最近作ったサムネについて

こんにちは。QuizKnock編集部の石田です。

僕は普段、QKから出るWeb記事の編集をしているのですが、この「編集」という作業は何も文章面だけを見る仕事ではありません。

記事の構成や言葉の使い方を見るのはもとより、記事中に挿入する画像やサムネイル(サムネ)についても我々編集部員が作っています。

▲この右側に表示されているのがサムネ

今回は、これまで僕がサムネを作った記事を少しだけ紹介したいと思います。石田的面白かった記事紹介の面も多分に含んでおりますので、興味があったらぜひ読んでみてください〜


【ガチ計算】『モンスターズ・ユニバーシティ』のアイツは実際どれくらい遅いのか

空想科学系などの記事を書いているシャカ夫くんのおもしろ記事です。

この記事でフォーカスされているのは映画『モンスターズ・ユニバーシティ』に登場するスラッグというカタツムリ(ナメクジ?)のキャラクター。彼の進む速さがいかに遅いかを実際に計算して求めるという奇抜な内容となっています。

このサムネを作るにあたって気をつけたのは、ズバリ「スラッグが似すぎないようにする」こと。

このスラッグはAdobe Illustratorによって描かれているんですが、見た瞬間に「ああ! あのキャラね!」とわかるようにしつつ、著作権侵害で訴えられないようにするというちょうどいい塩梅を目指しました。

敵はディ◯ニー。その巨大な資本を敵にすれば最後、我々はあらゆる力によって潰されてしまうでしょう。

最初の方の案ではデザインができる人と相談してリアルめに作っていたんですが、公開の段階で画面外の某Pが「あれ、これ似すぎじゃない?大丈夫?」とストップをかけたことによってモザイク&目に黒線をかけることになりました。

また、記事の途中に出てくる上半身筋肉ムッキムキのスラッグも描いたのですが、そちらもモザイク加工することに。悲しい。

余談ですが、この筋肉ムキムキスラッグには下半身筋肉ムキムキver.があったりします。こちらは記事未掲載の趣味絵です。

▲趣味で作った。後悔はしていない。

最近はシャカ夫記事の編集は大体僕がやってるので「わかめ」辺りもサムネ作ってます。彼の出してくる企画はいつも面白くて編集しがいがあります。ちなみに、石田とシャカ夫は広義のクイズ同期だったりします。

▲この辺もサムネ作りました

余談ですが、スラッグのサムネ右側の「歩くのが遅すぎる」という文字はスラッグの体色に合わせて上半分を黄色、下半分を茶色にしたんですが、後で見たらオールマイティラボのコアラの動画で使用されている文字に近い何かになっていました。さすがに笑った。

▲サムネの構成もちょっと似てるけど、こっちの方がシンプルですね

▲比較用

海外旅行の英語入門〜レストラン編〜「日本食を英語で頼んでみよう」

こちらは英語が得意なライター・菜葵さんの記事。

海外旅行中の「私」が偶然見つけた日本食のレストランで英語のメニューを見ながら悪戦苦闘する様子をクイズで表現した記事となっています。

サムネで意識したのは、ズバリ「怪しい日本語が書いてあるアジア圏の国のメニュー表」。こういうのに書いてある日本語ってひらがなとカタカナ間違えてたりするよね。

このサムネのメニュー表に書いてある「料理の説明」はどれも石田が10秒で考えたもので、個人的には「おにぎり」の説明「あなたはいくつかの食材を米で包みます。日本でとてもポピュラー。鮭。」が気に入っています。

鮭。

ちなみに、菜葵さんはYOASOBIの大ファンであり、こんな記事も書いてます。サムネは僕が作ったのですが、今見ると「英語」がちょっと見にくいかな?

蛍光灯、点くのに時間がかかるのはなぜ?【素朴なギモン】

こちらは最近加入したライター・イナくんの記事。

冬場の蛍光灯が点灯するのに時間がかかるのはなぜ?」という身近な疑問に対して答えるタイプの記事です。
記事の最後に「今回のポイント」として記事の要点がまとまっているのも大変良いなと思った記憶があります。

このサムネのポイントは、蛍光灯の「灯」の右上の部分が蛍光灯になっているところ。ちゃんとヒモもついています。

また、蛍光灯だけが光っていることをわかりやすくするために、同じ蛍光灯の画像を2枚用意して、片方に黒くて不透明度の低い黒い四角形を重ねて暗くし、その上から普通の蛍光灯部分だけを重ねています。

内容も(手前味噌ながら)サムネもいい記事だなと思っていたんですが、最近はLEDが主流だから「蛍光灯」って言われてピンとこない人もいるのかも?

【おまけ】ぼくのかんがえた最強のサムネ

さて、ここまでで個人的に「いいサムネ」を紹介してきました。最近はぼくの「イラレ力」も上がってきており、クオリティの高い解説画像やサムネが作れるようになってきたんじゃないかな、と思います。

▲これの解説画像(4ページ目)とかも作りました。
結構前の画像だけど実は最高傑作説がある 

個人的に「いいサムネ」の基準としているのは「サムネでどれだけ記事のイメージをしてもらえるか」
そのためには「文字の読みやすさ」や「構図のシンプルさ」が求められると思っています。

思い返すと、編集部に入ってまもない頃、初めてサムネを作ることになった僕に先輩の志賀さんがくれたアドバイスは「文字を大きく、読みやすくしましょう」でした。

その後、1年くらいは「いかに文字を読みやすくするか」を考えてサムネを作ってきたような気がします。(最近はマシになってきたかな?)

余談ですが、イラレのほかにも、最近は家に液タブが導入されて「いつでも絵を描けるぞ!」みたいな状態になっています。

用意は万全。今後も読者の皆さんに良い記事、ひいては良いサムネをお届けしたいと思います。では今回はこの辺で。のしのし

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