『氷菓』の聖地巡礼してきました

こんにちは。一般オタクの石田です。今、高山市から帰ってきました。

旅の目的は、ズバリ『氷菓』の聖地巡礼。『氷菓』は作家・米澤穂信先生のデビュー作で、アニメ化もされています。

目的地に着くまでの道のりとか、結構X(旧:Twitter)上で書いてしまったことも多いので詳しくは書かないんですが、旅先で撮った写真がちょいちょいあるので、それに沿って土産話でもしようかなと思います。

まず街全体なんですが、めっちゃ綺麗でした。特に水!
川がとんでもなく澄んでいます。

『氷菓』のOPにも映ってる川。とにかく綺麗。

街の至る箇所から山水が沸いていたり、水を流すための水路があったりと、かなり「水」を意識したまちづくりをしてるな、と思いました。

さて、今回の旅で個人的に意識したのは、ズバリ「食べ物を残さない」です。
『氷菓』のヒロインである千反田える 嬢は農家の娘であり、作中でもかなりはっきりと「食べ物を粗末にされると怒ります」と発言しています。

なので、普通のことではありますが、「買ったものは全部食べる」の精神で旅をしていました。2枚目とかは結構今回の旅のベストショットだと勝手に思っています。

▲ホテルの朝餉
▲「米の一粒は汗の一滴なのです」

いざ巡礼しだすと、街全体で『氷菓』をプッシュしているのが伝わってきました。ファンとしても嬉しい限りです。

▲観光案内所には「千反田える米」とか『氷菓』とコラボしたカレーとかが売っていました
▲飛び出し千反田さん

個人的に「行ってよかったな」と思うのは日枝神社と喫茶去かつて。ともに『氷菓』作中に登場する荒楠神社と喫茶一二三のモデルとなった場所です。

▲日枝神社の手水舎
▲日枝神社で買ったレースのお守り(左)
▲『愚者のエンドロール』で折木奉太郎と入須冬実が話してた座敷。作中まんま
▲とりあえず作中通りに抹茶を注文。次はカフェオレが気になっている

特に「かつて」は『氷菓』へのリスペクトがすごくて、漫画版の『氷菓』が最新刊(この前でたばかりの16巻まで)まで全て揃っていたり、交流ノートが収められたりしていました。

▲ノートの量がすごい。コミックスもめっちゃ大切に使ってる

という感じで、非常に充実した旅となりました。心残りがあるとすれば、えると奉太郎が話をした「パイナップルサンド」のモデルである喫茶店・バグパイプに行くのを忘れたことと、日枝神社で御朱印帳を買わなかったことでしょうか。

本当は飛騨牛とかも食べたかったところなんですが、一通り回ってすぐに引き上げました。「やらなくてもいいことならやらない。やらなければいけないことは手短に」ということで。

次あったら上の両方をやって、その上で『小市民』シリーズの聖地である岐阜市とか、『ひぐらし』の聖地の石川郷とかにも足を伸ばしてみたいかも。
でもしばらくは雪と寒さが大変そうなので、来年の春とかですかね?(日枝神社の例大祭が見たい)

それではまた、桜の咲く頃にでも。


おまけ
石田の『氷菓』での推しは占い研究会唯一の部員である十文字かほさんです。
直接出てくるのは『クドリャフカの順番』『あきましておめでとう』『長い休日』のみですが、『ふたりの距離の概算』で語られた「新入生歓迎会の部活紹介において、カバラの歴史を軽く話してすぐ退場した」というやる気ゼロエピソードが大好きです。
ぜひよろしくお願いします(?)

お詫び:当初、十文字かほの登場する話について、『あきましておめでとう』の存在をすっかり忘れて『クドリャフカの順番』『長い休日』のみと表記しておりました。ただでさえ少ない推しの供給を自ら2/3にして紹介してしまう愚行を犯したと大変反省しています。
世界の『氷菓』好き、および十文字家の方々、大変申し訳ありませんでした。

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