンを採用するデッキと非常に相性が良いと考えております。
テツノツツミ自体現環境において、採用数が少なく相手の意表を突ける状況でおススメのカードとなっているのでぜひ皆さんのデッキにも採用検討してもらえると良いのかなと思います。
(余談で、ガルシア杯後デッキを試行錯誤いじってますが、ずっとレギュラー採用されているのは、上記で取り上げたカードの中だとテツノツツミのみとなっています。)
以上デッキレシピ/コンセプト解説になります。
5.あとがき
脱線多く長文となってしまいましたが、皆さんここまでお付き合いありがとうございました。
今回は、大会レポートという側面を持ったnote記事でもあったため普段書こうと思って書けていない対戦レポートなど少し経路を変えて書いてみました。
対戦の勝率をあげるには、事故試合や泥試合でもあきらめずにどれだけ食らいつけるかというのが1つのポイントだと考えているので、少しでも参考になればうれしく思います。
また、新弾発売日すぐということで、多少コンセプト盛で乗り込みましたが、テツノカイナexなど採用チャレンジしたカードは、やはり上手く使える場面が少ないという状況が少ないということもあり、現在の構築からは一旦抜けていっています。
ですが、実際に採用し、環境の推移と合わせて使用感を確かめていくということはデッキを調整する上で大事なプロセスとなるためこちらもぜひ参考にしてもらえればと思います。
最後に、改めて大会を主催してくださったガルシアさん含め運営の皆さん、大会で声をかけてくださったり、対戦してくださった皆さ、noteを読んでくださった皆さんありがとうございました。
また、過去のnoteの更新や新しいnote記事含めて情報発信していければと考えておりますので引き続きよろしくお願い致します。